15.おいしいコーヒーの真実。

おいしいコーヒーの真実  2006年 英米 マーク・フランシス監督 78MIN

大好きで毎日飲んでいるコーヒーが
どこで作られ、どのようにして
目の前にあるのか、考えたことがなかった。

あるとき、仙台の珈琲店「ほの香」
の店長さんに
コーヒー農家さんが厳しい状況にあり
自分は、珈琲店を経営する中で
農家さんと直接取引をして
みんなが生きていけるような経済の循環を作りたい
と思って仕事をしている。
と、いうような話を伺ったことがあった。
http://honokacoffee.com/SHOP/list.php?Search=%E3%82%AE%E3%83%95%E3%83%88
その時はじめて、コーヒーが極めて不公正な
取引の果てに自分の目の前にある。
ということに、うっすら気がついた。

ただ市場規模や、問題の所在があまりに大きく
どのように貿易の不均衡がつくられているかが、
自分的に今ひとつピンと来なかった。
今回のこの映画はわかりやすい。
    ↓
エチオピアでコーヒー生産農家の地位向上のために活動する
タデッセ・メスケラさんに焦点を当て、
世界経済・貿易の不均衡と搾取の実態をレポートしたもの。(wiki)

1989年に国際コーヒー協定が破綻したために
コーヒーの価格は大幅に落ち込み
コーヒーの輸出に頼っていたアフリカ諸国は
貧困にあえぐようになった。
エチオピアでは、毎年700万の人が
緊急食糧支援を受けており、援助がないと生きられない
状況が続いている。

この映画の中で、一杯330円のコーヒーのうち
生産者に渡る金額は約3円。
売上の中のわずか1パーセントに過ぎない儲けが
たとえばあと、もう1パーセント増えれば
それは現在アフリカ全体に先進国が行っている
緊急食糧援助の5倍の収入になる。

という最後のクレジットを読んで
なるほど。こういうことを
昔の人は<搾取>と呼んだのか。
と、はじめてしみじみ腑に落ちた。
(しかし現在ではコーヒーの相場は若干は落ち着いているらしい)

それにしても、先進国って(今や日本もそうなのだと思うが)
ほんとうにえげつないことをするなあ!
とは思ったけど、フェアトレードにすればアフリカの飢餓が解決する。
という単純な問題でもないらしい。

なんだかいろいろ難しそうだ。
でもできることといえば、積極的にフェアトレードの製品や
ほの香のような店で買う、
ということくらいしか思いつかないので
とりあえずそれはやろうと思った☆彡






by terasumonnmoku | 2015-02-23 21:09 | 映画 | Comments(0)