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希望の会の例会の日でした。

今日も新しい参加者の方がいらっしゃいました。
最近仕事で鬱になってしまった方や、そのご家族の方の参加が増えています。

一度かなりのところまで追い込まれてしまうと
すぐに社会に戻るのはなかなか困難です。
10年選手も珍しくはありません。

ご家族だけだと、本当に大変です。

希望の会は労働問題を中心に様々な立場の方が集まって
それぞれの視点で意見が交わされているところが特徴です。

人生はそれぞれのもの。
どんな大きな問題も、どんなにつらくても
その人個人で解決していくしかない。
それは息の長い、自分との付き合いです。

社会的支援につなぐことのほかに希望の会が目指しているのは
それぞれが生きること。
苦しい人も、苦しくない人も
ありのままにともにあること。
誰も否定せず、被害者にも支援者にもならず
尊厳を持った一人の個人として互いに認め合うこと。

少しずつやりたいことがかなってきている例会ですが、
最近、藍の会にお借りしている部屋が狭くなってきたのだけが難点。
いろいろ考えて行かないといけないかもしれません。

これは今日顧問弁護士の土井先生からいただいた
シンポジウムの時の参考資料です。
「会社との関係を改めて検討したほうがいい人の11の特徴」


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実際に仕事が原因で鬱を発症した人、
亡くなってしまった人などから先生が集めた資料だそうです。


今年も11月26日(土)に
わたしたちは「過労死防止対策推進シンポジウム」を開催しますが、
当日はこのほかに

具体的にどのような状況になってきたときに、危機が迫っているのか。
生還者はどうやってピンチを抜け出してきたか。

職場の問題が大きくなり始める各段階で
はたで支える人間にはどのような介入が可能か。

についての、討論が行われ、資料配布をする予定です。
関心のあるかたのご来場をお待ちしています!
(用意が整い次第、近日中に告知します)
















by terasumonnmoku | 2016-09-25 20:38 | 希望の会 | Comments(0)

おかげさまで無事、過労死防止プレシンポジウムが終了しました(^_^)

研究者(臨床心理士)の先生方、弁護士の土井先生、希望の会の遺族、当事者、当事者家族、一般支援者、ワーカフエの働くみんな、学生さんからなる、さまざまな立場で熱い討論が交わされ、ようやくシンポジウムの形が見えてきたところです。

みんなで作り上げていく過程が楽しい。


わたしは過労死は、それにたいする適切な理解と配慮さえあれば、必ず防ぐことができると思っています。

悲しい話をただ話して終わるのではなく、みんなが具体的に次の行動に移れるような、

ハードなテーマを扱いながらも、なぜか根拠のない希望が、聞きに来てくださったみなさまの心に残るような内容になることを願っています。

協力してくださったみなさまも、そっと見えないところで応援してくださっているみなさまも、本日はほんとうにありがとうございました(^_^)

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!!!


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by terasumonnmoku | 2016-09-10 18:38 | 希望の会 | Comments(0)

先日、仙台サポートセンターの市民ライター講座の後輩の方々から
東北希望の会の取材を受けたものが
今日の河北新報夕刊の記事になりました。

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実際の取材では、記事の内容にはほとんど口を出すことができないのに
今回に限り、執筆者の溝井さん、デスクの河北新報社の大泉さん、サポセンの葛西さんを交え
記事になるギリギリまで意見を聞いていただくという稀有な経験ができたことに、
深く感謝しています。

限られた文字数のなかで、何を伝えるか。


今回みなさんとの熱いやりとりのなかで、

過労死を防ぐには早めの精神科受診、という
実際には機能しない認識が、まだまだ一般的なんだな。とか、

(まずは休養。次は労働環境の改善~人を増やすもしくは、仕事量を減らす、裁量権を増やす、円滑なコミュニケーションを図る
、賃金を上げる、雇用の安定を図る、などの、具体的な対策によってしか、過労死は防げません)

