2015年 11月 11日
ReRootsにおじゃましました(๑'ᴗ'๑)
ReRootsの代表、広瀬さんにお時間を取っていただき
お会いしてきました!
以前記事を書いた野菜の移動販売車「くるまぁと」の母体組織です。
過労死以外の市民活動について勉強したい。
という動機で参加したサポセンの市民ライター講座で
取材先に選んだこの団体。
組織運営がとても新しく、たくさんの賞もとっています。
なによりも、被災者目線、というところがうれしい。
わたし自身も当事者ですが、どの世界を見ても
被災者と同じ目線で寄り添い、自己満足ではなく、
被災者自身の自立する力を引き出すという、微妙な立ち位置を
継続的に取り続けることのできる支援者は、とても少ないのが現実です。
ボランティアが、野菜を作る農家同士の関係の媒介、農家と、消費する客の媒介となることで
若林区のファンを増やし、地域に活力を取り戻していくという戦略。
実際にできたお野菜を買って、食べているうちに
見事に術中にはまり
作っている農家さんや、若林区のことが、だんだん好きになってしまいました(๑'ᴗ'๑)
なにより、学生さんたちが生き生きしていて楽しいのです。
人を育てられるボランティア団体ってすごい。
というわけでいたるところで熱烈なラブコールを送っていたところ
今日という機会を頂けることに!
荒浜の海側にあるボランティアハウス。
活動の大きさから想像したのよりはるかに小さくて、びっくり。
(部室みたいな場所なんです。と広瀬さんはおっしゃっていました)
「ゆず」というやぎがいます(๑'ᴗ'๑)
聞きたかったことをたくさん伺って
あっちにもこっちにも話が移動し、
気が付くととっぷり日が暮れていました(ノ゚ο゚)ノ ~
いまわたしは、メルロ・ポンティという人の書いた
「意味と無意味」という個人的にとっても難しく、
全然進まない本をもう3ヶ月くらい読んでいるのですが
今日のお話の中にあった
「歴史と、経済活動の中で翻弄される人間が、そのなかでいかに主体性を取り戻していくか」
というのが、ちょうど最近読んだ部分に書いてあって
シンクロにおどろきました(#^.^#)
わたしたちは、歴史の中を生きている。
普段そんなことはすっかり忘れていますが。
過去の積み重ねの果に位置する現在において、
ここからまた続いてゆく未来に対し、個として何ができるか。
そんなことを、思いました。
(でも哲学における「歴史」の重さを、実際に理解しているわけでは全然ないんですけど・笑)
お忙しい中、お時間を割いていていただいたことが、
ほんとうにうれしかったです。