Love & Peace

朝、夫の位牌にコーヒーを上げながら、
あなたの教え子は、あなたにそっくり!
とぶつぶつ愚痴をこぼしていたら、
本人から苦情が来ました。
大変失礼しました・笑。

実はわたしは、生前夫に自分の意見を、ほとんど伝えていませんでした。
理由は、アカデミックな世界で生きる人に真面目な話題を振ると、
大変面倒なことになる。ということと、
わたしが自分の意見に自信がなく、
ある意味トンデモ論を語ることで、彼の研究者としての見識に
良くない影響を与えることを、恐れたからです。

その配慮は、大切な夫の命を守る結果には繋がりませんでした。
そのことでわたしは、自信があろうとなかろうと、
受け止められようと、否定されようと、
思っていること、考えていることは、ちゃんと伝えなければいけないということを学習しました。

情報や知識は、武器のようなもので
どんなふうにでも使えます。
でも、ほとんどのひとは、自分の枠組み、持論を強化するために
用いることしか知らない。

古来、学ぶということは、単に知識を得ることにとどまらず
絶え間なく自らの世界観を更新し、改革していくこと。
新しいフレームを手に入れるということでした。

すべての学問の祖は哲学だ。ということを、わたしは夫に教わりましたが
それはそういう意味だったのだと思う。

細分化された世界の中で、ひとつの分野に詳しくなればなるほど
ひとは本質を見失いがちです。
夫は原発を支持し、現政権を支持し、成果を求める大学のために
限界を超えて働き、壊れていきました。

けれど、そもそもはそういうひとでは、ありませんでした。
純粋に科学が好きで、知ることの喜びにあふれ
それ以外のことには、びっくりするほど無頓着。
ボサボサの頭で、便所サンダルのまま飛行機に乗り
ズボンからいつもシャツがはみ出している。

人が大好きで、研究を愛し、
知ることの喜びを誰にでも伝えることのできる、
稀有な才能のある人でした。
次に続く世代にとって
それがどれほど貴重なものであったかを思うと、
改めて残念でなりません。

そいうものを、わたしは守っていきたい。

そのためのひとつの方法として、政治的には右でも左でもなく、
ハイエクが言っているような、凡庸で大多数の幸福を実現しようとする
良心的な為政者というイメージに憧れています。

どんな政権も、国民の支持がなければ成立しない。
わたしたちが、自分の意志で、選ぶ時代が来ているのだと思う。

感情的になるのではなく
諸外国との良い関係を作っていくために
いま、ひとりひとりのわたしたちには、なにができるのか。

目の前にある矛盾を解決する手段には
どんなものがあるのか。
全部がOKにならなくても、よりよい明日に繋がるようななにか。
自分の中のほんのちょっとの課題を解決していくことだって、
全体の未来につながっていく。

スーパーマンのようにあらわれて
みんなをいい状態にしてくれる人も組織も存在しない。
それぞれの立場でそれぞれが考えていくことが重要です。
できることはたくさんある。

憲法改正案が出たあとの選挙で、自民党が圧勝した時点で
今の流れは見えていましたが、
これほど反対運動が盛り上がるとは思わなかった。
間違っていることを間違っているということは大切だけど、
だからどうしていくんだ。というのがないと
次には繋がりません。

大事なことは Love & Peace
悲惨だから戦争をやめようでなく
戦いをやめさせるために戦うのではなく、
しわせに生きて行くための方法を、みんなで考えていこう。

とりあえずわたしは、大変な状況を生きるみなさまと、
泣いたり笑ったりしながら、楽しい時間を過ごしていこうと思っています( ^ω^ )
その中で少しでも、目下火急の状況が良くなる方法を、一緒に探していきたい!

*これはすてき☆彡サンリオ「いちご新聞」
仲良く助けあって生きていくための<スモールギフト・ビッグスマイル>事業!
http://withnews.jp/article/f0150717000qq000000000000000G0010401qq000012268A















by terasumonnmoku | 2015-07-17 21:00 | Comments(0)