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カテゴリ:映画( 63 )

映画 CHOICE

を見に行きました^_^


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わたしたちの腸の中で
消化吸収を助けてくれる
酵素の物語です。
単に、酵素を効率よくとれはいい、
ということではなく

酵素たちが威力を発揮するために
身体(と心)の穏やかな状態が
とっても重要だ。

という内容でした^_^
実際に危機に直面した時はもちろん
ただ、不安を想像しただけでも、
私たちの体は
交感神経優位、
アドレナリン大活躍になります。

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消化作用は副交感神経系の
自律神経で行うので、
ネガティブなことを考えるだけでも
身体にはこたえる。

何が効いたのか決定的なことはわからない。
と答えつつ、
食べ物を気をつけたり、
お医者さんを変えたことで
鬱が治ったり、

医師の指導のもと
ご主人と
ファスティング(断食)を行うことで、
多発性硬化症が
ほぼ寛解した女性、のインタビュー
(ドキュメンタリーなので!)
を見て、



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その後にこの映画をプロデュースした
ホリスティック カレッジ・オブジャパンの
平田理事長や、

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映画を監督した井口昭久さん。

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そして我らが徳ちゃん、
こと及川徳子さんの講演を聞き、


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ホリスティックな人という存在の素晴らしさ、
奥深さに、改めて
思いを馳せました。

わたしたちは、なにを食べるか。
なにをどのように食べるかを
選ぶことができます。

誰とどこでどのように生きていくかすら
本当は選ぶことができて、
たぶん今、自分で思っているより、
ずっと選択肢は多い。


選択の数だけ、別の未来がある。
選び放題。
それってすごいことだ。

人生一気に丸ごと変えるのは
ハードルがちょっと高い気がしますが、
とりあえず、腸からのメッセージを
真摯に受け止めて、
人生と健康の質を
上げていきたいですね!^_^

講演の終わりにみなさんと!



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平田理事長、
主催の武藤さんはじめ
スタッフのみなさん!

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本日は素晴らしい学びの時を、
ありがとうございました😊!!!!


映画22. THE CHOICE 生きるための選択
製作総指揮: 竹内進一郎 監督 :井口昭久
2013.米・日 90min



by terasumonnmoku | 2019-04-07 20:07 | 映画 | Comments(0)

20世紀最高のソプラノ歌手といわれた
マリア・カラスの
ドキュメンタリー映画。

何より本人の映像、本人の歌声、
本人の手紙、本人を知る人たちの
貴重な証言であぶり出されるように
人物像があらわれてくるところが堪らない。

人生の困難に重ね合わせるように選びとられ、
舞台の上で歌われる歌。


どこまでがドラマで、
どこからがリアルな苦悩か、
マリア・カラス自身にも
わからなかったのではないだろうか。

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ベスト盤でしか知らなかったマリア・カラスが
生きて動いているだけでも感動なのに
オペラも歌う。
なんて贅沢なことだろう。

完璧な感情表現。
声量のある豊かな声。
見た目も美しく、
否応無く情感の渦に巻き込まれる。

歌を歌うのは人間なのに
10年で2回、気管支炎で倒れただけで
大変なバッシングにあうなんて
聴衆はなんて無情だろう。

それだけマリア・カラスは偉大で
大勢の人の期待を背負っていた。

しかし、28歳年上のお金目当ての夫を、自分から離婚しようとしたり (拒絶されできなかった)、
籍を入れずオープンに大富豪のオナシスと8年も付き合ったり、実の親との確執を隠そうともせず、無情に親を切り捨てていたり、アートとしての作品にこだわるあまり、メトロポリタンや様々な劇場とトラブルを起こしていたりという
人間くさい実像がまた魅力的で、

見始める前よりさらに、
彼女に惹かれていく。

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オナシスはケネディ夫人のジャクリーンと再婚し、
カラスは捨てられたわけで
恋にのめり込んで歌を歌えなくなった
というようなことも言われていたけど

