「ほっ」と。キャンペーン

わたしがテレビに出ることが続き
放送を見ていない
高校生の息子とうもろこしにも
そのことを知らせてくれた人がいるらしい。

ある日朝ご飯を食べながら

「おれは、母さんがそういうことをするのを
否定しているわけじゃない。

でも、どうしても思い出すからね。

きつすぎるし、
引っかかることが多すぎて
自分では見れない。

でも、おれが
そういうの
いやだと思ってるわけじゃないってことは
知っててほしい」

と、とうもろこしは言った。

「大学受かったら
(父さんの)墓参り、行ってみようかな。
行けないかな」

(とうもろこしは、昨年から父の墓参りに行けず
仏壇に手を合わせることもできない。
でもうちに遊びに来た友達には
線香をあげることを強要している)

そうなんじゃないかな。
とは思っていたけど
言葉にしてくれたことが
ほんとうにうれしかった。

自分のなかの
整理のつかない思いを
ひとに説明するって
おとなでも、難しい。

それってすごいことだし、


わたしのことを
大事に思ってくれているんだな。
と泣きそうになる。

そのままで、いい。
自分のペースで
ゆっくり向き合ってほしい。

最近わたしは
とうもろこしのおすすめで
彼の家庭教師の大志くんに借してもらった

アジアンカンフーの「フィードバックファイル」
というアルバムが大変気に入っていて
むっちゃエンドレスで聞いている。

妙なノイズの入った
もともと半音ズレたような
メロディーを
さらに半音ずらし
わけをわからなくして
ふたりで熱唱するという

意味なく
高度な技を駆使しながら、

何かが途中という事はなく
一瞬一瞬が
完全で完璧なんだな

なんてことを思った。

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by terasumonnmoku | 2016-12-13 11:12 | 家族 | Comments(0)

今日は午前中NHKの方の電話取材でした。

正確に言うと取材ではなく、取材の打ち合わせ?のようなもの。

NHKの方から取材を受けるのは5回目で
(ぜんぶ過労死ではなく、自死遺族問題)
いずれも大変不本意な形に終わっているので
メールをいただいて、受けるかどうかずいぶん躊躇しましたが、

今回の取材の内容が
「宇多田ヒカルの<道>を自死遺族はどうとらえたか」

という、今までにない切り口だったこと。

つながったきっかけが、このブログの

・宇多田ヒカル「道」について
という記事であったということがおもしろく、

お話を伺ってみることにしたのです。
ブログからつながるなんて、ほんとにあるんだな(ノ゚ο゚)ノ ~

もちろん、今後のことはどうなるかわかりませんが
お話できてよかった!
はじめてこの問題で、マスコミの方と
コミュニケーションが取れた実感があり、
その結果自分の中でも、わかったことがありました。
すばらしい・ぱちぱちぱち。

よく考えると、NHKがというより
単にわたしが

「家族の自死という事実」

に<やられていた>だけだった。

いわば、

ひとのせいにしていた

のです。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

ひとのせいにしちゃだめと
口が酸っぱくなるほどいいながら
自分が率先してやっていたなんて( ̄ロ ̄lll)

衝撃の事実です。

でもそりゃそうだろうし、
やってしまったものはしょうがない。

一度気づけばだいじょうぶ。
ここから、またはじまる道がある。

なぜなら、わたしは夫の仕事と尊厳を真に守るために
自分のナイーブな葛藤を木っ端みじんに撃破するのだと固く心に誓ったから。

本当にこの世界はありがたいですね。
ひとりではとても立ち向かえないことも、
人とのかかわりの中ではできてしまう。

そんな本日の後半は
佐野碧さんという宮城出身のシンガーソングライターの
ライブに行ってきました。

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そこには打ち合わせたわけでもないのに
ネパール仲間が大集合しており
びっくり!のような、当然のような・笑。

