カテゴリ:アート( 54 )

今日の差し入れ自慢と、写真を撮る人たち♡

絵を飾っている空間自体が
心地よいようで、リピーター続出です。
(まだ2日目で二人だけですが・笑))


ひさびさのピンでの個展。
しかも、意外と大きかったギャラリー。
ということで、
絵が足りず、
初日が、開けないんじゃないか。
その他もろもろの異常な葛藤と、
体力の消耗からようやく復活!

ちょっとネガテイブを楽しみすぎました・笑。

ほんとうにやりたいことって、
やりたそうな顔をしているとは限らない。
大事であればあるほど、
怒涛のようにいろんなものが
押し寄せます。
でも、そのトンネルを抜けると、確実に
楽しさが増してくる(#^.^#)
不思議♡

喜んでくださる方々の存在が、
めっちゃうれしくて、ありがたい♪☆

みなさま、ほんとうにありがとうございます!

明日のライブもがんばるぞ!

ライブはドタ参加OK!気軽に遊びに来てね~٩(ˊᗜˋ*)و✧*。


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悶々としていた顔が、
だいぶすっきりしてきました・笑。

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by terasumonnmoku | 2016-10-21 18:52 | アート | Comments(0)

絵のお嫁入りでした。

今日は絵の納品でした(^_^)

オーダーが入ったのが4日?前。
遅筆のわたしとしては、
記録的な仕上がりの速さ(・◇・)/~~~


今回は注文をいただいたことも嬉しかったし、すぐ絵が描けたこともうれしかった♪
描いているうちに、どんどんオーダーされた方の魅力が立ち上がり
どんどん、その方が好きになる~ଘ(੭´ ꒫`)੭
なにごともタイミングですね。

それでもって出来た絵も、やる気満々。
(写真だとわかりずらいけど~)

ENJOY☆よろこびをきみに。

がんばって働いてきてね♡

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あなたの少し先に進んだ内面の輝きを形にします。

エネルギー変化の兆しを見て描いています。
そのため、兆しが表れるまで待つことがあり、完成まで4年かかった例があります。

描いた絵は、波動のパッケージ。
エネルギー変化を促進し、
次の変化が現れるまでの数年間
あなたのそばで、本質のあなたが現れることをサポートします。

今現在どういう状態であろうと
あなたの魂はいつも輝きに満ち、愛にあふれています。
そして、経済的な豊かさ、人間関係の温かさのすべてを現実の世界で、受け取る準備がすでにできています。

あなたのために描いた絵は、表面上の困難に惑わされることなく
内面の輝きが現実の人生を照らし出すお手伝いをします。

金額は人によりますが、現在のところ2万から10万。
注文を受け、絵の全体像が現れてから金額をお知らせします。

ご注文は tamakom☆hotmail.com

☆を@に変えてご連絡ください(๑'ᴗ'๑)

関連ブログはこちら






by terasumonnmoku | 2016-08-21 21:00 | アート | Comments(0)

ポール・スミス展!

ポール・スミス展
HELLO MY NAME IS PAUL SMITH.
を見に、上野の森美術館に行ってきました!


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ポール・スミスは、イギリスを代表する
デザイナー。
そのユニークな店舗は、今や世界中に広がっています。
でも、ポール・スミス自身は専門的なデザインの教育を受けたことがないのです。

15歳で学校を退学。自転車の選手になる夢を叶えようとするも、事故で挫折。パブに入り浸る日々の中で、アートを学ぶ学生との出会いが、やがて人生を変えていきます。

アートスクール非常勤講師だった彼女に、ざっくりとデザインや布地について教わって服を作り出し、バイトで生活費を稼ぎながら、週末2日だけ開店する小さなショップを開いたところから、この壮大の夢ははじまりました。

20歳にして、突如彼女の二人の子の父となり、その後も二人三脚で事業を広げてきた。
という経歴にも、ぐっときます(๑'ᴗ'๑)

新しい家族、新しいビジネスのにおいがする・笑!