恋愛のない長い歌手人生より
激しく生きる短く悔いのない一生を
彼女は選んだ。

病に倒れてからもあきらめず、
歌おうとすることをやめなかった。

早すぎる晩年、
ステージに立てなかったとしても
彼女の存在、彼女の生命、その人生こそが
音楽だったという事実に
かわりはない。


悲劇を得意とするあまり悲劇に生き
歴史に名を残したマリア・カラス。

大きなスクリーンで見られて
本当に良かった!!!!
何度も見たくなるドキュメンタリー。

映画30. 私はマリア・カラス
トム・ヴォルフ監督ファニー・アルダン朗読
2017.仏 114min 仙台フォーラム





by terasumonnmoku | 2018-12-27 21:09 | 映画 | Comments(0)

東日本大震災で
職や家を失った人たちが

共同労働の仕組みで
学童保育やデイケアセンターや
産直販売店などの事業所を立ち上げ
自分の仕事を創る。

映画  

Workers 
被災地に起つ

見ました!


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たくさんのシンクロンティティがあり
感動ポイントもいっぱい。

これからの社会は
障がいのあるなし
被災者や支援者の立場を超えて
わたしたちがどう支え
お互いに助け合って生きていくか。

にかかっていると思うし、

それに地域活性化の課題
限界集落で林業を立ち上げるとか
農業支援とかが絡むと
もうわくわくが止まらない。



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共同労働って確かに
理想的な働き方に見えるのだ。
みんなが5万ずつ出資して
対等な立場で共同で事業を運営する。

その仕事は、公のもので
大した収入にはならないが
仕事に困ることはない。

*色々調べてみたのだが
共同労働の場合、働く人の平均収入は年収200万~
240万くらいだった。
たぶん公の事業の下請けの
ような位置付けで仕事をまわされ、
安く叩かれているのだろう。



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重要なのは「経営する」という感覚を
どのくらいの人が持つことができるか。

これは難しい問題だろう。
みんな仕事を「させられている」
雇われ、責任は雇用者側にある状況に
慣れすぎている。

リスクを取る覚悟がある人がいない。
でも、そこをやっていかなければ
社会は変わらない。

これから社会は劇的に変化し
自律分散型で、個々人の自立を
否応なく促す形に変わっていく。

ここで生き生きと働ける人は
「大人」なのだ。

曰く自分の行動の責任を、自分でとれる人。
日々勉強し、事業を軌道に乗せ
損失を出さず、
地域に貢献するような働き方が考えられて
仲間同士助け合える
人間的な力の持ち主。

人のことはどうでもいいような、
マインドを変えられない人は
かなりつらい立場になるに違いない。
(いまだっていうほど社会は平等ではない。
福祉を受けられるのは
自らの力で支援に繋がったり、
基本自分で申請できる能力のある人だけだ)


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そのなかで、地域の課題を
自分たちで解決することによって
あたらしい経済循環を創ろうというこの
ワーカーズコープの仕組みは
すごく有効である。

将来想定される「お金のない社会」に向かって
この仕組みが稼働するようになれば
本当にいい流れになってくるのではないだろうか。

映画のなかの

「働くことは
ひとを命につなぐこと」

の言葉に涙する。

過労死遺族としては
胸にこみあげるものがある。
誰もがみな
大きな可能性と力を持っている。

社会の課題解決のために
仕事を通して、みんなの力を
ぐんぐん引き出せるように
していきたい。


現実のさなかで生きているうえでは
まだまだ考える点も多々あるけど、

可能性をたくさん感じられる
すばらしい映画だった(๑'ᴗ'๑)

映画29 WORKERS 被災地に起つ
森康行 監督、ナレーター山根基代、
2018、日、89min チネラヴィータ





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下の2枚は映画にも出てきた
鱒淵。今年たまたま川遊びに行った!
夢のように美しい。残したいよね。次の世代に。


More
by terasumonnmoku | 2018-12-01 19:53 | 映画 | Comments(0)

ついに見た。

後半ほぼ泣きながら見た。


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彼らの音楽がリードボーカルの
フレディ・マーキュリーだけのものじやなく
みんなで作り上げたものだったということを
この映画ではじめて知った。

