カテゴリ:読書( 52 )

by terasumonnmoku | 2017-08-13 18:40 | 読書

[資本主義経済
人間的自由の可能性とその限界]



冒頭象徴的に
中に入ると3分で気絶する、...
酸素の薄い、
真っ暗闇の空間で描かれた、
ラスコーの壁画の物語が
書かれています。



レヴィ・ストロースの
「新石器時代を作り上げた
野生の思考」
が文明の発展とともに
いかに失われていったか。
そしてそれがまた、
社会の深みでどのように

生き続けているのかについて、

考察した本。



空間としての同質性を持たない

トポスの上に作られた「都市」が、

そもそもは異質な要素を共存させて動いていく、

自由で開かれた性質を持っていたこと。



また生まれた当初の貨幣も、
共同体の内部での制限を打ち破り、
市場に公正をもたらした
ものであったこと。



「資本主義の発生は<人間的自由>の可能性を宿した

人類の脳の必然であるのに、

なぜそれはわたしたちの世界から

公正さや喜びを奪うのか。


都市の発生も必然であるのに、

なぜそこに現実となっている<自由>は、

こうも不公正ばかり生むのか」



言われてみるとその通りで、

バランスとして新石器時代の(対称性の)思考が

蘇ることが確かに必要だとしても、


それだけでもないというのが、



衝撃的でした。



使っている言葉は難しいけど

誤解を恐れず


超々ざっくりと言ってしまうと



多様性を包摂し、
かつ、
相互に暖かい情緒的な交流のある
都市&国家レベルの
大きなコミュニティを、

どう作っていくか、についての考察が
まとめられています。

ほんとにおもしろかった♡

#読書中毒 #本が好き #哲学の間 #宗教論 #中沢新一


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by terasumonnmoku | 2017-06-16 13:03 | 読書 | Comments(0)

読書 26. 他動力

[読みたてベストセラー]

おもしろかったー!

会議と電話が嫌い?...
なところに超共感♪
あと本書でも勧められていた
「サピエンス全史」は、
ほんとうに素晴らしい本。
(ちょっと難しいけど、
読むだけの価値があります(^_^))

総じて、自分の時間を生きることの大切さ
が書かれていて、好感が持てました♡

サルのようにはまり、
鳩のように飽きよ。

ベストセラーはコピペ本。
など、名言がいっぱい。

ちなみに、ベストセラーはコピペ本
に類することは、ヒット出版を手掛ける
コンサルの了戒さんも言っていた。

それって、つまんなくない?と思うけど
でもやっぱり
こんなふうにホリエモンさんは読んでしまうので
それはそれでいいんだろう。

ホリエモンさんに関して言うと
日常的に
好きなように発信して
あとはどうまとめ、
どう見せるか。
っていう問題みたい。


どんどん動いて、遊びまくろう。

ホリエモンを見習って、今日こそ早く寝ようと思いました・笑


追記  この記事について、いつもお世話になっている、過労死防止学会代表、関西大学名誉教授 森岡先生から、
辛口のコメントをいただきました。
堀江さんの残業代ゼロ法案に対する
意見が、まったくいかさない。という
点についての指摘です。

そこは全くその通りで、
意見の相違があることは事実です。
それでもなお

最終的に目指しているところは
おなじではないかと思い
こちらにも転記することにしました。

特に根拠があるわけではありませんが、
ここでのやりとりが
だれかにとっての実りになることがあれば、
とってもうれしいです。


☆以下コメント欄より転記

  1. 森岡 孝二 日テレ2015年1月2日の、「残業代ゼロ」制度導入へ 国が法改正方針」というニュースをめぐるツイッター上の議論に割り込んで、堀江貴文氏は次のようにコメントしています。

    「なんで過労死するほど働くんだろね?休めばいいのに。刑務所じゃあるまいし。無理やり働かされてるのではなかろうに」


    これにつづくツイートでは堀江氏は「残業代ゼロ」制度に反対する人たちを口汚く罵っています。堀江氏のこういう発言は感心できません


  1. 前川 珠子 確かにそうですね!どんなに意見の相違があったとしても、罵るって、大人としてほめられた態度とは言えません。しかしホリエモンさんも、別に過労死を起こす企業の労働環境がいいと言っているわけではない。