このブランドのデザインをしているのは大勢のデザイナーで、製造、販路は子会社のほかにも2つの企業と提携しており、完全な個人商店というわけではない。
けれどすべての作品群に、のびのびとしたポール独自のこだわりが感じられます。

自分の好きなものだけを創る。

一つ一つ異なった店舗から、
作品から、

これだけ大きな企業になってもなお、
そんなコンセプトが伝わってくるところが魅力。
(ポール・スミスの女性服を製造販売するオンワードに長くいたひろみんによると、ご本人も常に喜々としたひとらしい!そして、自分の気に入らないものはたとえ商売のためでも絶対に創らないのだそう)


ポール・スミスの世界で、魅力的なのは、色。色の世界。


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どうしてこんな色が
合わせられるんだろう。
その美しさに、うっとり。
素材の違いが、また異なった無限の広がりを作りだすのです。

(ちなみにわたしは彼の作品や世界を
見ているのが好き。
別に着るのは好きではないので、
洋服もグッズも一つも持っていません・笑。男だったら欲しかったかも!)

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今回の展覧会で特に気に入ったのはこの、アートウォール。
ホックニーやウォーホールといった著名人と、ポールの名もないファンが勝手に送りつけてきた、金銭的には無価値なものが、
等価に並んでいる。

この壁の中で重要な価値観は、
単なるポールの好みだけという、潔さです。

またこの展覧会、写真撮り放題というのも良かった!
岡本太郎とニキ・ド・サンファルに続く取り放題。めっちゃ盛り上がる・笑。



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喜びのあまり、会場にあったボタンの壁の前で滅多にやらない自撮りを撮る・爆!

この世界は色に満ちていて、
ほんとうにきれいなんだなって
改めて思える、素敵な作品展でした(^_^)

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上野の森美術館での開催は、8月23日まで。
詳細はこちら

デートスポットに
絶賛おすすめ中です・笑!



by terasumonnmoku | 2016-08-08 21:31 | アート | Comments(0)

本日はあぐり寺で、木彫りのお地蔵さま掘り掘り教室の先生をしている無冥さんの発案で
彫刻家の佐野美里さんのアトリエに、お邪魔させていただきました!


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かわいい、犬の彫刻群です。
こんなにかわいいのに、一人ひとり?に、ドラマと生活と個性がある。
以前「杉村淳美術館」で開かれた個展を見せていただいたとき、
あまりのあたたかさに思わず抱きついてしまった、白い犬の彫刻君にも再会しました。

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一緒に行ったハッピークローバーのゆっきの息子さん、ゆうとも
気に入って、早速タッチ!
ありがたいことに、美里さんは「さわってもいいですよ」
と言ってくださるのです(๑'ᴗ'๑)
ゆうと、うれしかっただろうなあ。
なんといっても、大人であるわたしがうれしいのですから!

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ほとんどがクスノキでつくられているというこの彫刻たち。

「なぜ犬の彫刻なのですか?」
という質問に、

「かたちは犬なんだけれども、伝えたいのは<お母さん>のイメージなんです。
ぬくもりがあって、どんなひとも好きになってしまうような。
このかたちが犬であることにも意味があって
みなさんの生活に、あたたかく、そっと寄り添う存在をつくりたい。という思いがあります」

と、美里さん。

そして
「彫刻を掘るのに、楽しくないとき、つらいときはないですか?」
という質問には

「そういうふうにならないように、努力しています。
掘って楽しいものを掘るようにしています。」

とのこと。
何か作るたびに、わたしは悲壮感に満ちてしまうので
教えていただいた答えが
とてもとても勉強になりました~ଘ(੭´ ꒫`)੭

今回見せていただいた魅力的な作品群のなかでも
特に感動したのは
この「歯ぎしりするミックス」という名前の彫刻くんです。

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肩に力を入れて、歯ぎしりしながら必死で生きている。
だけど、その姿がなんとも愛おしく、