きらきら魂の奏でる美しい歌声を
みんなで感動しつつ、堪能してきましたー(^_^)

ちなみに碧さんのお母さんとわたしは、親ばか仲間。
会うたびにお互いの子どもをほめあっています・笑。

写真は帰りにみんなで寄った
カフェ・楓屋のツナトースト。

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自分の壁を打ち破るのに夢中になって
ご飯を食べるのをすっかり忘れていたせいで、
ライブ終了後
どんどん意気消沈していったわたしのために
みんながいろんなものを
シェアしてくれました٩(ˊᗜˋ*)و✧*。

お弁当を忘れた小学生みたい~






by terasumonnmoku | 2016-11-05 21:41 | Comments(0)

自死の最も残酷な点は
そこに至るまでの本人の苦しみも
さることながら
残された家族が
その死を静かに悼むことすらできない
という部分にある。


遺族は重い自責の念に苦しみ
その無念の思いは自分自身と、亡くなった本人、
そして過労自死の場合は相手方企業に
そうでない場合多くは
そのいのちを支えきれなかった
近親者に向かう。


根底にあるのは
死んでしまった大切な家族に対する、愛だ。

このアルバムの中の
彼女がお母さんのことを歌った
「道」を聞いて
息子は「You are every song 」なんだ。
といった。
すげえ、いい曲だよね。


「道」を聞くたびに泣く。
まっすぐに。
お母さんの生と死を受け止めようとする
その姿に。



「私の心の中にあなたがいる
いついかなる時も
どこに続くかまだわからぬ道でも
きっとそこにあなたがいる

It's a lonely road
But I'm not alone

そんな気分」


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by terasumonnmoku | 2016-10-08 22:28 | Comments(0)

長かった夏休みが終わり、
通常の毎日が戻ってきました(๑'ᴗ'๑)

とうもろこしは、富士山に行ってたくましくなりましたが
すごく疲れてしまったらしく
受験生に戻るのが大変。
久々に衝突したり!
(原因はごはん・笑)
それにしても空腹盛りの男子高校生に、食べさせてあげるものがちゃんとあるって
ありがたいことですね。

先日、ひょんなことから
彼のお父さんの話になりました。

最近、わたしの仕事が珍しく込み合っていて
そのことが不思議そうだったので

「みんなは、母さんの人生を買うんだよ」
と説明し、
誰がそれをするかというのが重要で
そこに価値が生まれる。

なんでそんな話になったのかわかりませんが
ミュージシャン志望の彼に、

「君の場合、売れるものを創るために一番簡単なのは
ーまあ簡単ではないのかもしれないけど、
父さんを許すことだよ。
なにをやっても、必ずいつかはそこにぶち当たる」

「おれってゆるしてないのかな」

「ゆるしてないでしょ。お墓参りにもいかないし、お線香も上げないんだから。

怒ってるんだよ。

でもそれはしょうがないよ。
父さんは、死んじゃいけなかったんだから。
君には、怒る権利がある。子どもなんだからね。

だけど、いつかかならず、父さんの気持ちがわかるときがくる。
だって、父さんはとうもろこしのことが大好きだったし、
君は父さんのことが大好きだったんだから。

だから、急ぐ必要はない。


でも、君が父さんを許せたときに作った作品は
世界中のすべての心に届くよ。
いつか君は、必ずそういう作品を創る」

わたしの演説を珍しく神妙に聞いていたとうもろこしは

「ふうん!」

ゆるすって、英語で permit っていうんだっけ?
などと言いながら、勉強しに自分の部屋に行ってしまった~ଘ(੭´ ꒫`)੭

いつも父親の話をすると、すぐに話をそらしてしまう彼と、
こういう話ができたのは初めてで
そのことに感動する。
困難な状況の中で
彼がすくすくと成長してくれていることに、感謝のきもちでいっぱい。

