2016年 10月 26日
日本人と神様
「ハワイ大神宮の御祭神は、天照大御神と、天之御中主大神、八百万命神、そしてなんと、カメハメハ大王と、ジョージ・ワシントンです」
という記述に、ぐっと惹きつけられました・笑。
神道の成り立ちを常々不思議に思っていましたが、もともとあった祖霊崇拝とアニミズムが、やがて人格化されて物語が生まれ、そこに時の権力者による一般化がなされたという説明がわかりやすい。
前述の、カメハメハ大王を祭神にしてしまうところに、ヒンズー教と仏教が混ざって行ったり、道教にやたら人間の神様がいっぱいいたりするのにも似ていて、親近感がわいてきます(^-^)
キリスト教や、イスラム教のような一神教は厳しい印象がありますが、八百万の神さまはそのゆるさがいいですね。
以前住んでいたアメリカの町には、小さな教会がそこここにあって、地域のコミュニティの中核をなしているようなところがありましたが、
神社もそもそもはそういうところだったという指摘に、なにかあたたかな、やさしさのようなものを感じました(^-^)
神道に興味のある方にはおすすめです。