    そんなに環境の悪い会社なら、どんどんみんな転職して、経営が立ちいかなくなることが社会全体にとっても善である。という意見を持っていると同時に、


    彼には「やめられないこと」やめられずにひとが追い詰められていくことが、単純に理解できないのでしょう。

    人は追いつめられると、正常な判断力を失います。過労死に至るにはそれなりの理由があり、「そんな会社はみんな早く辞めて、別のところで稼げばいいのに」と堀江さんのように切り替えられる人は少ない。



    それでも、これだけ反発しても反発しても、繰り返し、残業代ゼロ法案やひどい改悪案が出てくることの背景には、働く側にも、それ相応(認識や行動の不足等)の問題があるのではないか。脅かされているのは自分の生活であり、権利なのに、みんなあまりにも他人事過ぎるのではないか。たまにそのように思うことがあります。

    わたし自身は、残業代ゼロ法案には反対で、
    その点についての堀江さんの意見には
    賛同しませんが、

    この世界は刑務所ではなく
    人は本来もっと自由に生きられるのだ。
    という彼のメッセージには
    強く惹かれます。

    働く仕組と環境は激動の時代を迎え、
    日本の企業が、今後かつてのような
    終身雇用制に戻ることはないでしょう。

    ひとつの産業が盛り上がってはあっという間にすたれ、社会の仕組みは今後驚くほどのスピードで変化していく。

    この本を読み、
    今いる場所に縛り付けられたまま
    死を選ぶことなく、

    職場を軽々と移動し、
    誰も見たことのない明日を
    切り開いていこうとする若者たちが、
    どんどん増えてくれることを願っています。

by terasumonnmoku | 2017-06-11 18:38 | 読書 | Comments(0)

読書 25. 世界共和国へ

>国家は、

他の国に対して国家なのだ。



など

目からウロコが落ちまくりの

言説が続く。


>国境線の向こうは、無法地帯だ


と、佐藤優氏も

どこかに書いていた。




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なぜ労働運動で世界が変わらないか。



階級がなくなれば、

国は素敵になる。


というマルクスの考え方の

どこが間違っていたかなどなど、


疑問に思っていたことの答えが、

本書には

つぶさに書かれていた。


特に、経済活動の上部構造として

政治がある。

という思い込みが、実は間違いで


経済活動そのものが

支配の形、政治であり

権力のあり方を規定している。


という部分が、衝撃的。


現体制が経団連べったりなのは

当たり前で


今までは慎み深く

その辺が糊塗されていた、

だけだった。


ということらしい。


人権や市民運動と

権力による統制との

せめぎ合いは

続くだろう。


一人一人の人間が

自立し、

有機的につながりあい



市民社会を構成する

かけがえのないファクターに

成長していくことが、

重要だ。




ところで本書は、

憲法9条の先に、

カントが夢見た世界共和国が

あるという結論である。



今それを言われると、

微妙な気持ちになる


ということはさておいて、



どう考えても

あの9条の理念は

すばらしすぎる。


当時のアメリカや日本人のレベルで

考えられることなんだろうか。




あれ、実はついつい勢いで、

できてしまった


宇宙人からの遺産

だったりして・笑





#読書ノート #読書中毒 #本が好き


あ、本書は新書だけあって、

著者の他の著作より

はるかに読みやすいです(^_^)

こういったことに興味のある方には

おすすめです♪



by terasumonnmoku | 2017-05-22 21:10 | 読書 | Comments(0)

読書 24.紛争の心理学

24.紛争の心理学 アーノルド・ミンデル
講談社現代新書


アーノルド・ミンデルは1940年生まれの臨床心理学者。
プロセス指向心理学の創始者。
マサチューセッツ工科大で
理論物理学修士課程修了ののちに、
臨床心理学で博士号取得。

誰か特定の人や、その集団を、
悪の根源として糾弾するのに
ほとほと疲れてしまった。

すべての関係性は
相対的なもので、
ナチスが選挙によって選ばれたように、
すべては私たちのあり方の
反映と考えている。

誰もが抑圧者であり、
別の場面では犠牲者でもあって、
交互にそれを繰り返しているに
過ぎない。

葛藤から逃げず、
次なる調和がどんな道を
指し示しているのかを見る。

という古代の儀式のような、
著者のワールドワークのあり方は、
ひとや社会の可能性を開いていく上で、
とても重要になってくるだろう。


言い方はめんどくさいけど、

>ビジネスの成功のバロメーターは
ドルではなく、
より大きな社会的身体における
器官としての活力にあることを力説したい。

という表現の仕方が、おもしろかった。

特に、器官としての活力、
というところ。

以前ドゥールズの、
アンチオイディプスを読んでいた時、
そこにしきりにでてくる、
器官なき身体って何だろう?

