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artandlove☆もんもく日記2

優位感覚

「天才と発達障害」という本を読んでいたら、
視覚優位、聴覚優位という
感覚の優位性についての話が載っていた。

本の中で取り上げられた、
ガウディやルイス・キャロルまではいたらなくても、
ひとはそれぞれ、得意な感覚に違いがある。

感覚が違うということは
その感覚を元に作られた世界感が違っていて
そこに積み上げられた生き方のHOW TO が違うということ。 
「ふつう」なんて概念は
幻想に過ぎない。
世界は人の数だけ存在するのだ。

「天才と発達障害」の著者の岡南さんは、視覚優位タイプだそうで
その岡さんが、同じ視覚優位のガウディを語る部分の文章が
あまり読んだことのない感じでおもしろかった!
たぶん岡さんは、ガウディについていつもは「映像」で、考えているだろう。
苦労しながら、映像を言語に翻訳している感が
ありありと漂っている。

もうひとり取り上げられている、
聴覚タイプのルイス・キャロルについての部分とは全く印象が違う。

言葉遊びが大好きで、吃りで、聴感覚に優れていたルイス・キャロル。
そういえば不思議の国のアリスも
物語の中で交わされる会話が、言葉遊びの中にどんどん拡散して、
発せられるそばから意味が失われていく
独特の世界だった。
(顔がどんどん消えていき、しまいには「にやにや笑い」だけが残る
チェシャ猫の描写とか、相当独特。)

なんとなく、気になって自分の優位感覚を調べる。
http://www.ne.jp/asahi/kani/nabe/nlp/vakad_test
というのをやってみた。
結果は、ダントツの視覚優位タイプ。

だよね~(ノ゚ο゚)ノ 

でもこのテストをやってみて、たとえば聴感覚が優れている人の世界や
触感覚の優れている人の世界も
なんだかとってもすてきそうだわ。
と、思った。

わたしにはわからない世界の深さやよろこびが
たくさんあるんだろうな。

当たり前だと思わず
あきらめず、
それぞれに見えたり、感じたりする世界の美しさを
わたしたちはちゃんと、
語り合う必要があるのかもしれない。

そんな感覚の違いによる世界の豊かさを、
どんどん知っていきたいな!
たくさんのみなさんと、関わりながら☆

*宣伝  この優位感覚、そういえば及川徳子さんのヴォイス・スキャン講座でも調べられます~☆おすすめだよ~!!!!

by terasumonnmoku | 2015-02-19 21:05 | Comments(0)

スピリチュアルアーティスト/セラピスト/時々社会活動 前過労死等防止対策推進委員。勝手に自死防止活動推進中。スピリチュアルとリアルをアートで融合し、人の繋がりの力で新しい世界の創造を目指しています。

by terasumonnmoku