音楽総指揮として関わったクィーンの2人、
ブライアン・メイも
ロジャー・テイラーも
さぞ満足だったことだろう。

フレディの孤独や不安。
移民という出自へのコンプレックスや
性的アイデンティティに対する混乱と葛藤。

その中で
耳で知るあの名曲が
ゾクゾクと誕生する。


フレディ・マーキュリーを
今までじっくり見たことがなかったので、
映画は、本人か?
というほどそっくりに感じたけど
徳ちゃんが拾って来てくれた動画を見ると

違った^_^


いや、細部まで
笑えるほど忠実に再現されている。
手をあげるタイミングまでそっくりで。

けど、あくまても再現、なのだ。




なんというか
本物って完成度が高いんだな。
あたりまえだけど

なにかが完璧に美しい。
ランニングシャツの
髭のおじさんなのに!

けれど映画がなければ
少なくともわたしは
はじめからあったはずの
この美しさに気づがなかった。


だからめっちゃ得した気持ちなのだ。
それに劇場の大画面で見ると
まるで自分がライブエイドに参加してるみたいで
いやが応にも気分が盛り上がる!!


あんな風に音楽ができるなら
たとえエイズで死んでしまっても
本人的には満足だったのではなかろうか。

彼はかわいそうなエイズ患者としてではなく
誇り高い天才ミュージシャンとして
生き、死んでいったのだから^_^


人は、
自らが規定したものになる。


まさに
「おれがなにものであるかは
おれがきめる」だ。

それでなくても差別される
パキスタンからの移民。
かつ、今よりもっと
性的マイノリティーに厳しかった時代に


誰よりも彼は
自分自身を生きた。




なんてかっこいいことだろう。

あー。本物のライブ
見たかったなぁ(T ^ T)


ところで、わたしには
クィーンのコピーバンド
をやっているいとこがいるのですが、

彼がジョン役の
ジョゼフ・マゼロを絶賛していました。
メンバーの中では一番似ていて
完コピだそうです。

うーん。一度見ただけではわからない

もう一回見に行こうかしら。







ちなみにいとこたちのバンドはこちら
その名も<GUEEN>




来日中のポール・マッカートニーの
奥様のバースデーパーティーに、
ビートルズのトリビュートバンド
パロッツとともに招かれて演奏し、
ポールやメンバーさんたちを
爆笑させたというツワモノです^_^

写真見せてもらったけど
怖かったろうな・笑


28.ボヘミアン・ラプソディー
ブライアン・シンガー監督ラミ・マレック、ジョゼフ・マゼロ、ルーシー・ボイントン 2018、米、135min
東宝シネマズ仙台





by terasumonnmoku | 2018-11-28 22:17 | 映画 | Comments(0)

先日、過労死等防止対策推進シンポジウム宮城で
宣伝、告知させていただいた、映画

日本一
幸せな従業員をつくる!

を見て来ました!!!!

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社員教育の参考にと
会社関係の方もたくさん、
とのこと。
うれしい(T ^ T)うれしすぎる(T ^ T)

働く人を、

大事にする。


このホテルの総支配人
柴田さんが実践したのはそれだけ。

互いにいたわり合い、
障がいのあるひと、
メンタルの調子の悪いひとを
みんなで守り、

その人たちが、活躍することのできる場を作り
コミュニティの中で盛り立てていく。

考えてみれば
あたりまえのこと。


そのあたりまえの、なんと輝いて
見えたことだろう。

映画を見ながら
終始ハンカチを握りしめて
泣き続ける。



これだよ。これ(T ^ T)

惜しくも駅前の再開発で廃業になったこのホテル。
上映会を企画した
サンクスラブの代表てりなちゃんが
従業員さんたちのその後を
調べて、教えてくれました!

耳の聞こえない女性従業員は
子供の頃からの夢だった
航空会社に転職。
中には、木こりになってしまった人もいるらしい!

人の可能性って
ほんと無限大だ!!!!

