日本では毎年二万人以上の方が自死で亡くなっているので、それに比例して、
大勢の遺族がいるわけですが、
ほとんどのひとが、
家族の自死を秘密にしています。
嘘をついていたり、黙っていたり
最初からいないことになってたり。
本当の意味で自死をなくすためには
遺族の置かれた現状を社会に知らしめ
自死を病死や事故死のような
<語れる死>
にしていくことが大事だよね。
ということで、
本日は東北希望の会として関わっている、
宮城県自死遺族支援連絡会
シンポジウム、
「自死は向き合える」
に参加しました。
迫り来る台風のなか、たくさんの皆様に参加していただき、感謝の気持ちでいっぱい。
今回は、同じタイトルの岩波ブックレットを出版している、
ルポライターの杉山春さんが基調講演。
いのちの電話さん。藍の会の田中さん。グリーフケア研究会の滑川先生と、宮城県精神保健センターの小原先生他の皆さまとご一緒です。
わたしは過労死過労自死の担当ですが
テーマがテーマだったので、
一遺族としてもがいた結果として、
昨年NHKウォッチ9で特集された
「宇多田ヒカル」
の映像を見ていただきました。
以下にリンクを貼ってありますが、
この取材は本当に辛くて、
神経が切れるんじゃないか
と思ったけど、
みなさんに見ていただいて
ようやく元を取りました。
満足。
これであとは一気に11月の過労死防止月間に突き進みます(^_^)
*番組の概要はこちら
宇多田ヒカルさんの新作。広がる共感。
ブックレットを購入した記念に
杉山先生にツーショット写真を撮っていただきました!
ありがとうございました