美しいということ。





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昔、あれほど好きだった小説が読めなくなった。

毎日、生々しい人間ドラマに接していると
つくりものが色あせて見える。

残酷な世界。
そんななかにも
たくさんの美しい出来事がある。

たとえば希望の会で、お父さんを過労死でなくした子供たちのために
やはり息子さんを過労死で亡くしたお父さんが
丁寧に編集した、笑顔いっぱいの
感動的な海水浴のDVDを作ってくれたり。

壮絶なDVから逃れ、傷だらけになりながらも
身を落とすこともなく、過酷な労働に耐えながら
自分の力で必死で生きようとする10代の子どもと
それを支えようとする、何人もの大人に接したり。

自分のためには怒れず
どんな扱いをされても、ただ死にたくなるだけだった女の子が、
恋人のためにはじめて怒る姿を見て
泣きそうになったり。

それでも、そんなことは
ない方がいいと思うことも多いけど

もしかすると、美しさって
そもそもそういうものなのかもしれない。

と、このタモリの言葉に思う。





by terasumonnmoku | 2015-09-19 21:21 | Comments(0)