LGBT(性的マイノリティ) と、カミングアウトを考えるイベント
OUT IN JAPAN 東北プロジェクト 仙台撮影会
に参加しました(๑'ᴗ'๑)
いつもは撮影会だけなのだそうですが
今回はスペシャル企画
トークイベント
「震災とLGBT~当事者からの思い、当事者への思い」がセットになっています。
LGBT関連のイベントは
なんとも居心地が良い。
という評判をどこかで耳にしていたこと。
撮影するカメラマンが、
浜崎あゆみやレディ・ガガなどを撮影したことで知られる
かねてより大好きなレスリー・キー氏だったことで
このイベントをずっと前から楽しみにしていました。
さまざまなセクシャリティの方に交じって
ストレートな人もいる。という会場は
本当に居心地が良くて
レスリー・キー氏の登場で、さらにテンションマックスに!
「日本や東北が閉鎖的だとは思わない。ただ情報が少ないだけ。
古いルールを壊す必要はない。
時代に即した、新しいルールを新たに作っていけばいいんだ。
ここをみんなで、あたらしい東北のパワースポットにしよう!
みんな一人でも多くの人をここに呼び寄せて」
と話すレスリー。
そのカメラの前で、カミングアウトしていく人を見ていると、
感動のあまりうるうる。
「一人一人の人生にとって、カミングアウトすることが重要なのではなく
意志をもって、自分を表現していくことが重要です。
それが、それぞれの<カミングアウト>今回の大きなテーマです」
とフライヤーにあった通り、
どんなひとにも、意志をもって自分の望む人生を生きてゆく権利があると思う。
カメラの前で、健康的で楽しそうに
みなさんが自分たちを思いきり表現している様子を見て、
わたしは、どんなひとも
本来のその人らしく
自分自身をのびのびと生きている姿を見るのが、本当に好きだ。
と思いました。
見るだけで泣けてくる。
過労死は過剰適応によって起る。
と、信じているせいもあるのかも。
マイノリティが尊重される社会は
マジョリティにとってもやさしいはず。
ひとが自分自身を尊重している姿を見るのは
ほんとういいいものです。
そしてこのイベントでは、カミングアウトをする人を尊重すると同時に
たくさんのボランティアさんによって
カミングアウトしていない参加者に対する
最大限の配慮(メディアに映らないように席を誘導する。
映りたくない人用リストバンドを用意する。
図らずもとられてしまった場合の対メディア交渉を
ボランティアスタッフが一緒に行う。など)
が行われていて
そこがとてもよかった!
これを書いている今も、長町仙台ピットでレスリーの撮影は行われていて
それはやがて、OUT IN JAPAN
のHPにそれぞれのストーリーと一緒に公開される予定とのこと。
「ホルモン治療ができるかできないかが
僕たちにとっては、生死を分けるほど重要なことなのに
それが、ただの医師の気まぐれな決定に握られている。
そのことにものすごく腹が立つ。
だけど、怒っていても仕方がないし、怒りの言葉は人に伝わらない。
だから今日僕は、笑ってレスリーに写真を撮ってもらいます」
と言った当事者の方がいました。
彼の写真は、きっと最高にかっこいいことでしょう。
レスリーの写真のモデルたちは
人種も、性別も、セクシャリティも飛び超えて
「ひとりひとりがスーパースター」
のように輝くのだから。