かぐや姫の物語。TOKYO TORIBE。

9.かぐや姫の物語  (2013年スタジオジブリ・高畑勲 監督)

ラフな感じの作画なのに
みずみずしさを感じるのはなぜなんだろう?

かぐや姫は、罪を償うために地球に送られたそうだが
月より、地球のほうがずっと楽しく、魅力的に描かれていた。

この映画の中には、独房的な苦しみや閉塞感のなかからら
あおぎ見るような光が、鮮やかに切り取られている

そういうのが昔は多かった気がするが、
独房の窓じゃなくても、もういいんじゃないか、とも思う。

そんなに制限をかけて、がんばらなくても
わたしがわたしでいて、あなたがあなたでいれば、
それだけでじゅうぶん。

10.TOKYO TRIBE (2014年日本・園子 温 監督 116分)

人気コミック「TOKYO TRIBE 2」を園子監督が実写化。
東京都内の各エリアを占拠する
ストリートギャング同士の抗争の行方を、全編ラップミュージカル?で描いている。
レビューも見たけど、ものすごく評判が悪い(笑)
そして、ものすごく下品(笑)

TRIBEとは、種族、とか、部族とかいう意味で、その部族同士の抗争は、
まるで中東の争いのよう。

抗争を続ける、無邪気な若者たちのTRIBEに
潤沢な資金力と、なんらかの政治的?宗教的背景を持った
大人な(だけど最もイカレタ)ひとたちが全面攻撃を仕掛ける。

それまではバラバラに戦っていた各地区のTRIBEたちは、
部族存亡の危機を迎え結束するが、
獰猛なグループではなく、なぜか <LOVE & PEACE> を信奉する、練馬!のリーダーが
彼らを統率して、危機に立ち向かう。

これはまさに、「お花畑が世界を救う」物語なのだ。

その、血で血を洗う抗争の中で、唯一の人間ドラマっぽい憎しみが
最も笑えるようなチープな理由だっていうところが、たまらない。
人の争いの理由なんて、所詮そんなものなのかも知れない。

世の中の評判は悪そうですが、カルト&B級ムービー好きにはたまらない( ^ω^ )
見終わったあとで元気いっぱい。

    

by terasumonnmoku | 2015-02-05 21:20 | 映画 | Comments(0)