しかし、表面的には、
いい企業もそうじゃない会社も
やってることは同じなのだ。

わたしが見て来た
ブラック企業のワタミも
有力な過労死遺族がいたトヨタも

従業員たちの余暇に、
販促のための
企画を考えさせるということをしていた。


違うのは強制だったこと。
残業代も、モチベーションもない中
業務の一環として。

みんなやる気と体力と時間を
搾取され
無念のうちに死んでいった。

綿花畑で働く、奴隷のように。

でもここは違う。
こんな雰囲気なら怠け者のわたしでも、
いいホテルマンになりたいと願ったろう。

バイトだったとしても、職場に来たくなる。
ワクワクしながら、休みの日にやってきて
アイデアを出し合ったにちがいない。
仲間に会いたくて、
お客さんな喜ぶ顔が見たくて。

なぜって、自分も、自分の大切な仲間たちも、
ちゃんと、大切にされているから!

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強制されるのと
自分からするのでは
生産性はまるで違う。

あたりまえだけどこういうやる気は
強制やパワハラでは
絶対に生まれない。

どこの企業も喉から手が出るほど
従業員のやる気がほしいはずだ。



だけど、みんな知らないのだ。

人が人を大事にするって
どういうことか。

それが会社の業績に、

ダイレクトに関わってくる

ということも。
(なぜならお金がすべてがないからだ。アソシア名古屋ターミナルホテルには、ちゃんと労働の不均衡と待遇格差が存在した)


だから、1人でも多くのひとに
この映画を見てほしい。

そして私たちの社会に、何が必要で
何が足りないのか。
みんなで考えていくきっかけを
たくさん作っていきたい。

働くことは、生きること
という原点に立ち返り、

どう生きたいか
ちゃんと考える

ということをしていきたい。

過労死等防止対策シンポジウムを見た流れでこの上映会に参加って、ほんと完璧だなと
自画自賛してしまいました!

みんなで見れてしあわせ!
上映会を企画してくださったみなさん!
感動をありがとう!!!!!

映画27.日本一幸せな従業員を作る
岩崎靖子監督 柴田秋雄ほかホテルアソシア名古屋ターミナルの従業員のみなさん 2015.日 ハートオブミラクル 90min



by terasumonnmoku | 2018-11-23 20:45 | 映画 | Comments(0)

映画 26. セッション

こんな映画をみた。

「セッション」


とんでもなくおもしろい。
LALALANDや、グレイティストショーマン
を作った監督による、
音楽の、超パワハラ映画。


個人的には
Lalalandよりも、
グレイティストシャーマンよりも
ダントツで好き。

主人公19歳の少年は音楽の指導者から
パワハラの限りを受け
ラスト十数分で突き抜け
天才性が開花して
別の世界に行ってしまうのだが、


圧倒的な物量や、
ストレスの限りをこなした果てに
別世界が広がるって

音楽に限らず、割とよくある話。

もちろん危険だ。

映画にも出てくるが途中でやめると、
鬱になったり、死んでしまったりする。

このストーリーは
映画を作る前 
ジャズドラマーを目指していた
監督自身の体験だそう。


彼は自分の体験を
映画として昇華することで、
自身も山を越え、世界を制覇した。


アルトサックスの天才
チャーリー・パーカーが
大変な屈辱の中から、後の彼の異名となる、
「バード」になっていった話が
何度も出てくる。

汚辱にまみれでも
チャーリー・パーカーは
死なない。


それはそうだろう。
生き残った人間だけが
天才なのだ。
でそれが、先生のパワハラの根拠でもある。


音楽には、なんというか
永遠に到達してしまう瞬間がある。

そこをどうしても見たいという感覚は
したくないが、理解できる。

そして、確かに、チャーリー・パーカーは
何があっても死なない。

たぶん、本当に好きって、
そういうことなんだろう。

それにしてもあのラストはすごかった。
調べると、フリージャズの大御所らしい。

ラストと前半の音が違いすぎて
いくらなんでも
同じ人物が叩いている気がししない。


明らかに、上手なシーンと
下手なシーンとで
人が違うと思うんだけど
どうなんだろう。


その辺はもっと耳の良い人に
チェックしてもらえたら、うれしいな。


あと、鬼教官フレッチャーの弾くピアノが
たまらなくいい。

あの音は、キモだろう。

あんなピアノが弾ける人が
ただのサディストのはずはない。

演じるJKシモンズさん自身も
プロミュージシャンらしいので
ご本人の演奏かもしれない。


すごくいい音、
出しそうな俳優さんだったから^_^

それに指揮してる姿も本物の指揮者みたいに
微妙にタイミングが早いところがすごい。
あれはやろうと思って
できるもんじゃない、

というか、芝居でそれを、
やろうとしている人を
初めて見た。

映画と、
音楽が「ほんとに」好きな人に
見てほしい映画です♪



26.セッション
デミアン・チャゼル監督・脚本、
主演マイルズ・テラー、J.K.シモンズ(助演男優賞)
2014.米、106min


by terasumonnmoku | 2018-10-30 18:47 | 映画 | Comments(0)