<こんな気持ちで、子供育てたことあったよな。
でも、それも、結局、悪くなかったんだな>
という気持ちになる。

この表情で、この姿勢で
自分をいとおしむようにミックス君が愛おしくなるというのは
かなりな力技です。

それを可能にしているのは、作者 美里さんの
深い「愛のまなざし」でしょう。

尊敬です。


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この厳しい顔の方も
厳しいのに、何とも言えない魅力がある。
絶対に子供を愛している顔。

今回、偶然、美里さんとわたしたちの間に
様々な共通点が見つかり、びっくりでした。

宇宙の采配に従っていると
いろんなシンクロニシティが起ってくるのね。
みたいな驚きです・笑。

ここからまたなにかに、あるいはどこかに、つながってゆくのかもしれませんね。
連鎖していく。
関わる人を、確実に笑顔にしながら。

佐野美里さんの次回の個展は
年末当たりに開催されるのだそうです。
楽しみ!


美里さん。
本日はお忙しい中
しあわせな時間をいただき、ほんとうにありがとうございました٩(ˊᗜˋ*)و✧*。




佐野美里さんのHPはこちら!
犬たちの姿に癒されます。




by terasumonnmoku | 2016-07-16 22:24 | アート | Comments(0)

最近、木が好きです(๑'ᴗ'๑)

前から好きだったのですが
いろいろ余計なものを感じるのに忙しすぎて
目に入らなかった。

今住んでいる町は
そこここに大きな木があって
コンクリートの合間から元気に枝を伸ばしてくれている。


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子どものころは、近場に森があったので
木登りばかりしていました。

ひとりで森に遊びに行くこともよくあって
ひとといるときもそうなのですが、
木を見ていても、油断すると木に同化してしまう。

以前師匠の大津先生に言われたことがあるのですが
わたしのなかには、
その頃同化した木の<存在>が
ちゃんと残っているらしい。

特別に好きだったのに名前も覚えていない木。

ある日円山応挙の松の木の絵を見に行ったとき、
その時の木の佇まいにその松がとても似ていて
心がどーんと突き動かされました。
(右側の絵です.実物はこれの50倍くらいいい)
こんな再会のしかたもあるんですね!


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日本画を書く人の中では
伊藤若冲も大好きなんですけど
若冲はとても細密な絵を描くのに
応挙のような、「存在の深さを語る」的なリアリティはない。

(若冲の有名な絵。画像転載を禁ズとかいてあるので、こちらのリンクで見てください)

形を細かく描いていくことで
逆に本質から遠ざかってしまうって、おもしろいですね。
そしてそれは、実生活でもありがちなのかもしれません。

住んでいる町の
水がほしかったり、クリスマス時期に装着させられる変な電飾をがまんしてくれていたり
行きかう人を静かに見守ってくれている木々たちを見ていると
心が、<しん>となります。

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みんなそれぞれに生きていて
それぞれに何かを思っている。
意外と人間に興味を持っていて
わたしたちを好きでいてくれる。

今日、車を運転中に、7、8年くらい前、家族三人で植樹した
輪王寺というお寺の森を見かけました。

植えた時には1メートルにも満たなかった小さな苗木が
すっかりふさふさになっていて、
うれしくなってしまった!
(この写真では全然わかりませんが向かって左奥のほうに、植樹した木が植わってます・笑)

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やっておいてよかったな。
三人の家族の時間が、そこに残っている。

そのように時間をかけて育っていくものを
これからわたしたちは
どのくらい残していけるだろう?

ほんとうにたいせつなものは、それだけなんだと思います。



by terasumonnmoku | 2016-07-12 21:02 | アート | Comments(0)

ゆみちゃんの写真展

行って来ました。ギャラリーチフリグリ。

写真展「チフリグリの車窓から」は17日まで(^_^)

空の作品展で一緒の大友 由美ちゃんの写真が見られます!