自死遺族差別の問題というのは
社会的にはほとんど認知されていないんだな。

など、さまざまなことがわかり、
当事者にとっては当然のことが
一つ一つ説明しないと通らないということに
目からウロコが落ちました。

すべてを知っている人はいないので
当たり前のことなのですが、
自分が詳しいことは人も知っていて当然と
どこかで思っていたらしい。

考えてみれば、だからこそ、過労死は起り続けているわけで
なぜそのことに気付かなかったのか、不思議です。

それに気付けたこと、
いつもはされるがままに記事になっているところを、
今回は、わたしが大切だと思っている一つ一つを真剣に考えていただき、
それがみなさんのお力を通して、こうして形になっていったことが、
ほんとうにうれしいです。


写真だとみにくいと思うので
詳しい内容はこちら

ちなみにこちらは、
同時に取材を受けた別の記者の方が書かれた記事。
ひとによって、ニュアンスがだいぶ違ってきます。

そしてそして、同じ本日付の紙面には
我が身内、ヨガ講師のぷりちゃんこと、坂本真由美さんの記事が!!!!!

ぷりちゃんが本気だったので
最終原稿が出た段階で、
市民ライターの先輩として、余計なお世話的強烈なダメ出しをしたのです。

それが書き直されて見事な記事になり、
ライター総勢18人中3人の狭き門を勝ち抜いて
夕刊掲載にいたったことを、
めちゃくちゃ喜んでいます。

できると思っているからダメだしするんだけど
もし結果がでなかったら
それはただその人を傷つけるだけに終わってしまう。

誰かに何かいう時は
いつもリスクとの計算で、
できると踏んで実行しても
結果が出るまで気が気ではありません(´;ω;`)


ぷりちゃんよく耐えてがんばったね(´;ω;`)

文章を書くのがあんなに苦手だったのに
ほんとうにすごい。
ほんとうにほんとうにがんばりました(´;ω;`)
結果を出してくれてありがとう!!!!

というわけで、ぷりちゃんの記事はこちら

実は紙面にはもう一人、「ぶんぶんカフェ」についての記事も載っていたのですが
写真の都合で割愛してしまい、ごめんなさい~!





by terasumonnmoku | 2016-07-27 23:47 | 希望の会 | Comments(0)

FBだと記事が流れてしまうので
ブログに転記します。過労死防止法を必死で作ろうとしていた頃の
貴重な記録。


前川 珠子さんが過去の思い出をシェアしました。


3年前の今日(๑'ᴗ'๑)衆議院議員会館にて。


過労死防止法制定を目指す活動の真っ最中でした。

サルでもわかる法律のできる仕組み
みたいな本を読みながら.
ふうふう言いながら署名を集め

ロビー活動をし、マスコミに訴えながら先輩たちを追いかけた時間。


活動に参加できて、ほんとうによかった!


取材を受けた、と書いているので
このころはまだ山本太郎さんは議員さんではなかったようです。

☆   ☆   ☆

最後に、夫が生前、国分町で一緒に飲んだよ。

すげーいい人だった!

と散々自慢していた、山本太郎さんの取材を受けました。


生きていて欲しかった。

そしてわたしがここでこんな話をするのではなく、

彼に、太郎さんとまた、楽しいお酒を飲んでもらいたかったと、

取材を受けた後、さすがに崩壊しました。


ま、人間だからしょうがないですね。


過労死防止基本法は、おかげさまで民主党の泉健太議員が呼びかけ人になってくださり、

自民党を含む全党から世話人を選び、議員立法にむけた議連づくりにむけて動きだしました。
この場にいられて、ほんとうによかったです。


援ありがとうございます!

