11Steps-風の音・光の音 コンサート。

友人のかなちゃんと創っている「篳篥(ひちりき)&ピアノ」ユニット、
11Stepsの「風の音・光の音」コンサートが無事終わりました。

大雪の、大変な状況のさなかにもかかわらず、いらしてくださったみなさま、
ほんとうにありがとうございました。
心から感謝しております。
雪のために今回はお会いすることができなかったみなさま。
これからも活動してゆきますので、またの機会にぜひ、いらしてくださいね!(^○^) 

趣のある古民家レストラン「びすた~り」に響く篳篥の音色は、最高でした。
かなちゃんの篳篥は、回を重ねるたびに、どんどんと深みを増してゆくのです。
深々と降り続く雪のなか、聞いてくださる皆様や、漆喰の壁や、温かみのある太い梁に音が浸透してゆくようすが、ほんとうに美しかった。

みなさまと、その場を一緒に作ることができて、うれしかったです。

かなちゃんの「君が代」は、海に上る朝日の匂いがする。
希望に満ち、あたたかく、輝いている。
世界の、どこにもない響きです。
あのシンプルな楽器は、奏でる人の精神性を、ダイレクトに伝えてしまうんだろうな。

仲間内で楽しんでいるのがもったいなくて、どうしてもこの音を他の方に聞いてほしいと思いました。
それが、長いブランクの末に音楽活動を再開した、わたしの動機です。

篳篥は大変デリケートな楽器で、一本で音楽として成立させることが難しい。
でも、うまくピアノを合わせれば、モダンジャズみたいになっちゃうかも!
そうしたら、コンサートも開けちゃうかも!

かなちゃんは、渦中の混乱期からずっとそばでわたしを支えてくれました。
思えば彼女とのコラボも、夫の死がきっかけです。

結局、彼が道を作ってくれた。
音楽が響いている家が欲しいと言っていたのに、
こんなにも長い間、買ってくれたピアノを弾かなくてごめんね。

わたしが夫を失ったように、かなちゃんは、津波で故郷を、長く続いた家と畑と伝統を無くしました。
ふたりで創るこの音楽は、祈りだと思っています。
失ったすべてのものに、感謝を伝えたい。
そうすることで、わたしたちがともにあった時間を愛し、大切な記憶を引き継ぎ、ずっと一緒に生きていきたい。

演奏する場そのものもすばらしかったのですが、今回、更に感動的だったのは、自分自身が、このイベントをわくわくしながら楽しみに待てたことでした。
夫が亡くなった直後から、ほとんど眠らずに動き続けきて、ハードなことだけでなく、楽しいこともたくさんしましたが、
楽しむためには、感情の葛藤があり、常に気合が必要だった。

その行動をする前から楽しみにできていたか?というと、そうでもなかった気がする。
もちろん、全部やりたくてやっているのです。
ただ、自分の中のわくわくとは結びついていなかった。

このへん、うまく説明できる自信がないし、
その時点では全然そうは思っていなかったのですが、
ほんとうの自分、というより、わたしってそういうひとよね。というバーチャルな感覚のもとに日付を決めて
無理やりいろんなことを、こなしてきた気がする。

「わたしって、幸せだし、別に何にも問題ないのよねー」といいながら、
顔に思い切り「不満!」と書いてある人をよく見かけますが、きっとわたしもそうだったんだろうな。

まあしょうがない気もします。
大変だったんだろうし。(みなさんと同じように、やってる本人はよくわからないー爆!)

だから、今回自分が純粋にわくわくできたことが、すごくうれしかった。
かなちゃんは、どんな音を奏でてくれるだろう。
みんなはどんなふうに、それを聞いてくれるだろう。
そこに自分はどういう色をつけていくことができるのかな。

細部を見れば道は果てしなく、それはどの世界も同じです。
でも、音楽は楽しい。
まだまだ成長の余地がたくさんあることが、勇気をくれるのです。

身体の中で絶えず鳴り響いている音を、正確に表現できるようになりたいな!
練習あるのみ(^○^) 

11Steps の演奏会は終わりましたが、ここから三月頭まで
友人の及川徳子さんの朗読とのコラボイベントが続きます。
興味のある方はぜひ、こちらもよろしくお願い申し上げます♪

このたびは、ほんとうにありがとうございました!!!!!!










by terasumonnmoku | 2014-02-17 11:56 | アート | Comments(0)

宇宙真理哲学講師、らくがきすと、即興ピアニストぷらす社会活動家(過労自死遺族当事者)働くことから世界を変えるをモットーに、さまざまな活動をしています。合言葉はREBORN.大事なのは、生きることだ!


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