あなたの弱点は何ですか?

最近知り合った自閉症の(自称)小説家の女の子の書いた、
自閉症の子が主人公の小説を読む。

>自分が自分であることが耐えられない。
>ぼくには友達を作るためのパーツが、ごっそり全部抜けている。

彼女の創る世界は独特で
とてもおもしろい。

この小説を読んでいて、
>自分が自分であることが耐えられない。

という感覚を、かつて持っていたことを思い出した。
わたしは自分の感じている世界、自分自身が本当に嫌だった。


人と違う感覚を持つ。
ということは、発達障害の人の生きる上での困難と似た課題を持つ。
ということでもある。
だからわたしはしょっちゅう、働くアスペルガーの人のブログを読んでいる。
たまに共感するのだ。

ただ、自閉症の小説の主人公「ぼく」は
部屋に引きこもっていれば、外界を遮断できることに比べ

わたしの感覚の場合は、どこにいても
なにをしていてもほとんど変わらない。
だから、引きこもっても全く安心感がなかったところが違う。

意識の使い方を知らなかったせいで
最悪のところにチャンネルがあってしまい
常に地獄の炎を浴びているよう。
あまりに生きるのがつらかった。

誰か特定の人を憎んですむなら簡単なのに、
あるいは、<人が苦手>でかたづけられればいいのに、
自分の感覚からは、何をしても逃れられない。

(一番ひどかったのは、原爆被災者の集合意識につながっちゃったとき。
生きながらからだが分解していくみたいだった。たぶん放射能って人体にそんなふうに作用するんだろう。
大津先生に会うことになっていなかったら、危なかった)


でもそのおかげで、わたしは救いを求めて
ひとり、どこにでも突撃していく性格になった。

その世界や場所に予備知識がまったくなくても、お金がなくても、
国境をまたいでも、言語が通じなかったり知り合いが一人もいなくても
どれほどのリスクがあろうと、
日々感じる苦しみから逃れることができるなら、どうでもいい。

そんなふうにもがきながら人生を重ねる中で、
自分がコミュ障だと思っていたのは誤解で
単に世界が狭かっただけ、ということもわかった。
おしゃれにも、恋愛にも、受験にも興味がなく、「人は何のために生きるか?」
しか考えていない女子高生と、友達になる人は少ないだろう・笑。


わたしを苦しめた同じ<感覚>が、たぐいまれなほど無鉄砲な個性を創り
今や立派な収入源にもなっている。
その経験と個性がなければ、人生最大のピンチをしのぐことも
できなかった。
なんでもそうだけど
物事は悪いことばかりではない。

最大の弱点が、最大の強みになる。
それは、わたしに限ったことではないだろう。

さて。
あなたの弱点は何ですか?

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今日は、書類の作成にはまっていたので
ちょっと逃避してみました~
アンディ・ウォーホールふう、七夕飾り。
七夕祭りまで、あとすこし*\(^o^)/*





by terasumonnmoku | 2016-08-03 23:46 | Comments(0)