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by terasumonnmoku | 2016-06-15 22:00 | 労働問題 | Comments(0)

過労死防止学会

5月21日関西大学千里山キャンパスで行われた、過労死防止学会 第二回大会に、参加しました。

過労死防止学会は、2014年に成立した過労死防止法によって、
国の責任で過労死の総合的な調査研究が行われることになったのを受けて、
民間でも過労死(過労自殺および過労疾病を含む)に関する調査研究を行い、
その成果を過労死の効果的な防止のための対策と取り組みに生かすことを目的に設立。

労働法や経済学の研究者、医師、弁護士、報道関係者、遺族、この問題に関心を持つ個人
などによって構成されています。

今回は初の国際シンポジウム。ということで
日中韓の過重労働の専門家が
それぞれの国の労働問題の問題点などについて報告。

韓国がひどいのは想像できましたが、
サービス残業の概念がなく、
週35時間の労働時間規制が、
法律できっちり守られているフランスでも
労働密度の高まりとともに働く人のストレスが高まっている。
などの報告に目を丸くして聞き入りまいた。

時間が短ければよい
というわけではないらしい。

ちょうど今日、フランスで解雇規制を緩める法律に反対する
大規模ストライキのニュースが流れていました。
フランスは、職域で連携した組合があって、ストがうまいらしい。
過労死もたぶんないのでしょうが、
それでも自死率は高く、世界第5位なのだそうです。

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(国際シンポジウムの模様↑)



わたしは翌日の4つの分科会の一つ
「教員の過重労働と公務災害」というテーマの会に参加。

・前川事件とその背景、
・東北大学および宮城における教員の過重労働の実態。
・支援学校の問題について

今回は特に熊本地震を受けて、震災と、復興予算の流入がもたらす仕事量の増大が
どのように職場に深刻な負荷をかけていくかについての、
報告をさせていただきました。

同じ分科会では、支援学級の養護教諭の過労自死事件、国の過労死等防止対策推進協議会委員である中野さんから
過労死等防止推進法にどのように中身を詰めていくか。
そして公務災害認定に係る問題点についてのお話があり、大変聞きごたえのある内容でした。

小中高校教師の過労死過労自死の公務災害認定数は年10件程度なのに
在職中の死亡は毎年150人から200人に上るそうです。
ぜんぶではないにせよ、その中の相当数が過労死なのではないかと想像され
せめて残された遺族のために、普通の労災以上に込み入った手続きが簡略化され、
公務災害として認定される件数が増えていくことを願いました。

ほかの分科会では、「軽井沢スキーバスツアーバス転落事故について」の、自交総連大阪地連の方の発表や、
東京新聞記者の方による「ワタミ過労死事件と和解の社会的意義」についての報告などがあり、
自分の報告との兼ね合いで、聞きに行けなかったのが残念でした。

過労死防止学会としては、今後厚労省から予算をとり、
大学で過労死や労働法についての講義をする計画があるそうです。
若い世代の過労死を防ぐための教育の必要性を
労働問題当事者の方からも訴えられ、自分も感じていたので
とてもうれしかった。今度そのように説明しよう。

2日目の終わりには、厚労省の労働組合の方の発表があり
労基署の相談員がほとんど非正規雇用であること。
毎年島根県一つ分くらいの公務員が減らされていること。
給料もどんどん下がっていること。

過労死を防ぐ立場の厚労省が、特に国会期間中は不夜城となり、
それは、国会で何を答弁するかについて決まるタイミングが、
前日ギリギリであり、それから国会議員が質問を考え
その後職員が大臣の回答に必要な資料をそろえるなど
仕組み自体が過重労働を強いる体制になっている。
一部分だけでなく、全部を見直す必要がある。

などのお話を聞いて、いろいろな立場の方からの意見を伺うことが
大切なことと改めて感じました。

遺族はとかく視野が狭くなりがちで、そうすると誰より自分が苦しい。
それで悲しみが減るわけではありませんが
こういう大きな背景を知っていくことが、力になります。

問題を感情的にとらえるのではなく
機能不全に陥っているシステムをどう再構築していくか。ということについて
様々な視点から冷静に検討を行い、関係各所に向けて提言していくこと。

