カテゴリ:アート( 62 )

旅立ちの絵。

去年長い闘病生活の末に、若くして亡くなった友人がいる。

訃報を知って、旅立つ彼女のビジョンを絵に描いたものを
東京での葬儀に出席する友達に届けてもらった。
その彼女のご両親から、転居はがきが送られてきた。

「いただいた絵を、いつも身につけています。本当にありがとうございます」。
と、そのはがきには書かれていた。

ありがたく、涙が出た。

この絵は、きっと彼女が描かせてくれたのだろう。

いつも、不思議な消耗の仕方をしながら、絵を描いている。
でも、どの絵にも、自分で描いたという実感がほとんどない。
だから褒められると、ありがたいな。とは思っても
リアリティを感じないし、調子に乗ることもない。

よく見せよう!というような自我がまったく入っていないということだけは確かで、
(できないし・笑)
もしかしたらそういうのが、「ほんとうの仕事」なのかもしれない。と、ふと思う。

旅立つ瞬間の彼女は、ほんとにかわいくて、かっこよかった。

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ここからは、友人のひろみんのために描いたエネルギーの絵が見られます( ^ω^ )
データーを売っているので、
本人がアップするか、名刺やロゴなどのように
オフィシャルに使われているものしか出せないのが玉に瑕(笑)
http://ameblo.jp/fashion-healing/entry-12032058968.html

とくちゃんの太鼓の絵は終わりかけだけど、
ひろみんのほうはまだ、2、3年は行けそう。
ということは、いつも、だいたい5、6年先くらいを見ているということになる。
遠いなあ~。

人間も社会も似たようなもので、
わたしにはもうユートピアが見えているのに、
現実はなんだかすさまじく、結構疲れる。

これ、どっちか片方しか見えてない方が楽なんだろうなあ。
でもそういうのは今回の人生では選ばなかったので
そこは自力でなんとかするしかない。
へんなものを感受するのはやめよう。
てか、たぶん善悪の善に対する執着を、
手放す時期が来たってことなんだろう。
ハードな問題にも情緒を絡めず、クールに自分の意見を言えるようになるぞ。

あまりにぐったりしたので、整体に行ったら
蓄積した疲労のために、胃腸が普通の半分しか動いていません、
と言われた。

なのにあんなすごいワッフルを食べちゃって
ごめんよ。わたしのからだ。
ああ。こういうのを楽しむのもほどほどにしよ。



by terasumonnmoku | 2015-06-06 21:00 | アート | Comments(0)
5days ART challenge 5日目

5日間にわたって、作品を見ていただきほんとうにありがとうございます。
皆様のお力で、年一度のペースをかかすことなく作品展を開き
たくさんの方に注文を頂き、作品を愛していただけたことに
心から感謝いたします。

怒涛のような月日のなかで、一人では立ち行かないたちゆかないわたしとともに
作品展を作ってくださったみなさま、
2012年3月のドイツ人のモニカさん。
2013年夏の、陶芸家のEiko Sato先生。
2014年のチーム前川のみんな。
ほんとうにありがとう。

特に2012年の3月は、ドイツーイスラエルという紛争の真っ只中で生き、
わたし以上に壮絶な人生体験を持ちながら、、
なおも、暖かな愛や夢に満ちた作品群を作ろうと意思するモニカさんなくしては、不可能でした。

というわけで、最終日となりましたこのチャレンジ、最後のテーマは、「家族」です。
よろこびも悲しみもぜんぶ、家族だったからこそ、ありえたこと。
愛する家族と創るかけがえのない時間のすべてを、ずっと、大切に生きていこう。

1.夫

この絵は、彼の死後3ヶ月くらいのときに、描きました。
涙を流しているのに、

「静かで穏やかなお顔ですね。まるでルオーの絵のようです。
ちかごろは、孫の寝顔の中でしか、こういう表情には出会えなくなりました」

という感想を、見ず知らずの方にいただきました。とても嬉しかったことを覚えています。
特に、慈しみに溢れた素朴なキリストの絵で有名な「ルオー」を引いてくださったところに、しびれました(涙)
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2.とうもろこし

10歳の時のとうもろこしです。この絵を10人の友達に見せて歩き、
10人が10人とも、誰の絵か当ててくれました。(親ばかなので、似てなくてもわかったのかもしれませんが!)
二度と描ける気がしないので、この絵は一生大事にしようと思います。
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3.自画像

家族なので自分も入れますが、最後に描いたのは(2011年)最高に悲惨でお見苦しいので、
今回は、昔描いた特別美化バージョンをお届けします。
(といっても、顔に三本の線しかないというところは一緒です)
そのうちまた、ニューバージョンが描けることを祈りつつ。

つたないわたしの絵と同様に、これからもわたしたち三人家族を、どうぞよろしくお願い致します!

