2014年 03月 12日
311つなげよう希望の光
2年前の311は、徳ちゃんくみちゃんがジャックした
エフエム泉の「星空プロジェクト」特番で、
夫へのラブレターを読んでもらう。
という公私混同なことをしていて(笑・この日記のどこかに埋まっているはず)
昨年はここ、びすた~りで、徳ちゃんの読む、
世界的なデザイナーで、ピースコンダクターの稲吉紘実先生著の
「この星が絵でうめつくされたら」の物語にピアノで音楽を付けていた。
その大好きな稲吉先生に、一年ぶりの再会!!!!
会うなり「顔が変わったね」と言われました(笑)
やっぱり、昨年はまだひきつっていたんだろうなあ。
かなり、渦中だったので。
「おおごまだらになりたい」は、初めて読んだ時から泣きそうで
実際に弾いたらどうなっちゃうんだろう。
と、どきどき。
イベント開始直後の「おおごまだら」
徳ちゃんの声に導かれるように鍵盤に触ると、
ふつうに字を追って行ったときとは全然異なった感覚が、
立ち上がってくるのを感じました。
悲しみが、わたしたちのからだのなかで、強い力を持った光になり
まっすぐに進む道になってゆく。
エネルギーが変容するその場に居合わせたような、不思議な感覚。
その後、参加されたみなさんの復興の物語の後で、
20時46分に部屋のあかりを消して、
被災女性が作ってくださったローソクに火を灯し、
希望の光をつなげました。http://311hoshizora.jp/
ろうそくが本当に美しくて、炎が鮮やかに浮かび上がる。
最後に「この星が絵でうめつくされたら」の朗読。
即興とはいえ、迷子にならないように調性やリズムや、主要なモチーフの
大体のイメージを決めてスタートするのですが、
はじめてみると、想像したものと全く別物になっていて、
弾いている本人がいちばんびっくりしました!
ピアノ、おもしろいなあ。
ピアノは独学で、いままでずっと「いいんですかっ!」という感じでやっていたけど
すっごくおもしろい。
鍵盤の上で音を紡いでいるだけで、別の世界に行けちゃうみたい。
音楽が、ドラえもんのどこでもドアみたい。
とうもろこしにも言われました。
「母さん、楽しそうにピアノ弾くようになったね」(笑)
あたたかな素敵な会に、みなさんと一緒に参加せていただきましたことを
とても光栄に思っています。
びすた~りで、みなさんとともに、祈りを寄せることができて
ほんとうにしあわせに思いました。
これからまた、新しい毎日がはじまりますね。
いつが、人生最後の一日になっても悔いの残らないよう
悲しみを力強く抱きしめながら、元気いっぱい生きていこう。
だいじなひとと、微笑みを交わしながら。