それが過労死の防止と、その先にある
健全で生産性の高い職場環境を作ることにつながっていく。
そのようにして亡くなっていった大切な家族とともに
日本の未来を新しく創っていくようなことができたら、これに勝る喜びはありません。


森岡先生、
参加されたみなさま、ほんとうにありがとうございました。


過労死防止学会についてはこちら

代表幹事・森岡先生の最近のベストセラー

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こちらには夫のことも、取り上げていただいています。



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by terasumonnmoku | 2016-05-27 21:39 | 労働問題 | Comments(0)

今日は東北希望の会の<総会>でした。
何とか27年度も無事終わり、28年度も続けていけそうで
心の底からほっとしました(๑'ᴗ'๑)

企業ー使用者側に働きかけていく。
という方針も明確化したし
新しい副代表、幹事も決まったし
今年のシンポジウムのざっくりしたアウトラインもできて
ほんとうによかった。


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会、特に希望の会のような当事者主体の会を主宰していくというのは
お金の面でも、人間関係においても結構大変です。

今までは、個人的な復讐心が原動力にあったので
そういうことも全く気にならなかったのですが、
昨年夫の働いていた東北大学の総長に面談していただいたことで
怒りに一区切りついたらしく
個人的な恨みがなくなってきたと同時に
大変なことを大変と思う人間らしい気持ちがもどってきました・笑。

それで普通の葛藤を普通に感じるようになり
すっかり、やる気を失っていたのです。

でも、希望の会があってよかったとおっしゃってくださる遺族や労働問題当事者の方の元気なお顔が見られたり、
わたしの盛大な愚痴を聞いてくれる心優しいみなさんがいてくださるおかげで
何とか今年も続けていけそうで
ほんとうにありがたく思いました。

今日はみやぎの萩(自死防止)ネットワークでも一緒の
ヒーラー&セラピスト仲間のことにちゃんも参加してくれました。
自死遺族でかつセラピストという共通点があることにちゃんに
セラピストとして、自分に力がついて来れば来るほど
夫を救えなかったという無念の気持ちがこみ上げる
というわたしの悶々とした気持ちを聞いてもらって
とてもうれしかった。

あくまでもわたし個人の問題で、
話せたからといって、なにがどうなるわけでもないのですが
そう思ってしまうのは人間としては当然のことだろうし、
それが言えて、聞いてもらえるって、すごいことだな。って思います(๑'ᴗ'๑)

そしてどんなに盛大に愚痴を言っていても
どうしようもないことをやっていても、
自分の魂はどんな時もやっぱりきらきらとご機嫌に輝いていて
そういうことにも、なんだか笑えてくるのでした。

人間って、おかしい。(自分だけど)

よろよろしながら、頑張らない方向で
すこしてもみんなが、そしてとうもろこしと自分自身が楽しく生きて行ける社会づくりを目指し
進んでいきたいと思います。
なにかと至らないことばかりですが
今年度もまた一年、東北希望の会をあたたかく見守っていただければ幸いです。

写真は総会でいただいた社労士の先生の差し入れ
<ほっともっと>のお弁当です。
おいしかった♡

みなさま、今日も本当にありがとうございました!







by terasumonnmoku | 2016-05-14 20:56 | 希望の会 | Comments(0)

今日は今月参加する過労死防止学会用のレジメづくり(๑'ᴗ'๑)

今日が締め切りなのに今日までやらないといういつものパターンで
そしてまた<やだなあ>と思うと
PCの調子が悪くなり、印刷機がおかしくなるという
大変なブレーキのかかりぶり(ノ゚ο゚)ノ ~