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このバトン、まだ時期は未定ですが、お友達の陶芸家Eikoちゃんが受け取ってくださいました!
日展?などにも作品を出している、アーティストのEikoちゃん。大作の色っぽいフォルム、コーヒーカップの、柔らかな曲線。見て使ってしあわせになる作品群を、どうぞお楽しみに*\(^o^)/*



by terasumonnmoku | 2015-05-29 21:00 | アート | Comments(0)
5days ART challenge 4日目

2014年に<ドリプラ・チーム・まえかわ>のみんなで開いた「空の作品展」から二つ。と、おまけです(#^.^#)

「空の作品展」は空好きなわたしが惚れ込んだ
パンダこと、ゆみちゃんの作品を見たい!一心で、みんなに声をかけ(しかも自分は多忙で動けないので)慣れない由美ちゃんに無理やり仕切らせた、いわくつきのイベントです(笑)

(ゆみちゃんは、6/9(火)~Cafe&Dining Jugemuにて、初の個展を開催します!とってもすてきな写真たちなので、ぜひ見てね♪*゚)

その後を引き継いで、9月に今度はさらに人数を増やした<空の作品展>2nd. を開く予定(#^.^#)こちらもお楽しみに!!!

1.顔

これはパンダではなく、ヒツジの理恵ちゃんの空の写真にインスパイアされた描いたもので、
この時期のわたしの作品の中では、一番人気の「顔」です。

なぜか男性からの、熱烈な支持をいただきました。「絵ではなく、書のような線」とのお言葉を頂戴し、学生時代の卒業制作のシルクスクリーン作品で、先生から「こういう線はなかなか描けない」と言われたことを思い出しました。
そのときは冗談だと思いましたが、ほんとみたいです。

お買い上げいただいた方からは、「毎日顔が変わる」という、ご感想をいただきました。学校の怪談にでてくる、校長先生の肖像写真のようですね!
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2.空

特に何も考えず、ただ描いた「空」です。
誰にでも描けそうに思うのですが、
なぜか女性に評価されます。
ちなみに、ガラス面に写っているのは
うちに貼ってある東北希望の会の大判のポスターの図柄です。
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3.おまけ・あかちゃん

一日目の「あかちゃん」は、実家の母のイチオシでしたが
こちらは、父のイチオシです。
この画像を、あかちゃん、と認識できる人とできないひとがいるようで
できるひとには、えもいわれぬ魅力があるようです。

ご主人とお子さんの欝に悩む女性が
「ま、いろいろあるけど、明日からまたがんばろう!と
思わせてくれるような絵ね」と言ってくださったことに感動しました。

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by terasumonnmoku | 2015-05-28 21:00 | アート | Comments(0)
5days ART challenge 3日目

今日は「あたらしい時代を作るなかまたち」シリーズです。
ほんとは3つなんですけど、今日は5つです。

1.シュリーヨーガ ロゴマーク
      http://www.shriyoga.jp/

大きなストレスを受けると、からだは防御のために固まってしまいます。
そのままにしておくと、疲れているのに眠れず、さらに過労と心労が重なっていく。という悪循環が始まります。
わたしも、このヨーガ教室で最大のピンチになんどとなく、「ブリキの木こり」のような体に油をさし、
人間に戻していただきました。すごい効果でした。個人的イメージでは「うちがわからほどけ、光に包まれる」感じのヨーガです。
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2.プリティヴィ(PRTHVII)ヨーガ ロゴマーク
       http://ameblo.jp/prthvii-yoga/

プリティヴィヨーガは「大地に繋がり愛と勇気に溢れてくる」イメージのヨーガです。
(子授かり待ちヨーガがおすすめです)
ぷりちゃん、いつも一緒にいてくれてありがとう!!!! 
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3.徳ちゃんのエネルギーの絵
  
