19.アリス イン ワンダーランド

19.アリス イン ワンダーランド   2010 米 ティム・バートン監督 ジョニー・ディップ  ミア・ワシコースカ  109min

不思議の国のアリス、の後日談。
19歳になったアリスが、再び不思議の国に迷い込む。
ヘレナ・ボム・カーターの「赤の女王」が最高に不気味で、笑える。
その女優さんが、監督の奥さんだということにまたびっくり!

全体としては、恋愛テーストを最小にした「タイタニック」妄想の国版、みたいな感じ。
最愛の父を亡くし、どう生きていいのかがわからなくなってしまったアリスが
妄想の国で自分をとりもどし、自分自身を生きていくまでの物語。

それにしてもジョニー・ディップは
どんな格好をしていてもなんとなく悲しそうなところがいい。
ピエロを見ているよう。
ジョニー・ディップの切なる純情が
アリスの失われたガッツに火をつける。

ところで、赤の女王と白の女王では
どう考えても赤の女王のほうが単純で
扱いやすく、見ていて面白い。
すぐ同情するし、すぐ首を切ろうとするし
途中がない。
普通の社会にも(権力がなくて、ここまでできないというだけで、)
赤の女王っぽいひとは結構いそう。
対立軸の白の女王も、見た目は綺麗だけど、結局アリスを利用し
赤の女王を追い落とそうとしているので、
とても正義の味方に見えず、
そういうところにもある種のリアリティがあった。

そういう自分勝手な人たちの、自分勝手な戦いの中で
なぜかアリスは、失ったはずの父親の愛と、その自分自身を取り戻していく。
このような最低な状況の中で、ひとはようやく大切なものを知る。
これはそういう物語なのだと思う。

5点満点だと☆みっつっていうところでした(#^.^#)




by terasumonnmoku | 2015-03-16 21:07 | 映画 | Comments(0)

真理セラピスト・らくがきすと・即興ピアニスト+社会活動家(過労自死遺族/東北希望の会代表)幼少時より、生と様々な死から多くのことを学んできました。11年のセラピスト経験があり、仕事ではいのちのすばらしさについての、エナジーーワーク的なセッションやワークをしています。頭を現実的に使いながらメルヘンな世界を実現させていきたい。社会問題、スピリチュアルな仕事や宇宙のこと、日常について書いています。


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