やりたいからやっているのに
いちいち引っかかるのは
現象に意味を付けているから。

ふと思う。
わたしは夫が死んだことが嫌なのだ。
だからその事実に向き合うようなことをするたびに
気持ちが抵抗する。

そんな当たり前のことを、あらためて考えたのは初めてだけど、
どう考えても、それは嫌だろう。

だから、やる。
いやだと思えば思うほど、自ら引き寄せる。
それはそこに、やりたいことがあるからでもある。

過労死は個人の問題であると同時に
社会の構造矛盾の問題である。
資本論を読んでいると、いま働くことの世界で起きている問題が
まさに必然であることがよくわかる。

わたしたちは意志を持った一人の人間であると同時に
<歴史>を生きる、ちっちゃなひとかけらでもある。
だから否応なく、大きな渦に巻き込まれてしまう時がある。

だからこそ、そこで、ただ自分の苦境を嘆くのではなく
なにか生産的なことをしたい。
もっとみんなに、そして自分もだが、<自分を大切にする>ということをしてもらいたい。
人の命は有限であり、がまんには限界がある。
我慢して、耐え忍ぶのではなく、みんなで楽しく生きていくということをしたい。

「過労死」という言葉が
1980年代に初めて一般化されたように、
古くは「人権」という概念もなかった。

それは奴隷同然の、苦しい生活の中から
先人が作り上げ、手渡してくれたもの。

わたしたちも期せずして、
<歴史>の大きな流れの中に生きている。

ただ飲み込まれるのはつまらない。

歴史に飲み込まれ、自分を失うのではなく
あたらしい歴史を創っていこう。
だってひとは、苦しむためではなく
しあわせを生きるためにここにいるのだから。

夫が死んだことが嫌なわたしが
あえてまだ、過労死防止活動を続けている理由は
そこだと思う。

ただわたしは過労死遺族で労働問題当事者ではないので
やるのは注意喚起と問題提起までになる。
当事者でない人間に、問題の解決はできない。

わたしの仕事に
労働問題は存在しないし、
わたしが仕事でサポートしていく人にも、その問題はない。

以前はものすごい怒りに駆られていたこともあって
過労死問題のほうがメインだったが、
今はどちらかというと、自分の仕事をちゃんとやっていったほうが
ひとにとっても、地球にとっても社会にとってもはるかに役に立つのではないかと思い始めていて、
エネルギーを傾ける比重が、徐々に真理のほうに移ってきている。

歴史の作り方にも、いろいろある。
最も効率的な破壊は、創造すること。
新しい価値観で生きる人が増えれば
問題そのものが成立しなくなる。

真理をやる上においても
過労死問題が土台だと迫力が違う。
その辺は強み。

そのあたりを今後じっくりと考えて行きたいと思っている。

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by terasumonnmoku | 2016-05-10 22:48 | Comments(0)

