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宮城県自死遺族支援連絡会のシンポジウムに参加しました!

今日は

宮城県自死遺族支援連絡会の
シンポジウムでした。


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仙台わかちあいのつどい
 藍の会代表 田中さん
仙台いのちの電話代表 小田島さん
仙台グリーフケア研究会代表 
精神科医の滑川先生
宮城県精神保健福祉センターの
小原さんがコーディネータで
昨年に引き続き、パネリストを務めました。

今回のテーマは「自死遺族の法律問題」

家族が自死で亡くなると
残された遺族は同時に様々な法律問題に
巻き込まれることが多い。

いじめ自死などもそうですが
ほかに有名なものでは、
賃貸物件の賠償請求があります。
なかには、
アパート一棟丸ごと保証を迫られる場合があり
法的根拠がないものも多いのですが
突然の出来事に、混乱状態の中で
そうした問題を突き付けられ
冷静に対処できる遺族は多くはありません。

法的根拠のあいまいさの中に
自死に対する激しい忌避意識があり
差別がある。

もしかしたらその「忌避意識」や「差別」が
「自死」という現象をも
創りだしているのかもしれない。

過労死の場合は残された遺族の痛みが
相手方企業に向かう場合が多いのですが
大事な家族が命を絶った理由もわからず
混乱の中で厳しい現実を突きつけられる
遺族を思うと、
もしかしたら「敵」がいるって
ある意味救いでもあるのかもしれないとすら
思えるほどです。

そうしたことに詳しい基調講演の
司法書士の斎藤先生の講演は
ほんとうに勉強になります。

現実は厳しいけど
そのなかでできることを探したい。
たぶんその一つ一つの歩みが
まわりまわって、自死そのものを
なくしていく結果につながって
いくのではないだろうか。

そうそうたるメンバーの中で
かりかりとメモを取りながら
そんなことを考えました。

それにしても、官民共同の
こういう集まりがあるって
なんて素晴らしいことだろう。

こういう立場になって
初めて知ったのですが
自死遺族支援の場に
自死遺族の自助グループが入っていることは
全国でもまれだそうなのです。
世の中非常に不思議にできている。

その中で宮城は先進的です。
藍の会の田中さんの存在が大きい。
ほんとうにすごいと思う。

その後は、みなさんにくっついて
ちらっと懇親会へ。
東京生まれ北海道育ちのわたしは
はじめて本場の「セリ鍋」を食べました♡

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フランクルの話をしながら
食べるセリ鍋は
いたく、哲学的な味がしました。

by terasumonnmoku | 2016-12-02 20:28 | 自死遺族 | Comments(0)

本名・前川珠子 らくがきすと・即興ピアニスト・セラピスト&震災復興途上の過労自死で夫を亡くしたひとりの遺族として、さまざまな活動をしています。東北希望の会代表、全国過労死防止センター幹事。高校生の息子<とうもろこし>と二人暮らし。なお、このブログは完全にプライベートな立場からの発信であり、東北希望の会のオフィシャルな活動とは基本的に関係ありません。

by terasumonnmoku