息子とうもろこしが、赤点を取った授業の補習から
すっかり人相が悪くなって戻ってきました!
朝8時から午後5時。
なんと9時間にわたる補習です。
その前の日曜は7時間だった(で、熱を出した!)ので
それはそれは、もう並々ならぬ熱意です。
聞くとその科目で赤点を取ったのは
とうもろこしと、中学までほぼ不登校だった友達のN君の二人だけだそうで
先生は春休みのこの時期に
二人のためだけにその時間を投入したらしい。
補習を受ければ受けるほど
とうもろこしは、ストレスフルになっていくらしく
肝心の勉強が頭に入っている様子はありません。
先生をディスり、嫌がっている。
でも、いやなら赤点を取らなければいいのです。
自分のやったことの責任は、ぜんぶ自分が引き受けるという
とても良い、事前?学習です(๑'ᴗ'๑)
そして、なんだろうな。
もうすぐ定年・というその先生の
たった二人の生徒に対する努力に、
(だって休日を投げ出しているわけですから!)
わたしは親として、なんだか感服してしまったのでした。
どんなに方向性が違っていたとしても
ひとの本気さって、どこかこちら側を感動させるところがあります。
いい先生だと思う。
「面白い写真が撮れたよ」と
とうもろこしが、
黒板に向かって問題を解くN君を
机の上に寝っ転がった先生が眺めている写真を見せてくれました♡
笑ってしまった。
年が年だけに、先生も疲れるんだろうなあ!
てか、生徒にそんなお行儀の悪い写真撮られるなんて
無防備すぎるでしょう(ノ゚ο゚)ノ ~
勉強のことはともかく、なにかをあきらめない。途中で投げ出さない。
というメッセージだけは
二人ともちゃあんと、受け取ったと思います(๑'ᴗ'๑)
今は二人とも(たぶん)悪い顔になっているけど
時間がたてば笑い話になる。
その場だけのいい人より
そちらのほうが、ずっと大事♡
(あ、でも長時間労働反対派のわたしとしては
休日出勤はなるべくしていただきたくないのですが)
自分が生徒のころは
こういう先生のよさはわからなかった。
おとなはみんな、最低だと思っていました。
言っていることと思っていることが違う。
どうせなんにもわからないひとたちなんだから
表面だけ合わせてればいい。
と高をくくっていたのです。
幼かったなあ~
傲慢で、幼く、浅く、愚かでした。
多少なりとも、成長できてほんとうによかった♡