3月11日の翌日、

希望の会の例会が、20名ちかくの参加者に恵まれ、今月も無事終わりました。


今日はおひとりの労災認定が決まり、

副代表のお誕生日も重なって、みんなで喜びあいました。


今回労災認定を獲得した、三歳の女の子、りーちゃん(仮名です)のお父さんは、

大手企業の下請けの会社で働いていて、朝の6時から上司に呼び出され

お茶くみをさせられていました。

全社的にそういう慣習があったそうです。


昨年転勤で仙台にきて、6人の仕事を2人でさせられるようになり、

移動後わずか三か月で追い詰められていきました。

急激に悪化する精神状態の中で

お父さんは必死に帰宅時間と仕事の内容の記録を残し、

亡くなる3日前にはメンタルクリニックを受診していました。


たくさんの証拠が、労働基準監督官を動かし、

全労災申請数のわずか3割ほどにとどまっている、労災認定を獲得することとなりました。


労働基準監督署に行ったとき

仕事中の職員さんがみんなで総立ちになって

りーちゃんに笑顔を送っていたそうです。


労災申請の増加に労働基準監督署の職員数が追い付かず

残念ながら、すべてのケースが詳しく調べられているわけではありません。

生活保護と同じように、窓口に行っても書類を渡してもらえなかったり、いろいろなことが起っているのですが

りーちゃんのお父さんの家族への愛が皆さんを動かし

今回の認定につながりました。

担当の監督官は、自ら亡くなったご主人の転勤前の関東の職場に足を運び

詳細に事情聴取を行ってくれたそうです。


りーちゃんのために、ほんとうは生きていてほしかった。

誰よりご本人がそう思っていたことでしょう。

けれども自分の身に起こった急激な変化に

どうすることもできなかったのだと思います。

どこかで終わりを思いながら、辞めることも、休むことも

誰かに相談することもできないまま、

家族にも告げず仕事の記録をつけ続けました。


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そんな衝撃の死から少しだけ時間がたって、

昨年出会ったときには、泣いてばかりだったりーちゃんのお母さんの表情にも

すこし生気が戻り、みんなで、二人の無事と認定獲得と、りーちゃんの成長を

心から喜びあいました。


りーちゃんは、遊びに来てくれた6さいのお姉さんと一緒に

副代表におりがみで、お誕生日プレゼントを作ってくれました。


それを見ていた別の遺族の方が、「わたしはなにもできなくて」と

残念そうにぽそっとおっしゃっていました。

その方もまだ幼いお子さんを何人も抱え、ご自身が生きるだけでも大変なのに

すごい。


こうした活動をしていると、人の美しさと思いの深さに心を打たれます。

できればたいせつなひと、大切な命を失う前に

みんなに気付いてほしい。


最初から死ぬつもりの人はいないし

失われてよいいのちはありません。

生はふとした瞬間に、死に代わってしまう。

永遠だけど、かたちとしては、とてもはかないものです。


だからこそ、月に一度、こうして近況をあたためあえることを、
とてもありがたく思っています。


今日は、会を支援し、日々ハードな相談を受けている弁護士の土井先生も

「はたらくひとの命と健康を守る全国センター宮城支部」の芳賀さんも

とてもうれしそうでした(๑'ᴗ'๑)

よかった。



次回は4月9日。こちらもどうよろしくお願いします!


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by terasumonnmoku | 2016-03-13 19:19 | 希望の会 | Comments(0)

東北大学のご厚意で、取り壊しの決まった旧前川研究室へ
お別れの挨拶に行ってきました。




ひとりでさくっと行って帰ってくるつもりだったのですが、マテリアル開発系の現在の系長さん、工学部?の施設長さん、事務の方はじめ、夫が最もお世話になった共同研究者だった先生や
現在は助教として活躍中の旧前川研究室の学生さんもいらしてくださり
おかげさまで、にぎやかにお別れをすることができました。

取り壊しが始まったとの連絡を最初に頂いたとき、せめて今月末の彼の命日まで残して欲しいと思ったのです。
それで副総長さんに直接お願いしてみましたが、工事の関係でどうしても叶いませんでした。
残念でしたが、でも、そんな遺族の儚い希望をなんとか聞き届けようと、みなさんが動いてくださったことを、心から感謝しております。

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一部始終を夫の母に報告したところ、
「ありがとう」という
返事をもらい、涙しました。
「本人もおかげさまでと、みなさまにお礼を言っていますね」

みなさまのお力で、かけがえのない機会をいただけましたことを
ほんとうにありがたく思っています。




わたしもスーパーマンではないので
実際のご挨拶に至る過程には様々な葛藤が有りました。
そこに行きたいけど、ほんとうは向き合いたくない。ような、アンビバレント(二律背反)な気持ちを抱えたまま行動すると

例えば百合を中心にお願いしますとおまかせで作ってもらった花束が、ピンクと真っ赤と真オレンジのびっくりな花選びになってしまったり
(躊躇した結果つくりなおしてもらいました)、行こうとする道が運悪く工事中だったり、信号無視して事故る寸前で踏みとどまったり、と、いろいろな事が起こるのですが

無事に終わってよかった(´;ω;`)

