2018年 07月 01日 ( 1 )



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[英雄の書]黒川伊保子著ポプラ新書刊


人工知能の研究者がひもとく、

脳にとって素晴らしい

成長の機会である、「失敗」の本。


読めば読むほど、

チャレンジすることの価値が増す。

ちゃんと挑戦して、

ちゃんと失敗することの価値が

ひたひたと押し寄せる。


また、「自分自身でいる」ためには、

孤高の時間が必要という。

脳は潜在意識によって、

「自分の」必要な情報だけ切り取るが、SNS上の情報は必ず誰かの手が入っている。

加工された情報にさらされていると、

「人の」価値観を取り込み、

自分を見失いがちになる。


というのは、大変説得力がある。

たまにぼーっとしなければならないし、

1人になることは重要だ。


「自尊心は揺るがない自我を

自覚する感覚だ。

自分がここにいて、これをすることに

深い意味があるという気持ち。


生きる方向性を決める大事なセンスである」


それは「ゆるせない」

ことによってできているのだそうだ。

ココ・シャネルは、

「女性が膝を見せるのは下品」

と信じていた。


ゆるせないミニスカート流行の後に

伝説となったシャネルスーツをつくった。

スティーブ・ジョブズは

醜いコンピュータをゆるせなかった。

だからパソコンを生み出した。


おそらく「創造」するためには、

なにがしかの対立概念が必要なのだろう。


思春期の子どもが、

親を否定しながら「自分」を形成していくようなものだ。


これはとてもエゴ(自己愛)に似ているが、

脳にとっても、世界にとっても、

結果と効果は全く違う。


「誰も理解してくれなくても、

自分が正しいと思ったことを、

自分のみならず他者のために

貫き通す気持ち」


が自尊心であり、


そのための努力を脳は

〔こんなにがんばってる〕

とは思わない。


ただ単に、そうせずには

いられないことだからだ」


翻って、私がゆるせないことはなんだろう、と考える。わたしは、人が、自分を否定して死んでいくのがゆるせない。


自分で自分を否定していた時間が長かっただけに、ことの外こたえるのだ。


それがどれほどまちがったことであるか、大事な人を通して教えられた時、わたしの自尊心はぐさぐさに傷ついた。


そして、自分に対しても人に対しても、

ただ本質の素晴らしさだけを、

全力で見つめる人になることを決めた。


残酷なことに、その時はじめて、

わたしは自立したのだ。


これほど悲劇的な形はいらないと思うが、

誰にとっても自尊心、

自分を立てるチャンスは、

大事なものが傷つけられた、

というネガティブな状況から

やってくるものなのかもしれない。


あと「世間を下に見る」ってのも

面白かった!


萩本欽一さんは、「嫌いだ」「だめだ」と言われて初めて、人の心を動かしたことになる、と言われたそうだ。快適ではないけど、そんなものなのかもしれない。


後、空間認知と身体制御を司り、直感、直観、つかみにも関与する小脳が活性化すると、免疫力が上がる。

という最近の研究についての話も

面白かった(^-^)


からだは連動して動いている。


読みやすくためになります。


絶賛お勧め中!!!!#本が好き #読書中毒 #図書館に住みたい


by terasumonnmoku | 2018-07-01 14:41 | 読書 | Comments(0)

真理セラピスト・らくがきすと・即興ピアニスト+社会活動家(過労自死遺族/東北希望の会代表)幼少時より、生と様々な死から多くのことを学んできました。11年のセラピスト経験があり、仕事ではいのちのすばらしさについての、エナジーーワーク的なセッションやワークをしています。頭を現実的に使いながらメルヘンな世界を実現させていきたい。社会問題、スピリチュアルな仕事や宇宙のこと、日常について書いています。


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