2018年 02月 25日 ( 1 )

読書 持たない幸福論

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「持たない幸福論」




働きたくない、お金に縛られない、


家族を持たないって、

現実はそんなに甘くない、


という意見は多いだろう。


けど、あまりに人間性を無視した社会の動向を見ていると、アリだよな。全然ありだ。と思う。




働く人がいなければ、みんなが困る。

でもみんなも困るが、国や企業はもっと困る。成り立たなくなる。危機的状態だ。




わたしの周りには、普通の意味では「ちゃんと」働いていない若い世代がたくさんいる。世間体はよくないだろうが、それぞれにおもしろい生き方をしている。かつてわたし自身もそういう生き方をしていて、周りにいた人たちも同じだった。




それから何十年も経って、周りもわたしも年をとった。どんなに怪しい人生でも、みんな好きなことし、思い切り生き、夢を果たしたり果たさなかったりしつつ、それなりに生き延びている。かなり危ない人もいたけど、意外にみんな大丈夫みたい。しかし、それとは対象的に社会的な価値を大切にし、大勢の人に認められ、陽の当たる道を堂々と歩いていたはずのわたしの夫は、迫り来る現実に追い詰められ心折れて自ら命を絶ってしまった。




現実は甘くない、ってどういうこと?って、本気で思う。人に合わせ、人の価値観で生きる人生は本当に危うい。現実は甘くないという人は、自由な生き方を試したことは、きっとないだろう。


それに、わたしたちはこれから、まだ誰にも経験されたことがない未来を生きていくことになる。


どんな生き方がいいかなんて、わかるはずがない。


だからひとになにを言われても、気にする必要はない。




固定費を徹底的に下げ、生きていくために、必要最低限だけ働くのもいい。ただ、そのためには雇われてお金を稼ぐだけでなく、自分の価値をどう提供するか、やりたいこと、やりたくないこと、などなどについてきちんと考えないといけない。もちろん大消費生活が好きな人は、なんらかの手段を獲得して、バリバリ働いてお金を稼げばいい。




著者の言うように「生きることは、世の中を変えることにつながっている」あなたの人生も、わたしの人生も(^-^)大事なのは価値観を押し付け合うことではなく、生きやすさ、や自分の望む人生について、自ら考え、選んでいくこと。




あとがきの社会学者見田さんのphaさんのハンドルネームの解釈に痺れた♪

いわく


Peace and happiness through abandon.  

手放すことによる平和と幸福

=ファーラ トリシュナ ヴィラーギャ

果物(結果)への渇きを手放す。



仏教の根本思想に通じる概念である


#読書中毒 #読書ノート #本が好き


by terasumonnmoku | 2018-02-25 17:58 | 読書 | Comments(0)

真理セラピスト・らくがきすと・即興ピアニスト+社会活動家(過労自死遺族/東北希望の会代表)幼少時より、生と様々な死から多くのことを学んできました。11年のセラピスト経験があり、仕事ではいのちのすばらしさについての、エナジーーワーク的なセッションやワークをしています。頭を現実的に使いながらメルヘンな世界を実現させていきたい。社会問題、スピリチュアルな仕事や宇宙のこと、日常について書いています。


by terasumonnmoku