と思ったことがあったのだが、
こういうふうに使うんですね・笑。

ラストの

>晴れの日や雨の日を楽しむのだ。
その時自然が残りの仕事をする。

という言葉に、
すべてが集約されていた(^_^)
同じ著者の「ディープデモクラシー」も、
絶賛おすすめです!

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by terasumonnmoku | 2017-05-18 20:00 | 読書 | Comments(0)

読書 23.困っているひと

命がけのエンターテイメント。

これは本当にすごい。


突如難病を発症したビルマ女子。

大学院生女子の、

難病と、社会との格闘の記録。


ハードになりがちな内容なのに、

めちゃくちゃおもしろい。



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当事者にならないとわからないことがこの世界にはたくさんある。



スタンダードからはみ出した人に、

社会はそれほど優しくないし、


人の援助には

常に限界がある。



自分の困難は、

難病であっても

自分で乗り越えなければ

ならないのだ。



さて、同じ状況に陥ったとして、

ここまで達観して

我が身を見つめられるか?


が疑問だが、


逆にそれか出来る人だから、

そうなったとも言えて、



人生というものの奥深さを

しみじみ考えさせられる。




>こんなわたしが生きていけるのだから、

きっとあなたも大丈夫。


と言う一文に

著者のとてつもない大きさと、

深さを感じる。


ビルマ難民支援に走り回った

援助者としての経験が

生きているのだろうか。


「夜と霧」のフランクルが

精神科医だからこそ生き延びた

というのに、近いのかな☆


>でも、絶望はしない。


という著者の一言が

気持ちいいけど


よく考えると、それは

絶望する余裕も

ない。ということを示唆している。

絶望したら、終わり。




著者はすてきだけど


ただ、あまりにも状況が

厳しすぎる。




せめて著者の恋が、

順調に続いていることを

切に祈る。


#本が好き #読書中毒 #読書ノート


23.困っている人 大野更紗(ポプラ社)2011年



by terasumonnmoku | 2017-05-09 21:05 | 読書 | Comments(0)
22.人生を変える習慣の作り方  グレッチェン・ルービン(文響社)


習慣の作り方に
興味があります。

いちいち考え
決断しなくても、

さくさくと
やりたいことをやれる

自分でありたい。

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著者はまず
自分に合った習慣の作り方を考える。
という項目で

ひとを4つのタイプに分けています。

確かに、人にはいろいろなタイプがいる。
それぞれに
対処法が異なるのも納得できますね。

わたしは著者の分け方によると
<疑問を持つ人>が混ざった
<.抵抗する人>

人の指図を受けるのが大嫌いという
どちらかというと天邪鬼なひとです。

ほかには目的に向かってがんばる
優等生タイプや
外圧が必要なタイプ。
理屈屋などのカテゴリーがあり、

それぞれの個性に従って
どうすれば習慣が身につきやすくなるのかを
丁寧に考察しています。


全自動でやりたいことが
身につくようになりたい方には
一読をお勧めします(๑'ᴗ'๑)

最近食べすぎなので
食欲も落としたいし、
ネットを見る時間も減らしたい。

もっと運動し、
絵を描いたり、
本を読んで勉強したり、
創作したり、
ピアノを弾いたりする時間を
ふやしたい。

全般的に、日常を
ちゃんとコーディネイト
する必要がある。

この本には習慣についての
取り組み方が丁寧に書かれ、
しかも著者の喜びが伝わって来て、

読んでいて大変、
気持ちがよかった。


ただ、読んだだけで
やった気になってしまいそうな
危険があるところだけに注意です・笑



by terasumonnmoku | 2017-05-06 21:17 | 読書 | Comments(0)
最近読んだ本。
あたり揃い。
どれもよだれが出るほどおもしろい!



