2010年 05月 12日
脳の偉大さについて
自分の肉体の中に
骨があって
筋肉があって
神経繊維があって
血液があって
内蔵があって
内臓と内臓の間には
用途のわからない不思議な空間があって
というのを
身体を動かしながら考えると、すごく不思議じゃないですか?
部分も全体も、もれなく全員が本人なのに、大本の人間を形成するために、用途別に少しずつ形を違えているのです。
肉体にもそれぞれの意志というものがあり、
わたしには部分は、みんな自らそれになろうと力強く志向してなった、気がします。
例えば胃袋は
「この人の胃袋だけにはなりたくなかった!」
とかはきっと絶対思わないに違いない。
(病気になってもです。
きっとどんな苦難に見舞われても、身体はいつも、生きて自らの職務を全うしようとすると思います。
幸福の絶頂にいるときも、どん底的絶望のさなかでも、身体は同じように忠実に呼吸を繰り返し、心臓は鼓動を打ち、血液も循環しているわけで。今日は気分が乗らないからいつもの半分だけ脈ってみることにしよ。なんて話は聞いたことがありませんから。)
世の中に存在するほとんどのものは
そうなりたいからそうなっているのであって
そうなりたいを巧妙に隠すことができるのは
頭脳をもってして、はじめてできることに違いありません。
生まれてこなければ良かった。
なあんて思えるのは
きっと脳だけなんだろうなあ~。
そう考えると、脳は偉大だ。
だから自分が脳フェチなのだというつもりはないんですけど(笑・フェチです。中学生の夏の自由研究のテーマに選んでから、ずっと大好き!どなたか、脳関係でこの本はおもしろかったよ、というのがありましたらぜひ教えてください。)
嘘つきだから、脳はおもしろい☆♪