自分にガッツポーズがしたいからと
PCも封印し、携帯のゲームアプリも削除して
「毎日10時間、とりあえず机の前に座ることにする」
というとうもろこし。

受験生でいるのも、あと5か月٩(ˊᗜˋ*)و✧*。


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写真は、あこがれのピニャコラーダ・グラニータ(ノンアル)
昔から南の島で、デッキチェアにもたれてピニャコラーダを飲むのが夢でしたが
よく考えると、ピニャコラーダって飲んだことがない・笑。


これで南の島があれば完璧だな♬
夢を見るにも、リアリティがないとね・笑。




















by terasumonnmoku | 2016-08-24 20:36 | 家族 | Comments(0)

お盆の終わりに。

先日、息子とうもろこしのたっての希望で
彼の高校野球最後の雄姿を、小さなポスターにしてもらったものを
お菓子と一緒にそれぞれのおじいちゃん、おばあちゃんに送りました。

すぐ、夫のお母さんからお電話をいただき、ひさびさにお話もできたのですが
昨日さらに、大きな菓子折りと、お手紙が届けられました。
心のこもった、お手紙です。

夫が突然亡くなって
わたしたち家族はみんな大変な状態になり、
その間義弟が間に入ってくれて、かたちばかりの関係を続けてきました。

互いに混乱する気持ちをどうすることもできず
最低限の儀礼的なやり取りをするのが精いっぱい。
傷で傷をえぐることのないように、
慎重に距離をとっていたのです。

>その時のもようはこちら<100日法要>


お菓子のお礼をメールすると、
今度は、戦争で当時32歳のご主人を亡くし
女手一つでお子さんたちを育てた
80歳の女性のご主人あてのラブレターをコピペしたものが、
送られてきました。
(母はたまに、誰かの書いた「いい話」をこんなふうに送ってくれます)

なんだろう。
泣けてきました。
わたしはほとんど、自分のためには泣かないのに。

あまりにも傷が痛くて
どうしようもないことが
人と人との関係には起ります。

形だけの関係性や
儀礼的な言葉を
わたしは長年、憎んできましたが
なんて不遜な考え方だったのだろう。

人はそれぞれみんな違う。
儀礼や礼節、そして言葉は
理解しあえない者同士が共存するための、大切な知恵だったに違いない。

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言葉は、希望にも絶望にもつながる、
階段のようなもの。

絵空事でいい。
すてきな言葉で、すてきないれものをつくりましょう。

たとえ今、自分がそこに追いつけなくても
ほら、部長の椅子が人を育てる。
みたいなことが、必ず起こってくるはずだから(๑'ᴗ'๑)

ずっといがいがしていた、過労死遺族とセラピストの肩書が
しっくりするような気がしてきた今日この頃。
きっと自分を受け入れられるようになってきたんだな。

写真は大神神社の第一鳥居と、夕陽。

関連記事はこちら
>お盆



































by terasumonnmoku | 2016-08-16 23:45 | 家族 | Comments(0)

お盆。

お盆ですね。

今日は夫のゆかりの東北大学の先生が
夫の位牌にごあいさつに来てくださいました。

ひどいアカハラをうけ、大きなダメージを受けて休職。
暖かい<つて>に恵まれ、約一年後別の部署で復職がかない、
紆余曲折の後、藍の会の田中さんの後押しでよい弁護士さんにも出会い、労災認定を獲得。
大学に申請が通り、このたびようやく、休職中に止められた昇給が復活しました。
文章で書くとあっという間ですが、ここに至るまでに三年の月日がかかっています。

どれだけ長かったことでしょう。
家族のひとりがダメージを受けると
全員が重い負荷を背負います。
奥さんもお子さんたちも、毎日が針の筵に座っているようだったことでしょう。

当たり前のことが当たり前になることの難しさを
目の前で見てきました。
どん底を抜け出すことができたのは、先生とご家族の精神力のたまものです。
今、誰一人欠けることなく
みんな元気で笑っている。

