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5.人生フルーツ

素敵な映画を見ました。

風と雑木林と、
ある日本人の建築家夫婦の物語です。
2人はちょうど合わせて177歳。

ゆっくりと、ゆっくりと
時を紡いでいく暮らし。


もと東海テレビ制作のドキュメンタリー作品。文化庁芸術祭平成28年ドキュメンタリー大賞を受賞しています。



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日本住宅公団のエースとして都市計画に携わって来た主人公の修一さんは、

1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画しました。


けれど、時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。


修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、
自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめました

望んだことを
あきらめない暮らし。

誰にでも出来ることでは
ないかもしれない。

けれど

その暮らしの
なんと美しいことでしょう。

ターシャ・テューダーをたどらなくても
日本中どこにでもある


無機質で味気ない「ニュータウン」の陰に
こういう人がいたのだと思うだけで
勇気が湧いて来る。

コツコツコツコツ
できることは自分でやる。

老夫妻がたんたんと
二人で行う家事のひとつひとつが
なんと楽しそうなことでしょう。

>むかし、ある建築家が言いました。
家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。

冒頭で引用される、コルビジェの言葉です。
あの、都会的なコルビジェがこんなことを言ったこと自体驚きですが、

畑に植えられた作物や
水盤につけられた

「小鳥用水盤 ご自由にどうぞ!」
とか

作物につけられた
「春をお楽しみに」とか、

竹に掛けられた
「はるこさん、夏の流しそうめん用」
とかいう

手作りの黄色い立札に
刻まれた言葉に

暖かく優しい愛を感じる。

孫のため、次の世代のために
枯葉で豊かな土壌を作り
つないでいこうという姿勢が美しくて


涙があふれる。

フォーラムで5月12日あたりまでは、
見られるようです。
1日1度の上映で、時間も日によって違うようなので要確認ですが、

豊かな、本当の暮らしを
みんなで共有できたらうれしいな。

絶賛おすすめ中です




上映情報はこちら

5.人生フルーツ

主演
津端修一
津端英子


監督 伏原健之
ナレーション 樹木希林
2016.日本・90min



by terasumonnmoku | 2017-05-04 19:10 | 映画

真理セラピスト・らくがきすと・即興ピアニスト+社会活動家(過労自死遺族/東北希望の会代表)幼少時より、生と様々な死から多くのことを学んできました。11年のセラピスト経験があり、仕事ではいのちのすばらしさについての、エナジーーワーク的なセッションやワークをしています。頭を現実的に使いながらメルヘンな世界を実現させていきたい。社会問題、スピリチュアルな仕事や宇宙のこと、日常について書いています。


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