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artandlove☆もんもく日記2

びっくり‼️「働き方改革」は、経済政策だった!

働き方改革

についての原稿を頼まれたので
にわか勉強中。

「働き方改革実行計画」資料と、ばばっとネットで
関連記事を拾い集める。

経済界よりと、労働界よりの記事を
偏りのないように。


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経済界よりのほうには
こう書かれている。


働き方改革は経済政策であり、
究極の成長戦略である。


(働き方改革実現推進室内閣参事官武田康祐氏
2017.09.07データのじかん、より)

政府はこの改革によって

希望出生率1.8
介護離職ゼロ、
GDP600兆

を目標にしているそうだ。

自民党の大勝で
来年早々とも言われる
働き方改革の法改正には
以下三つの内容が含まれている。

・残業代ゼロ法案。
・時間外労働の上限規制。
・同一労働同一賃金


残業代ゼロ法案の一つを
正式には企画業務型裁量労働制という。
残業代を払わず、
無制限に人を使い倒せる政策が
これによって
一般の営業職にまで及ぶことになる。


そして時間外労働の上限規制である。

平たく言うと
残業をどこまでさせるか。
を法律で制限するということ。


これがまた、ゆるい。
じゅうぶん過労死できる。



ちょっといけそうな、
同一労働同一賃金。
目指すところはただ一つ。
ひとが働きやすいようにする。



正社員でなくてもばんばん労働市場に出て、
人手不足を解消してくれということ。


たしかに経済政策だ☆


びっくり‼️「働き方改革」は、経済政策だった!_c0195362_21070853.jpeg



国は中の人を活かすための装置だということを
政治は忘れているのではないだろうか。

当たり前のことだが、
人は1人で生きているのではない。
互いに影響しあっている。

この法律が通れば
残業代ゼロ法案の対象の働き手
(多くは若者男子)には
更に時間がなくなるだろう。病む人も増えるし、
余暇がなければ、家庭を創るのも難しい。
子どもを持つのも、育てるのも、
地域活動に参加するのも、困難なはずだ。
親が倒れたら、当然仕事は続けられない。


子育てしたり、介護を担う人は
生活環境が充実していなければ
そもそも働きに出ることができない。

過労死白書の企業アンケート結果を見ると
長時間労働の原因は仕事の量と人員の
ミスマッチ。
要は人手不足から来ているとあるが、



それに対する対策は、ない。
ただ効率化を叫んでいるだけ。
残業代をなくし、人を使いやすくするだけ。

そもそも働き手には
仕事量を調整する権利がないから
時間で規制をかけているのにそれもない。

これでどうして介護離職ゼロや
出生率の向上を期待できるのか、謎だ。


この「改革」を考えたひとは、
現代の育児の過酷さを、知らないに違いない。



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ひとのための政治が必要だ。
経済の為ではなく
名もない、ちいさなわたしたちのための政策が、

この飽和した社会で
紙幣の神を奉り、
沢山集めてどうなるというのだ。

ユートピア創造をうたう、ルドガー・ブレグマンのベーシックインカム、週15時間労働、国境線の開放。とまではいかなくても

人を大事にしよう。

助け合って生きていこう。

あなたは使い倒されていい人間ではない。
罵られ、尊厳を貶められてよい存在ではない。

存在そのものに価値ある人間で
誰かにとっての大切で
かけがえのない家族。

決して失われてはいけない命だ。

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しかし反対意見を言うことはできても
それ以上どうすることもできない。

これは、遺族っていうより
みんなの問題だから。

だから今は
できることをしよう。

心を込めて、いい仕事をしよう。
お金の使い方を考えよう。
社会を変えるために。


自分の周りの小さな世界を
大切にしよう。
補い合い、互いの弱さを認め合い
美しさをたたえ合って
生きていこう。

そのための仕組みを
地球環境やみんなの幸せに役立つ
ほんとうの仕事だけが

繁栄していくような社会を
創っていこう。

あきらめず、
希望を持って。


光の道は続いている。







by terasumonnmoku | 2017-11-15 20:21 | Comments(0)

スピリチュアルアーティスト/セラピスト/時々社会活動 前過労死等防止対策推進委員。勝手に自死防止活動推進中。スピリチュアルとリアルをアートで融合し、人の繋がりの力で新しい世界の創造を目指しています。

by terasumonnmoku