はじめてのビラまき。

今日は朝四時に起きて、
とうもろこしの朝ごはんを作って
日本労働評議会宮城県支部のみなさまと
できたてほやほやの組合活動の応援に参加させていただきました(๑'ᴗ'๑)

いかにも組合っぽい、ビラまき活動です。

わたしの属している東北希望の会は過労死遺族の会で
ただの一般人としての立ち位置を大切にしています。
過労死を防ぐ上では、国家とか、行政とか、企業とか、ほかの組合とか、
ごくあたりまえのみなさんの連携が必要で
過労死等防止推進法を制定する折には
自民党をはじめとした超党派の議員さんたちに大変お世話になりました。
そういう意味でもバランス感覚がとても大事だと思っています。

でも、全国の過労死家族の会の後ろにくっついて政治活動をしたり、
シンポジウムの宣伝でいろんな企業や団体の組合を回ったり、
個人的にも夫の所属していた大学の総長や、そういう問題を解決するはずのハラスメント委員会に直接お願いに行っても
みんな困っているばかりで効果が出ない。

今日もだれかの大切な家族が、過労死した。という知らせを聞くたびに
焦る気持ちばかりが募ります。
実際のところわたしたち遺族の問題は、労災申請や裁判を除けば、家族の死の時点で終わっているのです。
その死をどう受け入れていくかは、それぞれが人生をかけて
向き合っていかなければならない深刻な問題で
誰にも、どうすることもできない。

わたしたちが取り組んでいる過労死防止活動についても、
過労死がある。つぎはあなたかもしれない。だからみんなで考えよう。
というところまでは言えても、その先は手も足も出ません。

考えた結果、やはり働く人の問題は、働く人ひとりひとりが自分で解決していくしかない。
という結論になりました。
だとしたら、組合という法律で保護された仕組みを使わない限り
働いている側(個人)は極めて無力です。

でも、組合活動のことも知らず、ビラまき一つやったことがない状態で
組合は大事だ。といっても説得力がない。

というわけで、特にお願いし、参加させていただいたのでした(๑'ᴗ'๑)


今回組合を立ち上げた方が最初の相談にいらした時、
わたしはたまたま、その場にいあわせ、お話を聞かせていただいたのです。

当初は会社の状況もひどく
身体からも力が抜けていく感じで、
どうかメンタルが無事でありますように。
と祈るような気持ちでいたことを、よく覚えています。

それが、労評の皆さんの多大なるサポートを受けて組合を結成し、
実際の活動が始まり。
穏やかな問題提起のビラが

(過労死遺族の世界の相手方会社に対する呪詛は大変なものなので、それに比べれば)

従業員の方々の不満を集約し始めた今日、ひさびさにお会いしたとき、

その方のまなざしが、別人のように輝き
全身からは覇気が満ち溢れ、
役員の方の出社を追いかけて、ダッシュでビラを渡す姿を見て、
泣きそうになってしまいました。

かっこよかった(´;ω;`)
ものすごく、かっこよかった(´;ω;`)

会社に押しつぶされ、ダメージを受けて精神疾患で休職中の方に
命があってよかった、と喜ぶ
希望の会での現状からみると、
それはまるで、夢のような世界でした。

もちろんこれからも、いろいろなことがあるでしょう。
それでもどんなことがあったとしても、誰かを恨んで死んでしまうより、
自分を責め、メンタルを病んで10年20年失ってしまうより、できることをしたほうが絶対いいと思う。
そしてそうしようと思えば
労評のように実際に力になってくれる組織が
全国にはたくさん生まれはじめているのです。

ひとはそれぞれ大切なものが違うので
自分を生きる方向性を、組合活動に限定する必要はありません。
わたしは日頃自分が素敵だと思う独立事業主や、事業主志望の方を応援していますが
そういうふうに生きることも、最高だと思う。

あぐり寺の無冥さんのように
お金にならなくても、好きなこと(人助け)に夢中になって暮らすのも、ほんとうにかっこいいと思う。

みんな、いったい、なににがまんしているんだろう。
わたしたちには、みんなそれぞれに、もっとすごい力がある。
努力の方向性さえ間違えなければ
どんなふうにでも、生きていくことができるはずです。

もっと自分を、そしてひとを大事にしていきたい。
自分もひとも消費せず、
だめなことはだめと、感情的にではなく正当に言うことから
すべてははじまるのかもしれません。

今日お邪魔した日本労働評議会のHPはこちらです!
http://www.rouhyo.org/

本日も本当に、ありがとうございました(๑'ᴗ'๑)


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写真は、信じられないほど美しい今朝の朝やけの空。

それにしても、行動する分野が違うと、一緒にいる人も
話す言葉も、食べるものも(今日はすきやで朝ごはん定食を食べました!)
ぜんぶが変わってくるのが新鮮。


by terasumonnmoku | 2016-02-27 21:50 | 労働問題 | Comments(0)