30.ディープ・デモクラシー

30.ディープ・デモクラシー  アーノルド・ミンデル(春秋社)

●葛藤の抑圧は、国家、コミュ二ティ、組織、人間関係、愛を破壊する。
多様性への気づきを深めるために葛藤を利用することを学ばなければ、
わたしたちは最終的に世界を破壊してしまうかもしれない。
ミンデル博士は、逆説的な自覚の道。
葛藤のタオに従う方法を鮮やかに示している。
(ダニエル・ポーリング法学博士デューク紛争マネージメントセンターCEO)

●ディープ・デモクラシー(深層民主主義)とは、
人々、役割、感情の多様性に気付くことであり、
気付いたことが何であれ、そのドアの前に立つすべてを「ゲストハウス」のような態度で
歓迎することを意味する
(ディープ・デモクラシー アーノルド・ミンデル)



著者はユング派の分析家でプロセスワークの創始者。
戦争を含むすべての社会問題は、
ごくパーソナルな葛藤の、複合的な絡み合いの衝突から起こる。

という考え方で、

オープンフォーラムという形式で、
例えば人種差別で有名なKKKと差別を受けている黒人運動家、
そして、リベラルだったり、無関心だったりする
その周りの様々な立場のひとなどが一同に会し、
対等な立場で直接対話することによって、

隠れた葛藤を露わにし、
葛藤そのものを昇華していく方法について書かれている。

すばらしいが、ファシリテーターにかなりの人間的な成熟が求められる。


根底にはタオイズムがあり、
実際東洋的な「道」「空」「無」の概念がなければ、
葛藤を生み出す「二元論」を超えて
本当の意味で「多様性」を受け入れていくことは難しいだろう。


ただ、不可能ではない。
その辺が、メルヘンの世界の住人としては、
おもしろく、わくわくしながら読み進んだ(^-^)

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by terasumonnmoku | 2016-10-12 17:26 | 読書 | Comments(0)

真理セラピスト・らくがきすと・即興ピアニスト+社会活動家(過労自死遺族/東北希望の会代表)幼少時より、生と様々な死から多くのことを学んできました。11年のセラピスト経験があり、仕事ではいのちのすばらしさについての、エナジーーワーク的なセッションやワークをしています。頭を現実的に使いながらメルヘンな世界を実現させていきたい。社会問題、スピリチュアルな仕事や宇宙のこと、日常について書いています。


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