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artandlove☆もんもく日記2

毒親の本を読んでいたのが嘘みたい・笑。

東京研修の後は、ひさしぶりの実家ご飯でした♡
スンドゥブチゲと韓国料理特集。

両親と昔話をする時間が、愛しい。

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父に

「珠子の顔が見られて
元気が出たよ♪」
と言われ

わたしも

「お父さんの顔が見られて元気が出たよ♪」

とラブラブに返し


「元気が出たもの同士でよかったね♬」

と、軽口をたたきあいます・笑。

働きながら小さな子を育てる妹を心配する母に

「大丈夫って思っていれば
大丈夫な気持ちが伝わるよ。
お母さんの娘なんだから、だいじょうぶ!」
と伝え

小さいころ自分がしてもらったことに、
いっぱいありがとうを言いました(๑'ᴗ'๑)

我が母は変なところが不器用で、
優しい気持ちを言葉にすることができません。

子どもたちのために環境を整え
心を砕き
一生懸命愛を注いでくれたのに
すばらしさは言語化されず、向けられるのは否定的な言葉ばかり。
やってもらっていることと
掛けられる言葉が正反対であったために、
わたしは、自分がどういう状況にいるのかを
理解することができませんでした。

子どもにとって親の愛情は当然で
当然であるものは見えません。

見えないものは、受け取ることもできない。
思春期の頃のわたしはとても孤独でした。
他者への異常に高い共感能力に振り回され、情緒不安定の極みの中で
自分の苦しみを伝えるすべもなく、
四六時中手首を切っていた。軽くだけどね。いや、ほんとに。

両親は介入することなく、
そんなわたしを黙って見守り続けてくれました。
自分を傷つける娘を見続けるのは、どれだけつらかったことだろう。
それなのにわたしは、ふたりの「信頼」を「無関心」と思っていたのです。

その「信頼」は、夫の自死に際しても
変わることはありませんでした。
母はわたしを抱きしめ
父は

「これから珠子は、きっとしあわせになる」
と何度も言ってくれた。

今では大嫌いだった子供のころの境遇が
あふれるほどの愛や心遣いに満たされていたとしか思えず、
世界が180度変わったよう。


若かりし頃は親を恨み、
「毒親の本」を読みまくっていたわたしですが

いま、家族が大好き。
家族が大好きな自分も好きです。


毒親の本を読んでいたのが嘘みたい・笑。_c0195362_22303035.jpeg

家族より、仕事で学ぶという人も中にはいますが
多くの人の場合家族の学びはとても大事で
避けることはできない。

なぜって、わたしたちはお互いに約束し
大切なものを見つけるために
こんなにも近しい関係に、生まれてきたのですから。

もしあなたが家族との問題に悩んでいるとしたら
発見を待っている宝物がそこに眠っているということ。

わたしが見つけたものは
愛は言葉ではなく、ひとの行いにあるのだということ。
行いは、見えないところでなされ
自分が成長しないと
その存在を知ることもできないということ。

見えない愛に
わたしたちはいつも支えられているということ。

この先両親との未来が
どんなふうに展開していくのか想像もつきませんが
会える瞬間瞬間に感謝して
大事に大事に、過ごしていきたいと思っています(๑'ᴗ'๑)








by terasumonnmoku | 2016-09-24 21:00 | 家族 | Comments(0)

スピリチュアルアーティスト/セラピスト/時々社会活動 前過労死等防止対策推進委員。勝手に自死防止活動推進中。スピリチュアルとリアルをアートで融合し、人の繋がりの力で新しい世界の創造を目指しています。

by terasumonnmoku