2015年 11月 06日
総長との面談。
夫の所属していた東北大学の、里見総長と金井副学長にお会いして
過労死防止シンポジウムの宣伝と、過労死防止対策の
一層の推進をお願いしました。
自分なりにベストを尽くし、精いっぱいお話しできたのはよかったのですが、
いろんなところに妙な力が入って、さすがにへろへろです・笑。
拙い話を聞いていただいたことに、感謝しております。
いつか総長にはお目にかかりたい。
とは思っていたものの
こんなに早く実現させることになったのには、のっぴきならない事情が有りました。
もし、その事情がなければ
きっとまだ動かなかったような気がします。
今の総長の里見先生はほんとうに誠実な素敵な方で、
タイミングとしては最適でした。
だからそういうのもまた、サポートなのかもしれませんね。
今回の面会を思いついたときも、秘書室に電話を入れた時も
実際に出かけてゆく前も
それをすると思っただけで、頭の中が一瞬でぱんぱんになり、
(何を考えているのか、自分ではわからないところが謎)
終わったあとは虚しくなって、ひとしきり泣く。
ような感じで、
自分で自分がおもしろい。
最初に夫の件を問い糾しに工学部に行った時も
今回も、ひとりだったのですが、
一人で動くと、じっくりいろんな話をしていただくことができます。
ほかに人がいないので、当然ですが・笑。
今日も「どうしたら過労死を防げるか」と
総長が聴いてくださって
わたしもたどたどしくではありますが、
自分なりに精一杯の回答ができ
ほんとうに良かったです。
例によって夫の件のインタビュー冊子
「自死遺族として生きる」を持って行き
総長にお渡ししました。
こういう場合には珍しく、ちゃんと読んでいただけそうな気がして
新鮮な感動がありました。
だからといって、大学の置かれた厳しい状況が
あっという間に好転するとは全く思いませんが
でも、誰でも、それぞれの持ち場で、一生懸命自分の部を尽くすしかない。
それにしても、全く疲れました。
なにをやっているんだろうなあ。いったい。