それは立ち会ってくださったみなさまも
同じだったのではないでしょうか。


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夫の死後、おそらく最も重い仕事の負担をおかけし、そのために申し訳のなさでいっぱいだった先生に
「学生さんたちが優秀だったからだいじょうぶです。前川先生はひとをのこしたよね」
とおっしゃっていただけたこと。
そして、彼が育てた学生さんたちの中に
彼が生きていることを感じられたことが
ほんとうにうれしかった。

言葉にならない思いもたくさんあるけど
ひとつひとつきっちり終わらせて、未来につなげて行こう。

関わってくださったすべてのみなさまに、心からの感謝を捧げます。

写真は、作り直してもらった花束と、研究室に残っていた夫の備品。
何もない室内に、夫の気配がたくさん残っていました。

それは無念さではなく、研究への「愛」でした。






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by terasumonnmoku | 2016-01-15 18:45 | 過労死 | Comments(0)

今日は11月12日の<過労死防止対策推進シンポジウム>の準備&宣伝のための、
打ち合わせとご挨拶まわり。

当日、歌を歌ってくださる歌手のあんべ光俊さんに声を掛けていただいて、
ラジオ収録にも、参加しました。
放送日はまだ
未定ですが、10月25日になるといいな。
(夫のお誕生
日なのです)

歌手のあんべさんは、希望の会をいつもサポートしてくれる
友人のかなちゃんのお友達で、とても素敵な方でした(๑'ᴗ'๑)
内容が内容なだけに、これまでは宣伝にも躊躇していましたが
今回はきっと、温かい気持ちで終わることができると思う。
起こったことは変えられませんが、
未来は変えられます。
そういう意味で、お礼も出せないのに(国の事業なのに予算がない(T ^ T))
快く出演を快諾してくださったあんべさんに、心から感謝をしています!!!!!

過労死防止対策推進シンポジウムのチラシは
当日発言して頂く遺族の方の肩書きについて厚労省からクレームが入り
途中で止まっています。
ご本人の強い意志で「登米中学校教員過労自死家族」ということになったのですが、
この肩書きが「直接的すぎる」らしい。

でも、中学校の先生の労働環境が
ひどいのは事実です。
部活動の手当も微々たるもので
労働基準法も、事実上適用されていないに近い。

去年希望の会で開いた、過労死防止フォーラムで基調講演をお願いした
現役の中学校教員の先生が、
講演の真っ最中に過労で倒れたことが衝撃的で、そのことが忘れられません。
幸い命に別状はありませんでしたが、
先生が講演前に、ご挨拶に見えた労働局の方に
中学校教員の過重労働の実態について、
切々と説明されていた姿が、目に焼き付いています。

今回、国主催の事業ということで教育委員会を通じて、
宮城県下の全中学校にこの催しの告知をしていただけることに
なりました。
もうこれ以上悲劇を繰り返さずにいられるよう
できればぜひ、遺族の方の肩書きをこのままにしてもらいてくて
今日は再度粘りに粘ってみました。
なんとかこのままで、いけますように。

休まなければ人の体にも精神にも、大きな負荷がかかります。
過労死は労働問題ではなく、命の問題なのです。

多発する中学校でのいじめやこどもの自死事件の背景には
先生の過重労働があるのではないかと思っています。

それにしても、労働局の担当の方も、からだがどうにも大変そうでした。
みなさん。ちゃんとおうちに帰って休んでください。
どこか一箇所が一方的に悪いということではないのが
この問題の根深いところです。

まず実情を認識するところから、変化が始まる。
必ず未来は変えていけると
信じています。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます!

*申込可能になりましたので、こちらにも貼り付けておきます。
宮城会場のところから、お入りください!!!!
https://www.p-unique.co.jp/karoushiboushisympo/



by terasumonnmoku | 2015-10-06 19:17 | 過労死 | Comments(0)

生きる意味が見つからないなら、自分で創って育てちゃおう!というブログです。やっていることはさまざまですが、常に生きることに向かっています。

by terasumonnmoku