映画19.大人の事情

幼馴染の男友達4人が、
パートナーとともに開いた気のおけない食事会。

登場するのは、マンネリ夫婦、新婚さん、思春期の娘に手を焼く夫婦、最近新しい恋人と付き合いはじめた仲間。

どこにでもいる、ありふれた人達が、
スマホをスピーカーフォンにして、
掛かってきた電話やメールを
公開し合うことから、どんどんおかしくなっていく。

コメディ映画と書いてあったけど、ホラー映画みたい!次々に、後ろ暗い秘密が明らかになる。

イタリアのアカデミー作品賞をはじめ、
数々の賞に輝いた、話題作というだけあって、
息もできないような、スリリングなおもしろさ。

舞台は一軒の家の居間。
登場人物は7名のみ。
ほぼセリフの応酬だけの映画なのに、
全編にわたって素晴らしい緊張感が持続する。

96分があっと言う間。

自分の仕事柄、出てくる話出てくる話が「あるある」で、そりゃこうなるよな、の連続。
ほんと、人のスマホなんて、見るもんじゃない。
大事な人なら、なおのこと!

ただ、映画としては、最高(^ ^)

星5個☆

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映画19.大人の事情  
パオロ・ジェノヴェーゼ監督 ジュゼッペ・バッティストン、アンナ,フオリエツタ 2016.イタリア96min




by terasumonnmoku | 2018-09-19 06:51 | 映画 | Comments(0)

年長のパートナーを亡くした
トランスジェンダーの女性をヒロインに
彼と彼女を取り巻く人々の

「共感の限界」

を描いた、話題作。

チリ映画にして初めて、2017年第90回アカデミー賞外国語映画賞史上初受賞。


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映画は監督で決まる。
と常々思っているのだが、
この作品には、惚れ惚れするほどの
映画的映像的センスと才能を感じる。
素晴らしいリズムと緊張感の中で
進んで行くドラマである。




とにかく



一瞬も、
目が離せない!


いかにもありそうな
壮絶な差別。


自分の夫や、父親の不倫相手が
マリーナのようなトランスジェンダーの
女性だとしたら、

それはそれは複雑だろう。

相手が女性だって、
修羅場なのだ。
そこにジェンダーが絡むことで
奥底に秘めた恐怖や
差別意識が、むき出しになる。

さまざまな立場の、
さまざまな受容と、否定の形。

パートナーの突然の死によって
対峙することになった、
周囲の人々の、
非常に残酷な行為や言葉や葛藤。


そこでヒロイン、マリーナ演じる
自身もトランスジェンダー女優の
ダニエラ・ヴェガが


最高すぎる・涙




傷つき泣きながらも
誇りを失わず、
自分の道を歩いていくその姿が、
壮絶に、美しい。

全編を通して、
マリーナが問われているのは
 

「自分とはなにか」
という物語だ。

マリーナは自分のジェンダーに誇りをもち、
何があってもそれを手放さない。


彼女が自分を失わない限り
誰も彼女を傷つけることはできない。


ヒロイン、シナリオ、編集、音楽、
カツトのすべてが美しい。


輝かしい才能を持つこの
監督・脚本・編集のセバスチャン・レリオ氏は、
1974年アルゼンチン生まれ。
2歳でチリに移り住み、
チリ国内の都市を転々として育つ。

映画を撮り始めて10年目の2005年に、
最初の長編映画を製作。
チリ内の映画賞を総なめにする。
「ナチュラルウーマン」は5本目の長編。

 