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14.15.サピエンス全史(上下)
ユヴァル・ノア・ハラリ(河出書房)

なぜたくさんの人類のなかで、
ネアンデルタールでも、
クロマニヨンでもない、
ホモ・サピエンスが生き残ったか
を考察した本。

目からウロコが落ちまくる。
社会を考える前提が、
ガラガラと崩れ落ちる。

そんなにも、
わたしたちは既成概念に囚われていたのか。
と、気が遠くなる。

大げさに言うと読む側に、歴史に飲み込まれるのか?それとも歴史を振り回す側に立つのかの選択を迫る、くらいの破壊力だった。
ビル・ゲイツがおもしろがるのがわかる。

特に興味を惹かれたのが、
カラハリ砂漠の狩猟採取民族の週平均労働時間が35時間。縄文時代の人の方が今の私たちより労働時間が短いということ(しかも砂漠で!)

資本主義と社会主義、そして仏教が
同じく「宗教」にカテゴライズされていたこと!著者によると、宗教とは、

超人間的な秩序の信奉に基づく人間の規範や価値観の体系を指すそうで、

まあ言ってしまえば、確かにそうなのかもしれない・笑。仏教はゴータマシッタールダが秩序を発見したけど、共産主義はマルクスたちだろうし、資本主義はアダムスミスとかになるのかな?

そういうものが人間が発展する契機となった「架空のもの」である、という観点にぐっとくる。



わたしたちが必要としているのは、確信ではなく、単純な「物語」なのかもという思いが更に強くなった。

16.自分の仕事をつくる 西村佳哲(ちくま文庫)

「こんなもんでいい」仕事が、
自分を疎外し、人
を粗末にする社会を作っている
と言う観点から、

美しい仕事とはなにかについて考えた本。

その人にしかできない仕事をしている人を増やしたい。そう思うのがわたしだけじゃなくて、ほんとうにうれしい。


17.「笑うホームレス」ホームレス小谷著 ゴーストライター西野亮廣


自分の一日を50円で売るホームレス小谷が、人に恩を売る生き方をすることで、嫁と体重としあわせを獲得した。という、正しい負け方と負けた体験の活かし方のほんだった。めっちゃおもしろい。そして、「勝つ」って、そして「しあわせ」っていったいなんだろう?と心底不思議になってくる。

思うにみんなまじめすぎて、楽しく生きるを忘れているのはまちがいない。本末転倒するとぐっと世界は生き生きしてくる。

#読書中毒 #読書日和 #読書が好き

by terasumonnmoku | 2017-03-17 19:53 | 読書 | Comments(0)
1.コンビニ人間 村田沙耶香
(1.5の感想)

2.ホーキング宇宙と人間を語る スティーヴン・ホーキング(エクスナレッジ)
(2.3.4の感想)

3.若者よ。マルクスを読もう 内田樹・石川康宏(角川ソフィア文庫)

4.マルクス その可能性の中心 柄谷行人(講談社学術文庫)

5.心の壁の壊し方 永松茂久

6.エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン(かんき出版)

かさこ塾かさこさんの絶賛おすすめ本。「最小の時間で成果を最大にする」ためには、どんどんNOを言い、やることを絞っていく必要があるという事が書いてある。そしてNOを言うために、自分にとって「重要なのはなにか」を知らなければいけない。

7.「また会いたい」と思われる人の38のルール 吉原珠央(幻冬舎)

基本的な対人関係のマナーが書かれている本。コーチ、セラピスト、ヒーラーなどを目指し、かつ社会的な対人関係のキャリアを十分に積んでいない人にお勧め。何をしたら人に対して失礼に当たるか、当たり前の礼儀やマナーを徹底することがどれほど人を心地よくさせるか、という事が丁寧に書かれている。勉強熱心なのに、意外とこのスキルを持っていない人が多い。学習さえすれば誰でも身につけられ、自分も人も快適にすることができるHOW TO。ぜひ身につけておきたい。

8.見てる、知ってる、考えてる  中島芭旺(サンマーク出版)


9.エチカ(上)スピノザ(岩波文庫)