それがうれしくて、涙しました。
よかった(´;ω;`)
ほんとうによかった(´;ω;`)

みなさんが帰られた後
夫に「ほんとうによかったね」
と話しかけると
「ありがとう。おまえのおかげだよ」
とびっくりするような答えが返ってきました(ノ゚ο゚)ノ ~

わたしのおかげは一個もありませんが、
頂いたお持たせのお菓子を分けるとき

「(夫は)もう死んでいるので残ったので大丈夫です」

なんて憎まれ口をきいちゃって、ごめんなさいm(_ _)m

そういえば先日、tama's cafe をした時
居間に置いてある仏壇の扱いに悩んだのでした。
知り合って間もない方が大勢見えたので
衝撃的かもしれないと思って。
でもふたを閉める気持ちにも、どこかに移動させる気持ちにもならず
そのままにしていたら、
さわさんはじめ、みんなが夫にご挨拶してくれて
ほんとうにうれしかった。

死んでしまっても、大事な家族。
わたしたちが元気で暮らしていられるのは、夫のおかげです。

お墓参りは今週のはじめ、実家に帰ったときに済ませてしまったので
うちのお盆はもう終わりかな(๑'ᴗ'๑)
お墓のほうも、きっとにぎやかだね。

今日は夫のお母さんともひさびさにお話をしました。
とうもろこしのたっての希望で
彼の高校野球最後の雄姿の写真をポスターにして
それぞれのおじいちゃんおばあちゃんに送ったものが届いたのです。

お元気そうで本当に良かった。
「明るく過ごしていると、みんなが元気になるからね」
と、お母さんは言います。
なかなか言える事じゃない。

わたしの実家のほうには、いまは、妹一家が押し寄せているはず。
おそらく3歳のかわいい甥っ子が、両親を圧倒していることでしょう!

はなれていても
時間や空間を置いて
みんなつながっています~ଘ(੭´ ꒫`)੭

みなさまも、あたたかいお盆でありますように。


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by terasumonnmoku | 2016-08-13 22:04 | 家族 | Comments(0)

おかげさまで、息子とうもろこしが無事、富士山から戻ってきました!

ものすごく、いい顔で(´;ω;`)

よかった(´;ω;`)

感無量です。

「富士山夢祭り」というこのイベント。
旧暦の七夕の日に、熊本西原村や北海道をはじめ全国のみんなの夢を
おみこしに入れて、山頂で叶うよう祈る。
というロマンチックな企画を
粘り強く、とうもろこしに勧めたのにはわけがあります。

それはお父さんの自死で彼が一度失った、「夢」の物語だったから。

<夢>と軽く言いますが、
富士山におみこしを担いで登ることだって、
北海道からリヤカーを引きながら歩いて富士山までたどり着くことだって、
生半可なことではありません。

現実の夢も、たとえば事業をやるなら一本の営業の電話、
演劇なら生活のための仕事からチケットを売るという、本筋とは関係のない地道な努力がなければ、ぜったいに叶わない。

その努力があって、初めて「前向きな思考癖」とか「真理」が力を現してくるのです。

でも一度シニカルな思考が身についてしまうと
ただ綿あめのように語られる<夢>と
身体を張った本気の思いの違いが、わからなくなる。

最悪なのは、批評ばかり、愚痴をこぼすことばかりで何もしないこと。
誰かに悩み事相談をして
その場だけすっきりして、同じことを繰り返すこと。
この激動の時代、同じ場所に居続ける、何もしないーということのリスクはめちゃめちゃおおきい。

動けない人が動くためには
日常とは全く関係のない、お神輿を担いで富士山をの登るーような自分の限界を超えることをするのがおすすめです。
一度極端なことをすると自分の限界が広がる。

それにしても、わたしが富士山に行ったときは
感慨も、装備もなく、一人とことこ電車に乗ってでかけたものですが、
同じ10代でとうもろこしが登るときは、おおごとでびっくりしました・笑。
山グッズのお店の人の言われるままに
あれもない。これもいる。と大騒ぎ!