ご存知の方も多い及川徳子さんの「波動日記」のカバーの絵です。
わたしが注文を受けて描く、少し未来のその方の「エネルギーの絵」という分野にあたります。
描いたのは確か5年くらい前。徳ちゃんはもうそろそろ卒業です。
いまの状態に合わせて、<秩序のエネルギー>の黄色を強くしてみました。

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この日記も好き(#^.^#)
http://ameblo.jp/golden-universe/entry-12031236584.html

4.シャンティ・ネパール救援募金用の絵
      https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=371318646402691&id=369571506577405

この募金用の絵(向かって右側)を見て、とうもろこしが「のどかでいい」と言って部屋の壁に貼りました。
助けるのではなく、一緒に歩いていきたい。


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5、希望の会 ロゴマーク

希望の会のロゴマークです。体調の優れない中、一生懸命会の活動を手伝ってくださった方が
この絵好きです。ほっとする感じがします。とおっしゃってくださったのが、とてもうれしかったです。

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ロゴや、絵と一緒に、みなさまとともに進めることを、ありがたく、うれしく思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします(#^.^#)



by terasumonnmoku | 2015-05-27 21:00 | アート | Comments(0)

5days ART challenge 2日目

5days ART challenge 2日目

2011年 8月22日~26日に開催した docomo ギャラリーの個展から。


1.FUKUSIMA

今のFBのカバー写真。

恐怖ではなく、愛を送りたいと思って描いた絵です。

これをみて、
「あなたはあなたのままで、ここにいていいのよ。そのままですばらしいのよ。
って言ってくれてるような絵だね」
という感想を寄せてくれた、8歳の女の子がいました。
こどもってすごい。


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2.荒浜の浜辺

震災直後、荒浜で見た光景。
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3.星空プロジェクト・シンボルイラスト

震災の翌年、新聞で取り上げていただきました。
これはうれしかった。
ひとり、ふたり、さんにん、よにん、いっぱいバージョンがあります。

「この絵、たまに猛烈に見たくなるんです」
と、あるとき友達のドラくんが言ってくれました。
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by terasumonnmoku | 2015-05-26 21:00 | アート | Comments(0)

5days ART challenge 1日目

クリスタライズアーティストのるなちゃんから、
5days ART challengeのバトンを受け取りました。

いろいろ考えていると、できなそうなので
いつものように突貫工事でやっちゃいます!

...

「5days ART challengeは、アメリカ発のFacebook企画で、1日3作品を5日間投稿し、
それと同時に素敵なアーティストを紹介していくイベントです」


るなちゃん、バトンタッチありがとう♪*゚
ということで、五日間どうぞお付き合い下さい。

留奈ちゃんの真似をして
一日目は初期作品をアップします。


1枚目の「富士山」

2008年にミクシイのらくがき機能でいたずら描きしていたものを
お世話になっている師匠にいたく褒められました。
それが、ここまで調子に乗るきっかけでした。

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2枚目「あかちゃん」

パンフラワー講師であるわたしの母の超お気に入り。
わたしの絵は、なぜかたまに
特定の人に大変な威力を発揮するのですが、
母の場合はこれでした。
彼女はこの「あかちゃん」を、彼女の周りにいる
たくさんのお友達へのお使い物として、使っていました。

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3枚目は「急がなきゃ!」

二枚目のあかちゃん、が気に入ってしまった母の紹介で
2010年10月、東京人形町の
アートカフェ&バーMaharo というお店で
最初の個展を開きました。
これはそのときのフライヤーに使った絵です。

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by terasumonnmoku | 2015-05-25 21:12 | アート | Comments(0)
蜷川実花さんの色使いが好きです。

その写真展が原美術館でやっているというので、
行ってきました。
学生の頃、よく通っていたこの美術館。
御殿山の閑静な高級住宅街の中、ミャンマー大使館の隣にある。

普段なかなか見られない現代アートを取り上げるので、
気に入ってます。
緑の見えるカフェや、
1938年に建てられ、もとは有名な実業家の私邸だった建物も素敵。



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蜷川実花さんの作品には、「死」の匂いがする。
キリスト教風に言うと、メメントモリ(死を意識せよ)
どこかエロティックな感じのする極彩色の色使いの中に、充溢した生が
ふと見せる「死」。

