東北大薬学部助手過労自死事件の二回目の公判に行ってきました。
今日は、被災者を追い詰めたとされる特任教授と教授、
そして、被災者のお母さまが証人です。
ガラパゴス島に行ったみたいでした。
被災者は博士課程を途中でやめて助手になったばかり。
当時まだ24歳の若者だったのに、
立て板に水の如く雄弁に語られる言葉の中には
被災者や、ご両親
そして事件に衝撃を受けたであろう学生さんたちの心情をおもんばかる部分が
ひとつもなかった。
人の心を、そして命を犠牲にして得られる<成果>ってなんだろう。
大学は、人を育てるところなのに。
状況証拠しかないので、この裁判がどんな結果に終わるのかはわからない。
けれど、こんなことは長くは続かない。
なぜなら、もう時代は変わっているからです。
わたしたちは変化している。
もう淘汰は始まっている。
終わりつつあるものが
ただ終わっていっているだけなのかも。
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