そんなに準備しなくても、一緒に上るバティは、
サルの恰好とかで登るんだよ。
と説得して、ようやく収まった次第・笑。
(バティは、ほんとに全身サルで、登っていました・笑)

自分が行くときはかっこよく飄々と行ったわたしは
団体行動にもかわらず、息子とうもろこしの動静が気になって気になって
四六時中SNSをチェックするありさま・笑。
ナサケナイ・・・・
かつての両親の心境をおもんばかり、深く反省しました。

当時は、まだ携帯もネットもなかったので、
到着連絡もせず、一か月の山小屋泊まり込みバイト中音信普通。
しびれを切らして母が当時幼稚園の妹を連れて、
バイト先の富士山7合目の山小屋まで顔を見に来てくれたのです。
自分たちの行ったこともない場所に
16歳の娘をよく送り出してくれたなあ。
親が寄せてくれた「信頼」に胸が熱くなります。

それに比べてもナサケナイ~
いやあ、ちゃんと自立しなくっちゃなあと改めて反省しました(とほほ~)
でも、こんなふうに今か今かと思える人がいるって
ほんとうに、ありがたいことです~ଘ(੭´ ꒫`)੭
家族っていいな。


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とうもろこしが撮った、富士山山頂の写真(^_^)
本人はいま、お風呂の中で元気に歌をうたっています^_^















by terasumonnmoku | 2016-08-11 21:27 | 家族 | Comments(0)


●決して失敗しないとわかっているとしたら、この世界をいやすためにあなたが一番したいことは何ですか?
 

ネットでこの文章を見つけ、
なんだろう?と考えた時、

わたしがこの世界を癒すためにしたいことって
先日の、<希望の会の海水浴>みたいなことだなって
思いました。

この場合実際にやっちゃっているので
前半の「決して失敗しないとわかっているとしたら」という部分はいらないし、
反省点も多々あり
そういう意味では失敗もしているのですが、
あれはほんとうにできてよかった(๑'ᴗ'๑)

何よりすごいのは、希望の会が
過労死・過労自死遺族や労働問題当事者やその家族がメイン
という、まさに現在進行形の深刻な痛みを抱えた当事者性の高い団体で
(もちろん、ささえていただく専門家も一般のサポーターもいますが)

その会のメンバーが重度障害を抱えるゆうとの初めての海水浴を
サポートしたというところ。

過労死遺族の会は全国にありますが
希望の会のように毎月の例会を持っているところは
聞いたところによると、大阪と仙台だけ。

(大阪と仙台だけが、中心になって支えてくれる弁護士さんがいるのです。
仙台は、毎回必ず土井弁護士が出席してくださるのですが
遺族や当事者と同じ目線で、わたしたちとかかわりを持とうとしてくれる弁護士さんは
ほんとうに稀有であることを、最近になって知りました)

わたしも経験がありますが
同じ遺族と言っても事情は千差万別。
その事情の違いが人間関係の難しさになって現れる。
特に自死遺族は差別や偏見もあり、具体的な被害にあった人も多く、
それぞれが自分自身の問題でいっぱいいっぱいとなり、
互いに傷つけあうこともしばしばです。


当事者同士でさえやっていくのが難しい会の中で
さらにほかの事情を抱えた人を招き
華々しい瞬間をサポートするなんて
たぶん日本でも初めてくらいの試みなのではないだろうか。
(いや、多分知らないだけなんだと思いますが!笑)

障がいのある人を支援する支援団体。というのはもちろんあるし、
自死遺族を支援する団体。というのもあるけど
わたしたちは誰かを支援しているわけではなく、単なる当事者の集まりなのです!