ラストがまたいい。

愛は求めるものじゃない。
ただ、与えるもの。

という陳腐なセリフが
柔らかく胸にしみるような
忘れられない光を、放っている。

言葉に力を与えるのは
あくまで使い手の発する思いなのだ。
ということを実感。



映画17.ナチュラルウーマン
セバスチャン・レリオ監督ダニエラ・ヴェガ
2017.チリ、104min


by terasumonnmoku | 2018-08-29 19:19 | 映画 | Comments(0)

映画18.若い女

映画18.若い女



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21歳からの10年。


生まれた国を遠く離れ

夢のような暮らしをさせてくれた

年上の男に、


31歳で突然捨てられた女。


家も金も、頼りになる身内も

友達もいない。




お先真っ暗。




なのに、映画館を出た時には晴れ晴れし、

足取りも軽かった。





何よりヒロインのポーラ、

レティシア・ドッシユがいい。


ヒステリックに喚き、

泣き、暴力も振るうイカレタ女なのに

どんどん惹きつけられる。




じゅぶんやばい。

でも、脆くはなく

原始の太陽のような魅力がある。




オチも救いもないのだ。

でもこの、すっきり感は何だろう。




わたしたちの目指していた予定調和って、何だったの?みたいな、いい感じの投げ出され感が、たまらない(^-^)


この映画を見て、共感しない女性がいるだろうか?

いるとしたら、その人は誰かに

がっつり依存した人生を送っているに違いない。




シーンを追うごとに、

どんどん美しくなるポーラが眩しい。

楽園を追われた彼女は、

荒野で、自分自身を手に入れたのだ。








女性に、おすすめ。

特に今、前が見えなくなっている人に、


見てほしい。

きっと元気になる(^-^)



映画18.若い女


レオノール・セライユ監督・脚本


レティシア・ドツシユ、グレゴワール・モンサンジョン、2017..97min ユーロスペース


















by terasumonnmoku | 2018-08-26 21:10 | 映画 | Comments(0)

映画15.カメラを止めるな

映画「カメラを止めるな」




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大ヒット上映中。


前回池袋で見ようと思ってフラれ、

(1枚目の写真はその時のもの)

昨日もチケットが取れなかった伝説の映画を、ついに!見てきました(T ^ T)




映画好きにはたまらない、

おもしろさです(T ^ T)

ゾンビ映画なのに腹を抱えて笑い、

人間模様にじんとくる。


二度も三度もおもしろい。


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ひとは一つの視点からしか

現実を見られないけど、

引いて見るとこれだけおもしろくありうるというのが、すごい。


ゾンビ映画なのに(こればっかり・笑)

愛を感じる。

一人一人の描き方が丁寧で、

気持ちが伝わってくる。


いるいる!こういうひと!

みたいな。


その一人一人のしょうもなさがいいんだけど、特に、アル中さんの描き方がいい。

はた迷惑なのに、哀愁に満ち、憎めない。


この、暖かさはなんだろう。

やっぱり愛だよな。


ゾンビ映画なのに(しつこい・笑)

大好きな寅さん映画を見ているよう。

それも、最初の3本。

おっちゃんがしょうもないやつ。

1時間半があっという間です。

これが監督スクールのワークショップで作られた映画というのが、信じられない。

映画のおもしろさは脚本と監督で決まる。

それは時代に連動している。


ようやく今の映画がでてきたのだと思った!こんなに映画館に人がいる。

しかも、チネラビータに!


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それが本当に本当に嬉しかった!!!

1枚目の写真は池袋で見られなかった時のものです。#カメラを止めるな #仙台 #ゾンビ映画 #大ヒット上映中


映画15カメラを止めるな

監督・脚本・編集 上田慎一郎

濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰

2018.日本、96min.ENBUゼミナール


by terasumonnmoku | 2018-08-13 21:32 | 映画 | Comments(0)

幼少時より、生と死から多くのことを学んできました。HSPによる摂食障害、自傷、パートナーの過労自死を通し、生きるための哲学を徹底追及。大切な家族やたくさんの仲間たちとの、しあわせに生きる毎日、スピリチャルな仕事や、社会活動、宇宙のことについて書いています。