2013年 07月 26日
ユニクロと、雨と、オスプレイ。新しい正義について。
なんだかものすごい勢いで、いろいろなことが変化している気がします。
みなさまはいかがですか?
きのうは(ほんとかどうかは知りませんが・笑)マヤ暦では「時間を外した日」だったそうで
なんとなく不思議な一日でした。
視界がクリアな感じ。
8月4日まで、大きな変化が続くそうですが
しばらく粛々と、清らかに暮らそうと思います(笑)
一日明けて新年の今日は、土砂降りの雨を眺めながら、
沖縄出身の友達と、オスプレイの話をしました。
彼女が子供のころ、実家の那覇の住宅街上空に米軍の飛行機が飛ぶことはなかったのに、いまは飛ぶようになっている。
しかもどんどん、その数が増えているのだそうです。
怖いだろうな。
じりじりと、いろんなところで、いろんなことが起こっている。。
わたしたちの知らないことが、あとどのくらいあるんだろう。
先日久々にユニクロに買い物に行きました。
それで、複雑な気持ちに。
過労死遺族の間ではなにかと噂のあるユニクロなのですが、
働いている人は感じがよくて
デザインとか品物とか、企画が面白いのです。
新しく、気概に満ちている。
どうしても完全には嫌いになれないし、
どう考えても、全部は否定できない。
たくさん利益を上げているのに、それを働いている人に還元せず、人を大事にしない。
というのがほんとうなら、すごく問題。
それでも、いいところはある。認めたくなくても。
企業のありようというのは、いかしているところと、どうしようもなく理不尽なところと、
いろんな部分がないまぜになっていて
完全に善でもなければ、完全に悪でもない。
普通の人間と同じように。
でも働いている人は機械ではないし、
限界まで使い潰して、だめになったら取り換えればいい、というものではない。
人類が死滅してなおも生き残る企業や社会なんて考えられない。
企業や社会はひとが生きるために存在するのであって
逆ではないと思う。
だからみんなが健やかに生きていくために、
駄目なものはダメという必要がある。
小さい規模でも、大きな規模でも、直接対峙する必要のある相手と
場合によっては法律を使って、きちんと腹を据えて話をすること。
感情論ではなく、全体の本当の発展のために意見を言い続けること。
なるべく大きな集団で合意を形成すること。
そんなふうにして、人はいままでも新しい社会のルールや、正義をつくってきたのだと思うし、そういうことが、とても大切なんだと思う。
わたしたちの未来に、原発はいらない。
TPPも。戦争も必要ない。
死ぬまで働かないと生きていけないような社会、
一生懸命働いても、生活保護と同等かそれ以下の金額しか稼げないような社会のあり方は、間違っている。
極めて当たり前で、ごくごくシンプルなこと。
日本人ほど、裏表なく一生懸命働く人たちはいないと思う。
だからわたしたちは労働者として、世界一大切にされる価値がある。
あなたが変だと思う気持ちは
間違いじゃない。
自分を生きるのは、わがままではない。
だからみんなで、あたらしい道を創って行こうね。
たぶんね、店員さんも店舗によって違うかもだけど、アルバイトさん、パートさんの方の方が対応は良いかもです。
社員さんは疲れてるのかなぁと。
ユニクロも商品自体の価格はあがってきたなぁと思うんだけど、社員さんに還元して欲しいなぁ。
会長は凄い年収なんだから。
因みに会長さんは今後貧富の差が広がる
と、そんな社会になると断言してた。
それはそれで、一つの夢なんだろうけど。
TPPに守られた大きな会社だけが生き残り、やがて世界全体を動かすようになれば、政治(国家)も社会保障も崩れてしまう。結果、大企業の上層の人だけが富を得ることになり、当然貧富の差は拡大する。
ただ、個人的には、もうグローバル社会を目指す時代は終わったと思っている。そういう指向性が人間の幸福に寄与しないということが、徐々に普通の人たちにもわかるようになるから。だから今のユニクロのようなやり方が通用するのも時間の問題だと思う。
ただポストグローバル社会が顕在化する時期を早め、穏やかに次の体制にシフトしていくためには、やっぱりいまここで、なかのひと、あるいはひとりひとりのわたしたちが、ちゃんと自分の権利を主張していく必要があると思うんだよ。
ひとりひとりが自分を大切にするって、単に美しいだけでなくて
社会全体の緩やかな進歩のために、すごく大切で重要なことなんだと思う。