いろんな世界につながる
電車の窓が並ぶ、魅力的な写真展です。、

ゆみちゃんの写真、小さかったけどやはりとてもすばらしくて、安定の実力でしたが、他のみなさんの写真もおもしろいのです。

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ギャラリーチフリグリは、別名「人間交差点」と呼ばれるらしく、いろんなみなさんが訪れます(^_^)

たまたまわたしがお邪魔した時は、この写真展に出品の3人がみえていて、
そのうちの2人が塾や学校の先生で、
そのうちの1人が組合の上の方の方だったこともあり
急に過労死の話になりました。でも心の準備がなく、
とっさに関係構築までは至らなかったことに反省しました。

チャンスって、いつもその場しかない。
何に結びつくのかわからないけど、
その瞬間瞬間で生まれるものを大切にしていこう。

その先生の作品が、なんともアンドリュー・ワイエス調でいい感じなのです。
ギャラリーチフリグリも、とってもおもしろい場所なので、ぜひ遊びにいってみてね!

by terasumonnmoku | 2016-07-10 20:18 | アート | Comments(0)

友達の、女優くみちゃんが参加している

荒馬の旅企画〜.砂漠のトンネル
のリハーサルを見せていただきました*\(^o^)/*

もうもうもう、最高です!!!!
今まで見たお芝居の中で、一番好きかもしれない!

明日が本公演ということで、
残念ながら詳しくは書けないのですが、
一瞬も退屈することなく、ステージに釘付けになってしまいました*\(^o^)/*

感情や、断片的な言葉の扱いがまるで音楽のようです。
俳優さん全員が、超素敵♡
そして見ていて、もがいている自分たちの日常が、とても愛おしくなります。

どうしようかなー?と迷っている方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ見に行ってみてください!!!!!
絶讃おすすめ中です♡

仙台本公演は6月4日14時~、19時~、5日14時より。
こちらでチケット入手できます*(^o^)/*


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くみちゃん、モデルのなかまきちゃんと三人でとってもらった写真!
わたしの顔が得意そうなことには理由があるのですが、
ネタばれになってしまうので、
公演が終わってからこっそりもう一枚、アップします・笑。






by terasumonnmoku | 2016-06-03 21:57 | アート | Comments(0)

Peace Love Kumamoto



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おとといの深夜、九州を思いながら、祈りを込めて描いた絵です。

今年(2016年)の3月11日のイベントは、

わたしにとっては過去の傷に向き合い
次の時代に行く節目の時でした。
余裕ができてきたからこそ
出てきたのでしょうが、ほんとうにつらかった。

そんな状況であたらしい「希望」を紡ぐことが果たして自分にできるんだろうか。
と、思いました。

でも、仲間に支えられ、即興のピアノで例年とは全く異なったフレーズの音楽を奏でた時
自分の中で、なにかが切り替わりました。

大黒柱である夫を亡くし、13歳の息子を抱え
住む家も、まともな職も、貯金もなく、あるのは借金と苦痛だけ。
というなかから、立ち上がってきた自分に、改めてつながったのです。
結果的に、わたしは「自己に対する信頼」を獲得したのでした。

ほんとうに、宇宙の采配には無駄がありません。

今、新たな被災地が必要としているのは
物質的な支援のほかには、
恐怖でも、同情でもなく
すべてを乗り越えてきた自己に対する信頼と、
それが創りだした
この、「愛と平和」だと思うから。

わたしだけでなく、あの東日本大震災を経験してきた方は、
みんな何かを乗り越えてきた。
だからわたしたちの祈りには、力があるのだと思います。

この絵がどうか、みなさんの<祈り>の方向性を定める
羅針盤のひとつとなり
九州に必要な祈りが届きますように。


by terasumonnmoku | 2016-04-18 22:15 | アート | Comments(0)

「天国にいる一つ一つのいのちに見える~!」

昨日アップした、Hope〜というこの絵に、
小学生のYちゃんが、こんなに↑素敵な感想を教えてくれました(^_^)
(ゆっき、ありがとう*\(^o^)/*ほか、たくさんの感想をくださったみなさま、ありがとうございました!)