先日師匠の大津先生に「感情は(魂への)ナビゲーターの役割をするんだよ」という事を教わったのだけど、ほぼそれと同じようなことが延々と書いてあった。この本を読んで本当に驚いたのは、わたしたちは感情を、からだの快・不快という感覚で感じている。ということ。それはほぼ、生存本能に依拠するということ。考えてみれば当たり前のことだろうに、目からウロコ。なんで今まで気づかなかったのだろう。詳しくは下巻のほうの感想でまた書こうと思うけれども、この「エチカ」によってわたしのなかの「からだ」の概念は、大幅に変化した。


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スピノザとかマルクスは、世界の見方が変わる、衝撃的な本。本来読書ってそういうものだ。歴史に翻弄される人間で終わるか、歴史を動かそうとする人間として生きるかが、問われるくらいの力を持ったもの。難しい本を読むコツは、多少わからなくても気にせず、がんがん読み進めるにつきる。全然わからなくても、気絶しながら読んでも、読んでいるうちに何かが見えてくる。こういうのを読んでいると原語じゃないとだめだとか、難しい解釈を垂れる人が必ずいるけど、わたしたちはただの一般人で、学者ではないので、そんなことは気にしなくても全然かまわない。一度しかない人生。誰かの言ったことじゃなく、自分の目で社会を見、自分の価値観で判断し、自分の行動を選んでいきたい。それで何も変わらなくても、なにかをしようとしたことは、きっとどこかに残るはずで、古典は、そう思った人たちが後世のわたしたちに残してくれた遺言でもあるのだ。

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by terasumonnmoku | 2017-02-20 21:04 | 読書 | Comments(0)

13.ダーリンは71歳

漫画ですが、あまりにおもしろかったのでシェア!



13.ダーリンは71歳  西原理恵子(小学館)2017.2月


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めちゃくちゃ下品で露悪的。

でも、ほろっと甘く、「人生」を感じる。

以前からツイッターで高須クリニックの
高須院長をフォローしていて

謎の暴走老人ぶりを
堪能していたのだけど、

これを読んですっかりファンになってしまいました!
(暴走老人系ではほかにも、
黒柳徹子さんのインスタをいつも楽しみにしています♪)



アル中で散々自分たち親子を苦しめた
西原さんのもと夫の余命が
わずかだと知った時

夫のためでなく、西原さん自身のために
離婚した彼を再び受け入れ、
人として死なせてあげなさい。

と、当時は西原さんの一ファンだった
高須医院長が彼女に勧めた話。

そして、

元夫と和解し、アル中患者ではなく
彼を家族の一員として亡くなるまで看取り


何年もたった後でなお、


アル中の夫にマックスに苦しめられた記憶が
フラッシュバックすると同時に

どうしてあの時
彼を殺せなかったんだろう
という気持ちがこみ上げ、

激しく苦しむ西原さんに対する


高須院長のフォローがもう最高で、ぐっとくる。


これは惚れるだろう。

ひとは矛盾する生き物で、
頭でわかっていても
どうしようもない時がある。

終わった問題に対しても。



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それにしても今日は、


<宮城県自死遺族支援連絡会>
(県や藍の会、いのちの電話などが参加の
自死遺族支援のためのネットワーク)
の会議で、

ちょうど、重度のアル中の人が

発作のように飲みまくり
垂れ流し状態で家の中で暴れ、
家族にも手が付けられなくなっている時に


受け入れてくれる場所がない。

なぜなら、病院に連れていくと、
「酒を抜いてからこい」
と追い返されるから。

とにかく家族がもたないので


本人がマックスの時に
見てもらえる場所が必要だ

という話をみんなでしていたところだったので

臨場感が半端なかった。


この漫画はほんとに赤裸々だけど
救われる人が
たくさんいるに違いない。

ほんと。しょうがないことって
あるからね。

どんな感情があったとしても
困難な状況の中で
西原さんは元ご主人を見送り
家族を守った。
大事なのはそこだけなんだと思う。


二人のなれそめはこちら



by terasumonnmoku | 2017-02-15 23:03 | 読書 | Comments(0)

真理セラピスト・らくがきすと・即興ピアニスト+社会活動家(過労自死遺族/東北希望の会代表)幼少時より、生と様々な死から多くのことを学んできました。11年のセラピスト経験があり、仕事ではいのちのすばらしさについての、エナジーーワーク的なセッションやワークをしています。頭を現実的に使いながらメルヘンな世界を実現させていきたい。社会問題、スピリチュアルな仕事や宇宙のこと、日常について書いています。


by terasumonnmoku