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artandlove☆もんもく日記2

sakura

ひーこちゃんと完熟マンゴーさんと一緒に、お花見に行ってきました。
霧雨にけぶる桜の花は、
たとえようもなく美しい。

遠くから見る桜は気体のようですが

近くで見る桜は花のようです(花です。当たり前です。)


遠くから見ると、エネルギーがよくわかって

一本一本の個性の違いも際立つけど

接近しすぎると

桜という花にしか見えない(笑)


完熟マンゴーさんと話していて

人間も同じかも。と思いました。

近づきすぎると、細部が恐ろしくクローズアップされて、全体が見えないの。




だから近くの人と
学びをするのかな。


地面に枝を堂々と伸ばした桜の木の中にいると

くっきりと輪郭もあらわなその花たちはあまりにも健全に見え、

桜の木の下にいると気が狂う

という坂口安吾的境地にはとてもなりません。

安吾の桜の森の木は、みんなきっとものすごく背が高かったに違いない。



一週間前、完熟マンゴーさんとやっちゃんは、同じ場所に花見の下見にきたそうです。

そして、行楽客の間で

へそ呼吸をしたそうです(笑)

へそ呼吸をするためには大地に寝そべる必要があるみたいで、今日は雨だったのでそれはできませんでしたが、実にへそ呼吸にふさわしい桜が

そこにはいっぱい咲いていました。


そうだ。

いぜん石井ゆかりさんの「青い鳥の本」http://www.crispysand.jp/#home/右下をクリックすると出ます。というのでその日の言葉を出して遊ぶ、というのをやってみたら


普通に見る愛は、レタスやバラの花びらといった

鮮やかな色や、形をしたものですが


実はそれらは、土の中で育ち、芽を出します。

愛という形も、深い部分では

全然違う見え方をするものです。


というようなことが書いてあって、

これはもしかして、桜の見え方に、

似てるかも。

と思いました。



桜のエネルギーも

桜という名前の花も

愛の一つの側面でしかないんだろうな。



幹の中で流れる樹液とか

ぷっくりと開いてゆく芽とか

植えられてから枯れるまでの悠久の時間とか

花を見てくれた人の

記憶のかけらの集積とか


桜のピースは、受け取る人の器の大きさだけ、きっと存在するんだろう。

どこまでもふかまってゆく世界に、うっとりする、2011年の春でした。
by terasumonnmoku | 2011-04-22 23:06 | Comments(0)

スピリチュアルアーティスト/セラピスト/時々社会活動 前過労死等防止対策推進委員。勝手に自死防止活動推進中。スピリチュアルとリアルをアートで融合し、人の繋がりの力で新しい世界の創造を目指しています。

by terasumonnmoku