2018年 10月 30日 ( 1 )

映画 26. セッション

こんな映画をみた。

「セッション」


とんでもなくおもしろい。
LALALANDや、グレイティストショーマン
を作った監督による、
音楽の、超パワハラ映画。


個人的には
Lalalandよりも、
グレイティストシャーマンよりも
ダントツで好き。

主人公19歳の少年は音楽の指導者から
パワハラの限りを受け
ラスト十数分で突き抜け
天才性が開花して
別の世界に行ってしまうのだが、


圧倒的な物量や、
ストレスの限りをこなした果てに
別世界が広がるって

音楽に限らず、割とよくある話。

もちろん危険だ。

映画にも出てくるが途中でやめると、
鬱になったり、死んでしまったりする。

このストーリーは
映画を作る前 
ジャズドラマーを目指していた
監督自身の体験だそう。


彼は自分の体験を
映画として昇華することで、
自身も山を越え、世界を制覇した。


アルトサックスの天才
チャーリー・パーカーが
大変な屈辱の中から、後の彼の異名となる、
「バード」になっていった話が
何度も出てくる。

汚辱にまみれでも
チャーリー・パーカーは
死なない。


それはそうだろう。
生き残った人間だけが
天才なのだ。
でそれが、先生のパワハラの根拠でもある。


音楽には、なんというか
永遠に到達してしまう瞬間がある。

そこをどうしても見たいという感覚は
したくないが、理解できる。

そして、確かに、チャーリー・パーカーは
何があっても死なない。

たぶん、本当に好きって、
そういうことなんだろう。

それにしてもあのラストはすごかった。
調べると、フリージャズの大御所らしい。

ラストと前半の音が違いすぎて
いくらなんでも
同じ人物が叩いている気がししない。


明らかに、上手なシーンと
下手なシーンとで
人が違うと思うんだけど
どうなんだろう。


その辺はもっと耳の良い人に
チェックしてもらえたら、うれしいな。


あと、鬼教官フレッチャーの弾くピアノが
たまらなくいい。

あの音は、キモだろう。

あんなピアノが弾ける人が
ただのサディストのはずはない。

演じるJKシモンズさん自身も
プロミュージシャンらしいので
ご本人の演奏かもしれない。


すごくいい音、
出しそうな俳優さんだったから^_^

それに指揮してる姿も本物の指揮者みたいに
微妙にタイミングが早いところがすごい。
あれはやろうと思って
できるもんじゃない、

というか、芝居でそれを、
やろうとしている人を
初めて見た。

映画と、
音楽が「ほんとに」好きな人に
見てほしい映画です♪



26.セッション
デミアン・チャゼル監督・脚本、
主演マイルズ・テラー、J.K.シモンズ(助演男優賞)
2014.米、106min


by terasumonnmoku | 2018-10-30 18:47 | 映画 | Comments(0)

真理セラピスト・らくがきすと・即興ピアニスト+社会活動家(過労自死遺族/東北希望の会代表)幼少時より、生と様々な死から多くのことを学んできました。11年のセラピスト経験があり、仕事ではいのちのすばらしさについての、エナジーーワーク的なセッションやワークをしています。頭を現実的に使いながらメルヘンな世界を実現させていきたい。社会問題、スピリチュアルな仕事や宇宙のこと、日常について書いています。


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