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おかげさまで、息子とうもろこし、高校最後の野球の夏が終わりました。

一回のチームメイトのエラーが響き、試合としては大敗だったけど
とうもろこしはフェンス直撃の3ベースヒットと一打点をあげ、
悔いのない内容だったそうです。

「泣いた~」

と言いながら、
何とも言えない<いい顔>をして帰ってきました(´;ω;`)

その表情を見るだけで、もらい泣き。

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両親どちらも運動神経がいまいちなせいか
絶望的なほど足が遅かった、とうもろこし。
小さなころは、鬼ごっこのたびにすぐつかまっては、
さんざん悔し泣きしていました。
俺は鬼しかできないんだよと、号泣されると切ない。

小5で野球少年団に入ってからも、ずっと補欠。
キャッチャーになるのが夢で
誰にも期待されていないのに、率先して控えの捕手をやり続け

父親に
「どうせキャッチャーになんかなれないんだから
すこしでもチャンスのある外野の練習をしろ!」
と怒鳴られていたとうもろこし。

言われたときはへこむのに
試合になると、喜々としてサイズの小さな防具を付け
凝りもせず、控えの捕手をやるのです。

スター選手がごろごろいるチームで、使ってもらえる可能性は限りなく低いのに、
家の前の土に穴が開くまで毎日毎日素振りを続け
壁打ちをする。

それが、弱小チームとはいえ
中学に入ってからは正捕手、しかも4番。
今期は捕手として審判にも先輩にも褒められ
打撃でも堂々の大活躍。
なんと、余裕で盗塁もこなせるように(ノ゚ο゚)ノ ~


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自分を信じるって
こういうことを言うのでしょう。
自分を信じることの力は
とてつもない。

誰からも期待されず、馬鹿にされても、われ関せず、
ただやりたいからやり続ける。
ウサギと亀の亀のように、自分のペースで歩き続け
気づいたら周りからも信頼されて着々と結果を出し、
とんでもなく素敵な場所に立っている。

今日も4時半起きだし、苦手な運転はしなきゃいけないし
ウエアはたわしでこすらなきゃ汚れが落ちないし
日に焼けるし・笑

中高はともかく、小学校のころは軍隊みたいで母もほんとに大変だったけど
親子三人、ここまで一緒にがんばってこられて、ほんとうによかった。
支えてくださったみなさまに、感謝の気持ちでいっぱいです。

まわりにいるひとは、みんな先生だけど
息子から教わることが、ことのほか多い。

こんなふうに、長い時間をかけて人は育っていくのですね。
そしてあなたもわたしも、
そういうふうにどこかで見ていてくれた人がいたから
今こうして生きている。

心の奥底では、とうもろこしのようにちゃんと自分を信じていたから
いまできることがあり、
つながっているひとがいて
一緒に未来を夢見ることができる。

いま、わたしたちがどんなふうでもかまわない。
ここからはじめて、自分を信じ
望む未来の種をまいていきましょう。

誰に笑われようと気にすることはない。
あなたの思いには、とてつもない価値と力がある。
自分を信じて、だいじょうぶ。
あなたは信頼に値する人なのですから。















by terasumonnmoku | 2016-07-19 20:58 | 家族 | Comments(0)

息子とうもろこしの、高校最後の野球公式戦がはじまりました。


開会式では、


「あの震災で、わたしたちはたくさんのものを失いました。

今も熊本では、苦しんでいる人がたくさんいます。

でも、どんなことがあっても、人は何度でも立ち上がれる。

野球を通して、わたしたちはそのことを学びました。

野球を通して、皆さんに元気を届けたい」


という、気仙沼高校の野球部主将の選手宣誓に涙腺が崩壊しました。

その声にも、その姿にも、まっすぐな思いがあふれているのです。

彼らにしか語れない、言葉がある。


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お父さんが亡くなった2か月後のクラス替えで、

息子とうもろこしのクラスには、同じ野球部の子がずらりと集められていました。


それでも彼は度々問題を起こし、なんども退部の危機があり、

本人も周りの方々も本当に大変だったろうに、よくぞここまで、と胸が熱くなります。



そして迎えた、初戦当日。


彼は朝から、大音量のヘビメタとともに起床し、

ご飯ができるのを待ちながら、煙る雨の中

ぶんぶんと素振りをし、


おもむろにバッティングセンターに出かけ、

アドレナリンを一心に消化・笑。


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肝心の試合では

強豪相手に、1点先行で

押されまくった次の回、

ランナー一塁二塁、ツーアウトフルカウントで、タイムリーヒット!


次の回には、相手のエラーで一気に得点を重ね

なんと、コールド勝ち。





チームのまとまりもすごかった。

主力選手がけがで抜けた穴を感じさせない試合ぶり。

一つのエラーもなく、

制球が乱れがちなエースを見事な守りで支え

きびきびと楽しそうにプレイをする。


最初にチームを組んだ時には

涙が出るほど下手で、早く試合が終わってほしいと思うことすらあったのに、

夢のような成長ぶり。

子どもの底力に、ことあるごとに驚かされる。

彼らの翼を折らないことが

どれほど大切なのかに気付かされます。


それにしても、毎回出塁する相手方ランナーに押され

生きた心地がしない試合でした。

一つのストライクがうれしくて、

一つのアウトがうれしくて、


手をたたき、保護者仲間と応援した時間。

興奮しながら、父方母方双方の祖父母に実況中継をし

よろこびあった、濃密な時。

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帰りの車の中でとうもろこしに

「たのしかった?」

と聞かれ、答えあぐねました。


「楽しい?うーん。どうかな。楽しいっていうよりもっと、

心臓に悪いというか・・・。もっとどきどきする。

ただ見てるだけなのに、一緒に戦っているみたいな、

なんというか、心の底から生きてる感じがしたよ。」


うんうん。と息子はうなずき

「楽しいってさ、負の感情も含まれた気持ちだからね。」


<生きる>ことには<死>が含まれている。

だから死をみないようにすると、

生きること自体がうすっぺらくなってしまう。


と、思ったことはあったけど、

「たのしい」もそうだったなんて(ノ゚ο゚)ノ ~


今日、わたしは息子に、

「たのしい」を教わりました。


それでいくと、絵を描くことも

「たのしい」


自分の力の足りなさを嘆く気持ちも

向き合いたくない思いに向き合うことも含めて

「たのしい」


どんな思いも否定せず

丸ごと引き受けた中に「たのしい」がある。


これから、わたしたちはどんなふうな

「たのしい」を経験していくのだろう。


それにしても毎日濃い時間が続きます。

たしかに「楽しい」けど、なんだか

息も絶え絶え・笑。


とうもろこしの夏がどこまで続くかわかりませんが、

悔いなく、仲間と<たのしい>時間が満喫できることを

切に切に祈っています☆彡















by terasumonnmoku | 2016-07-17 22:10 | 家族 | Comments(0)

真理セラピスト・らくがきすと・即興ピアニスト+社会活動家(過労自死遺族/東北希望の会代表)幼少時より、生と様々な死から多くのことを学んできました。11年のセラピスト経験があり、仕事ではいのちのすばらしさについての、エナジーーワーク的なセッションやワークをしています。頭を現実的に使いながらメルヘンな世界を実現させていきたい。社会問題、スピリチュアルな仕事や宇宙のこと、日常について書いています。


by terasumonnmoku