5月の本②君はどこにでも行ける

23.君はどこにでも行ける    堀江貴文

「2015年の日本の経済成長率アジア24か国中23位。
一人当たりGDP
世界27位。アメリカの四分の一。中国の半分。

日本は安くなった。」

というショッキングな出だしで始まるこの本。
それは歴然とした事実だけど、
必ずしも悪いことではない。


斜陽の国には斜陽なりの発展の仕方がある。

いまはまだ、はるかな昔に終わったバブリーな時代の名残の
便利な社会をブラックな働き方で無理やり支えているけど、
それもそれほど長い時間は持たないだろう。

現実に運輸、教育、医療ではすでに崩壊が始まっていて
社会の在り方が目に見えて変わっていくのも時間の問題に思う。

格差は日本に限らず、世界中どこでもひろがっている。
ストレスのはけ口を求めてナショナリズムに傾いていく人が増えるのも、
どこにでも見られる現象だ。

一番読んでいて気持ちがよかったのは、
「国境というバーチャルなものは、情報によって駆逐される」
「グローバリズムの到来は、国ごとの不安や、民族の情緒的問題を解消していく」
という部分。
例としてタイのタクシン派と反タクシン派の対立の激化の例が挙げられていた。
(これも、格差の広がりに対する反発が原因)

確かに、2014年バンコクで戒厳令が敷かれていた時
かの地に滞在していた友人を心配してSNSをチェックしていたら、
混乱の真っただ中にいるはずなのに、
彼はいつも通りのんきに酒浸りの生活を続けていて、
全く影響がなさそうなようすに拍子抜けした。
街中の一部しか騒ぎになっておらず
ほとんどいつも通りの日常だったらしい。

混乱が激しくなると
経済に大きな影響が出る。
だからどうしても適度なところにとどめようとする力が働くのかも。

この時代にどう生きたらいいかということについて
堀江さんは「好きなことを好きなだけやる」ことで
突き抜けたところに仕事を創りだしていくこと。
自分だけの価値を自分に着けていくことが大事と語っていて
まさに時代は変わったなあ。と思う。

それにしても世界は広い。
日頃考えていることがだんだん、
<ちっちゃ~>という気がしてきた・笑。
もっともっと、自分の好きなことに傾注する時間を増やしていこう。


わくわくのあまり、あっという間に読了。

別に行こうと思えば、わたしたちはどこにでも行けるし
やろうと思いさえすれば、何でもできる。
それを押し留める障害なんて、
自分の、頭の中にしかないのだから。

ポケットに財布とパスポートだけ突っ込んで
すぐにでもどこかに飛んでいきたくなる本でした٩(ˊᗜˋ*)و✧*。


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by terasumonnmoku | 2016-05-29 21:43 | 読書 | Comments(0)

宇宙真理哲学講師、らくがきすと、即興ピアニストぷらす社会活動家(過労自死遺族当事者)働くことから世界を変えるをモットーに、さまざまな活動をしています。合言葉はREBORN.大事なのは、生きることだ!


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