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ずっと昔にアップした「フクシマ」と言う絵には、
当時小学校二年生だったNちゃんという女の子(自信ないけど確か~)
がこんな感想を寄せてくれたことがあります。


「これはまるで、<あなたは、そのままでここにいていいのよ。>
って、言ってくれているような絵だね」



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絵を通して、ひとは自分自身に
向きあっています。

だからそんなふうに感じられるのは、
Yちゃんがいつも心の中に
<天国>というものを、リアルに感じているからだし、

Nちゃんは「ここにいること」自体が
「奇跡」だということを、
わかってる。と言うことに、他なりません。

子どもの感性って、すごい。
描いている本人は
そんなことはまるで考えていなくて
いつも「明確なのに形を持たない、ある特別な感覚」を四苦八苦しながら
顕しているだけなのに・笑。

この子たちだけが特に感性に優れている。
というわけではなくて、
ひとは誰しも、そういう、ある種天国的な感覚を
備えて生まれてきます。
けれども人間経験が長くなり、
大人の価値観を植えつけられていく過程で、それは徐々に心の奥深いところに
しまい込まれてしまう。

存在することすら気づかないほどの、深部に。

奥底に格納されたそれこそがまさに、生きている実感だったり、
生きることの喜び、と言うものだったりします。
誰もが子どもの頃は、自然に持っていたもの。
持っていることにも気づかず
忘れてしまっているけど、
決して失われることも、損なわれることもないもの。

そこで遊び、そこで笑い、
そこで夢をみて、そこで愛をわかちあってきたところ。

長い眠りから覚めて、
わたしたちはすこしずつ、その場所に還って行くのです。


by terasumonnmoku | 2016-04-01 21:36 | アート | Comments(0)

曾我蕭白(しょうはく)の龍が好き。
この生の絵をはじめて見たとき、
あまりの迫力にしびれた。

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(ボストン美術館所蔵 雲龍図 部分)

蕭白は1780年代に生まれた絵師。狂人と呼ばれ、
同時代には伊藤若冲、円山応挙などがいる。

蕭白は「本当の絵が欲しければ俺に言え。絵図が欲しければ応挙でよかろう」
などということを言っていたらしい。
応挙の松もすごくいいけど、
蕭白の絵には
それとは異なったよさがある。

人の欲望や狂気を正面から冷静に描き、
当時は不吉の象徴と言われた「虹」を
富士山と並べて金泥で美しく描き出す。

すごく不思議なのは、この鷹に襲われようとしている鶴の絵と

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(波濤鷹鶴図屏風 部分)

腹を空かせてへたりこんだ鬼に、自分を食わせようとしている釈迦の前世の童子の絵で

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(三重県継松寺 雪山童子図)

それはイタチに追われて井戸に落ち
どうせ死ぬならイタチの餌になりたかったと嘆き
神様に自分の体をさいわいのためにお使いくださいと祈り
夜空に燃える星になった。
という宮沢賢治の蠍の話にも通じる
「ほかの命のための犠牲」というテーマで、

同じ現象が、悲痛にもなり、宗教にもなり、どこか悦楽的にも描かれうるということが
目で見るととても斬新。
魂の進化的序列を無理やり付けると
 鷹に追われる鶴<蠍の火<雪山童子
の順で、偉さが増していくのかもしれない。

ほかの存在に喰われる。というただそれだけの現象に
これだけの解釈があることが、たまらなくおもしろい。

先日引用したレヴィナスには続きがあって、
わたしたちを幸福にする全てのもの=糧に対する死活的な欲求は、単なる欠如ではない。
「幸福は欲求の<満たされないこと>によって、満たされるのである」

というふうに展開していくのだけど、

食うものと食われるものという構図の中に
「わたし」という単体を考えるだけでは理解しにくい
満たされない、ことによって満たされていく一連の現象が
とてもうまく描かれているような気がする。




by terasumonnmoku | 2016-03-08 21:48 | アート | Comments(0)

生きる意味が見つからないなら、自分で創って育てちゃおう!というブログです。やっていることはさまざまですが、常に生きることに向かっています。

by terasumonnmoku