音楽とダンスの夜。

先日、ふらりとうちに、想真君という身体表現アーティストの男の子が
遊びに来てくれました。
想真君とわたしは、その前日とあるところで行われた
(その場所も最高なのですがそれはまた別の機会に!)
彼のワークショップで出会ったのです。

そのワークショップで
風になって木々を揺らしたり、
目の前にあるコーヒーカップになってみたり、といった
体を通した、いろんな表現を学びました。
その時間がとてもよく
そして、想真君の動きがなんとも美しく
見入ってしまった(#^.^#)

彼は即興でダンスを踊る人なのですが
即興だとどうしても
踊っているその人の感情がそのまま見えてしまう。
だからふだんは見るのが辛いのです。
でも、想真君のダンスは気持ち悪くならない!

そんな感想を言うと

僕のダンスは
そういうものなんです。
自分の感情を感じて、自分の中の自然を一回ちゃんと受け止めて、
外の自然と調和の中で表現するから。

普通の即興だと、感情がたぶん未消化で
本人が「受け止める」ってとこがないんだと思います。」

自閉症と発達障害を持っている想真くんは
この、ダンスの手法にであって
はじめてひととコミュニケーションをとりたいと
思うようになったのだそうです。

そんな話をしながら、想真くんは父の死から
三年たった今になってようやく
「パワハラで父を追い詰めた大学や上司の先生が憎い」
という感情が、あふれるように出はじめ、
そんな自分が許せず、
極めて情緒不安定になっていた、息子とうもろこしの話を、
一生懸命聞いてくれました。

いままで、わたしがあまりにも怒っていたから
自分の気持ちを、外に出せなかったんだろうな(涙)
ごめんね、とうもろこし。
そしてありがとう、想真君。

わたしたち三人は、もりもりとおいしくご飯を食べ
それから、とうもろこしが弾くギターや
ドラム替わりのクッションを叩く音に合わせて
想真くんはダンスを踊り
なんとも不思議な夜が更けていきました。

想真くんのダンスはこちら↓

http://clip-s.jp/so-ma/clip/detail/79787278


by terasumonnmoku | 2015-03-13 21:00 | Comments(0)

本名・前川珠子 らくがきすと・即興ピアニスト・セラピスト&震災復興途上の過労自死で夫を亡くしたひとりの遺族として、さまざまな活動をしています。東北希望の会代表、全国過労死防止センター幹事。高校生の息子<とうもろこし>と二人暮らし。なお、このブログは完全にプライベートな立場からの発信であり、東北希望の会のオフィシャルな活動とは基本的に関係ありません。

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