病の中のコミニュケーション。

初めてのピーチに乗って、大阪に来ています。

大阪いの健センター主催の、
「うつ・がん・植物状態など、病の中のコミニュケーション」を題材にした、シンポジウムに参加。

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さまざまに困難な中のコミニュケーションをテーマに、それぞれの立場で発言しました。

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一番上の写真は、首都大学東京 看護学科の西村ユミ先生。医学的にはないものとされている、植物状態の患者さんとの間に、
看護師が経験的に感じる「その患者さんと、確かに関わっている」という感覚について、学問的に実証しようとする立場で、
「語りかける身体ー看護ケアの現象学」などの著書があります。

医学的な植物状態の定義が、実際の看護の場面で通用しないなら、その定義の方が間違っているのではないか、との取り組みは、ラディカルで、聞いていて勇気が出ます。
患者の家族としてはおそらくその感覚に支えられ、長い看護生活を送ることになるわけで、聞いていて、これほど心強いものはありません。

コミニュケーションはキャッチボールのようなものではなく、セットになって行われるもので、しかもそれは言葉ではなく、身体が、行うものだ。という点にとても説得力がありました!

わたし自身は、うつ状態の夫ととの関係で、心の中に感じる彼の本当の声のような自分の感覚と、目の前の夫の反応との乖離が、コミニュケーション不全を引き起こしていったこと。

その、自分の感覚を信じきれなかったことが、彼の死につながっていったことを再度確認しました。

必要なのは、心配ではなく、信頼だったのに、目の前のことに踊らされて、ちゃんと信じきることができなかった。

それは厳しいことですが、きちんと見据えていかなければならない。
なかなかこういう機会がないと、自分を深く見るということはできないので、与えられた機会を、心からありがたく思いました。

それにしても現象学。最近どこに行っても、現象学に引っかかる。
やっぱりちゃんと勉強しよう、と改めて誓った夜でした。


by terasumonnmoku | 2015-12-19 20:43 | Comments(0)

宇宙真理哲学講師、らくがきすと、即興ピアニストぷらす社会活動家(過労自死遺族当事者)働くことから世界を変えるをモットーに、さまざまな活動をしています。合言葉はREBORN.大事なのは、生きることだ!


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