でも、それがほんとうだよな。
と思う。

足りないところは補い合う。
ゆうとが歩くことが困難なら
誰かが支えればいい。

子どもたちが悪ふざけしていれば
大人が叱り、一緒に楽しく遊べばいい。


泣いている人がいれば、ただそばに座っていればいいし、
一人でいる人がいれば、うるさくない程度に話しかければいい。

助けるとか、助けられるとか
そういうことではなく。
いろいろな問題を抱えたそのひとが
立場を超えて支え合う。

まあ、今回初めての試みということもあり
当事者であり会の代表であり、かつゆっきの友人で
実際にゆうとを海に誘った本人でもあるわたしとしては
いろいろ考えさせられるところがありました。


希望の会の趣旨や、遺族の置かれた現状、
そしてそこでどのようにかかわってほしいのかを
明確に伝えられなかったなかった責任はわたしにあり、
その辺を改善する必要があることを強く感じたのです。

もし、ゆうとのはじめての海を直接介助したのが
わたしの友人たちではなく
希望の会の皆さんだったら
その感動は、どれほどの力になったことだろう。

とてもとても残念でなりません。

そこは謙虚に受け止めるとして、
そういうことがあったとしても、あの場が輝いていたことは事実だし
子どもたちが喜んでいて
みんなの笑顔がたくさん見られた。
だから、ほんとうにできてよかった(๑'ᴗ'๑)
たくさんのみなさんの、愛と支援の下に
あの時間が創れたことを
心から感謝しています。


自分に関しても、ドリプラに出た時からそういうことがしたくて
気が付いたらやっているというのは、すごいと思う。


障がいを持つ人は、不自由だけど障がいについての配慮さえすれば、わたしたちと同じただのひとです。
同じように自死遺族も(希望の会は過労死遺族の会ですが、ほとんどが過労自死なので)心の痛みや特殊な事情はあっても
それを持った一人の人としてサポートされ、尊重されれば
普通の人間です。

自死遺族の痛みの場合は重度障がいのように目には見えない。
でもその温かさの裏には
ほんとうにたくさんの抱えている思いがあって、

わたしたちが息を詰め、祈るような気持で
複雑な状況下で育つこどもたちの笑顔や成長を楽しみにしていることや、
わたし自身に支援してくれる人に求めるかかわりを明確に伝える力がついてくれば、
あの場の価値は、もっともっと大きくなることでしょう。

それはダイレクトに
<世界を癒す>ことにつながっていく。

具体的にどうすればいいのかはまだわからないけど、
生きることの深さと本当の愛、そして喜びを
わたしはそんなふうにして、伝えていきたいと思っています~ଘ(੭´ ꒫`)੭


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by terasumonnmoku | 2016-07-26 20:44 | 希望の会 | Comments(0)

どんどん立派な人になりつつある
我が息子とうもろこし。

退学も、留年も覚悟していたのに
おかげさまで、どうやらちゃんと高校を卒業できそうです。

大学受験を来年に控え
5つあった赤点も1つにまで激減。
寸暇を惜しんで単語を覚えています(ノ゚ο゚)ノ ~

こんな日が来るなんて
想像もできなかった。

勉強スタートが遅かったので
どこまでいけるかわからないけど、
夢の東京、一人暮らしに向けて
がんばっている。

自分に合う勉強法を自分で工夫し
わからないところはちゃんと先生に聞いて。

こどもはすごいな。

相変わらず父親の死は受け入れられず
仏壇にお参りすることも
お墓参りに行くこともできないけど
先日は遊びに来た友達に
(自分はしないのに)
お線香をあげさせていた( ´艸`)

大学生になったらバンドもやりたいし、野球もしたい上に
体を鍛えて<SASUKE>に出たいのだそうで
やりたいことが多くて、大変・笑。

この学期の終わりには
初の(というのは前回の面談は
本人がすっかり忘れてすっぽかしたので)
先生との三者面談がある。

先日先生と電話でお話しする機会があり、
その声がストレスフルで
一生懸命がすべって、はぜている感じだったので

どんな先生?
と本人に聞いてみたら
「一見優しそうなのに、変なところで怒る。
ほんとに思ってることを言わない先生」
とのことだった・笑。

その先生に、出会う必要があったんだね!

