大きな挫折から立ち上がろうとする時、なにかを創り上げようとする時、一番大事なのは「<自分>をいかに捨てられるか」なんじゃないか。

塩釜市杉村惇美術館へ、「岩井俊二編〜花とアリスのもう一つの物語。を見に行きました!




岩井監督のトークショーと、映画の上映会です。

大きなスクリーン(壁・ですが!)で見る「花とアリス」(NO.26)は格別。
二度目なのに、新たな発見がたくさん♪*゚

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上映に先立っての、岩井監督×写真家 IVY・CHEN ×永田琴 監督のトークショーでは、


「心折れることなく、よい作品を作り続ける秘訣は?」
という台湾のクリエーターの方からの質問を受けての岩井監督の答えが、またすごかったヽ〔゚Д゚〕丿

曰く、「自分の一番やりたいことは、どの作品でも全体の一割だけ」だそうなのです。


「その他の要素、たとえば、予算内に作品を仕上げる。とかそういう現実的な目標を大事にしていく中で、いかにその一割のやりたいことをやり遂げるかを考えること。
それがひいては、作品全体のクオリティを上げることにもつながっていく」。

これ、本当にいいものを作りー続けてーいる人にしか、言えないことだと思う。


マックスで自分のやりたいことだけ、
しかも純度100パーセントを探すから、
結局なにもできない。
って、誰にでもよくある話ですが、


それで仮に、何かを作り上げたとしても
出来上がったものが大きな汎用性を持つとは限らない。
複雑な要素や条件が重層的に絡み合って
ようやく人の目に耐えうるものができていくのであって
自分の満足感の純粋な追求の先に、すぐれた創造があるのではない。



大きな挫折から立ち上がる時も、なにかを創り上げようとするときも
大事なのは

「<自分>をいかに捨てられるか」


なんじゃないかと思いました( ^ω^ )



今回は企画そのものもすばらしかったのですが、
上映会場の天井の高いアーチ型の大講堂がほんとうに美しく、
そこにいる間中テンションが上がりっぱなしでした。

昭和三十年代に公民館分室として建てられたそうです。
あの大地震にもめげず、よくぞ残ってくれました(T ^ T)




次回、7月4日は「リリィ・シュシュのすべて」が上映されます。

カステラのようなおいしそうな建物もあわせて、絶賛おすすめ中です\(^^@)/

http://sugimurajun.shiomo.jp/





※全然関係ないけど、岩井監督には紀里谷監督のクリエーター向けのパーティーで一度お会いしたことがあり、大志を持つ、銀座のクラブで働く美しい女性と、スリーショットで写真を撮ってもらいました。女優さんみたいに綺麗な方で、時事問題とかも話すのです。うっとりしたあまり、後で彼女の使っていた口紅を、こっそり買いに行きました(笑)

※そのとき、岩井監督に「星空プロジェクト」の写真を売り込んで、玉砕しました(笑)わたしの人生は、数々の挫折と失敗から出来ています( ̄▽ ̄;)!!ま、いまもなにものでもないけどね(笑)
















Commented by くにちゃん at 2015-06-29 22:27 x
東京のクラブで働いてる方は、どんな話題にも合わせれるように勉強してるんですよね。お客さんを楽しませる事が仕事って分かってるから。

かたや田舎の飲み屋の姉ちゃんは(笑)カラオケ歌ってと勧めてくる。その上呑むの。

あるマスターと一緒に呑みにいったとき、マスターが「君ら勘違いしてない?なぁんも仕事しとらんやん」て言ったとき、そうそうと思った記憶があります。

20年位昔の話かな(*≧艸≦)
Commented by terasumonnmoku at 2015-07-01 10:32
いる場所によって、人生に求めるものも変わってくるのかもしれません(#^.^#)
「当然なこと」って、場所によって違うから!それも自分で選べるんだけど、まず選べるんだと思うところから始まるよね♪゜・*
by terasumonnmoku | 2015-06-28 21:00 | 映画 | Comments(2)