「おれ、今度の先生ちょっと苦手だから、出力50パーセントオフの省エネモードで行くからね」

と宣言する息子を見て
前はいけてる先生に対しても文句たらたらだったのに
大人になったものよと、じーんと胸に迫るものがあった。

なぜかよくわからないけど、
先生との三者面談が、ほんとうに楽しみ(๑'ᴗ'๑)

忙しい息子に
たいしてできることがないので
せっせとお弁当を作る毎日です。
残り少ないお母さん業を
きっちり堪能しないとね~ଘ(੭´ ꒫`)੭

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by terasumonnmoku | 2016-07-08 21:00 | 家族 | Comments(0)

今日は希望の会の遺族仲間と
おいしいものを、たらふく食べに行きました!

山のように食べて
大盛り上がり。

そして明日は、別の遺族の方の裁判の応援。

一つ決めたことがある。
やりたくてやっていることだから
もう言い訳はしない。

逃げない。
そしてどんな時も
自分であることを忘れない。

もう自分を失わない。
わたしはわたしが、しあわせであること
輝いてあることを
自分に許す。
大勢の人と一緒に、今を思いきり生きていくことを
望む未来を一緒に創りだしていくことを
自分に許す。

どれほど孤独だったことだろう。
どれほど不安だったことだろう。
わたしの歩いてきた道には
マニュアルもお手本もひとつもなかった。


世界一しあわせな自死遺族にわたしはなる。

なぜって、過去のわたしが今のわたしを待っているから。

そんな今日、自死遺族支援のためのシンポジウムのパネリストをやってほしいとの依頼があった。
普通に家族が亡くなったことを悲しむ、
世界一しあわせな自死遺族・当事者として
受けてみようと思っている。

わたしはひとから差別や偏見を受けたことがなく、
そういう話はできないと断ったので、それでも相手方が良ければ。

ただし、自分を自分で裁き、夫を救えなかったことで罪悪感に苦しみ
自分を自分で差別したことはある。
それは「世間」でも、「社会」でもなく
「自分」がしたことだ。

わたしはそういう「自分」の「エゴ」から
自分を解放する。
そんなことをしても、夫は喜ばない。
ただの、自己満足だ。

本質の自分を素直に認めて現すこと。
ちっぽけな自分のエゴを笑うこと。

経験は無駄じゃない。
わたしの終わらせたところからはじめて、
もっと先に行く人が必ず現れるはずだから。

今を生きている<過去のわたし>は
この人生でわたしの歩いてきた道をワープして

その先に、きっともっと素晴らしい世界を創っていくに違いない。
たくさんの夢を、光を、希望を手に歩いていくのだ。

誰の経験も
すべて、未来の誰かの力になる。
今あなたが感じている苦しみが
ほかの誰かを救っていく。

そんなふうに響き合いながら
わたしたちは生きていく。

失った大事な家族に、また会いにいく日まで。

てなわけで、写真はホテル・メトロポリタン レストラン・セレニティのランチです。
めちゃうまでした~
混み合うので、出かける際は予約したほうがよいようです(๑'ᴗ'๑)








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by terasumonnmoku | 2016-05-30 22:37 | Comments(0)

本名・前川珠子 らくがきすと・即興ピアニスト・セラピスト&震災復興途上の過労自死で夫を亡くしたひとりの遺族として、さまざまな活動をしています。東北希望の会代表、全国過労死防止センター幹事。高校生の息子<とうもろこし>と二人暮らし。なお、このブログは完全にプライベートな立場からの発信であり、東北希望の会のオフィシャルな活動とは基本的に関係ありません。

by terasumonnmoku