それとは対照的に、目黒川に散った桜の花びらを
ひたすら撮った墨絵のような作品群や
なまなましく疲れた、本人のポートレイトが
ほかの作品の背後に隠された「死」を際立たせ、
その感覚が、リアルなものであることを教えてくれる。


都市の雑踏に、やわらかくうねる、極彩色の金魚を重ねた映像作品もあって、
それはなんだか「祈り」のようだった。



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追伸*一緒に「空の作品展」に参加してくれた、ともだちの羊のりえちゃんの撮る写真に
たまに、ニナミカ風の色使いのものがあり
それを見るたびにわたしは泣きそうになる。
でも、りえちゃんの作品は本家よりはるかにピュアで
これからは全然違う場所に着地していく予感。



by terasumonnmoku | 2015-04-22 21:00 | アート | Comments(0)

空の色に似てる。

マグリットの空が好きです。

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とうもろこしが生まれ、
慣れない土地での
赤ん坊とのふたりっきりの暮らしを送っていた頃、
(夫は常に大変忙しい人だったので!)

狭い公務員宿舎の壁に水色の模造紙を貼り
ちぎった脱脂綿を貼り付けて
家中に、巨大なマグリット風の空を作っていました。

子供は可愛いし、大好きなんだけど
きっと息苦しかったんだろうなあ。

その空は自分以外の誰の共感も呼ばず
実の母にすら呆れられていましたが

後にアメリカに引っ越して
なにもない素敵な家を、同じように模造紙でデコレートした時には
辛口の母にも大好評でした。

土台がいいと、才能の光り方も違うようです(笑)

昔々「空の色に似てる」という内田善美さんの
詩のような漫画を読んで
空が好きになりました。

空にたくさんの青がある。ということも
雪の降る空をみつめていると
気が狂いそうになるということも
その漫画で初めて知りました。

雪が落ちてくる空には、
「無限」に近いものがある。

今にして思うと、わたしは「無限」が怖かったのです。
その悠久とも、無限とも言える時間の中で、
ひとひらの雪片に過ぎない自分でいることが
ほんとうに怖かった。

だからこそ「空」が好きでした。
空には境目がない。

いまのところ、空の楽しみ方で一番うまくできたのは、
とうもろこしが小さかった頃
大きな窓から、
からだじゅうで「夕暮れ」を見ていた時間でした。

幼稚園の子供達と
だんだん暗くなってゆく空気と、揺れるろうそくの炎と、
徐々に色を変えていく空を、ずっと眺めていた。

日頃うるさいこどもたちが、神聖に見えました。
あれって、かなりアートだったなあ!

昨年、9月に友人4人で開催した「空の作品展」。
今年もまた秋に開くことになりました。
撮る人ごとに、別の空がある。
それはその人自身のように透き通り、
感情を映し出します。

今回は人数も増え、バージョンアップしそうです。
またいろんな表情の空が見られるのが、本当に楽しみ☆彡

わたしだけがなぜか写真ではなく絵なんですけど(笑)
絵がまざると、それぞれの写真も生きるので
それはそれでいいみたい。

少しずつ、また空の絵を描いていこう( ^ω^ )
これから、どんな空に会えるのだろう。
違う空に会うたびに、自分も深くなります。









by terasumonnmoku | 2015-04-15 21:10 | アート | Comments(2)

樹になって遊ぶ。

友人のかなちゃんが、ちょっと早めのお誕生日のお祝いに
仙台市博物館の「樹木礼賛ー日本画に描かれた木と花の美」&
すてきなLunchにご招待してくれた(^○^) 
なんてHAPPY\(^o^)/♪
かなちゃん、ありがとう!!!!!

この特別展の目玉は、円山応挙の描いた国宝 雪松図屏風で
これを見るだけでも、出かけた甲斐があるほどの逸品w( ̄o ̄)w
なにがすごいかというと、格の高い松の、個性を持った生命の力が
躊躇なく、そのままに描き切られていること。

ふつう、絵に描かれている木は
うまく言えないけど、「その木」ではないし
生命のあるものですらない。
存在の影というか、形だけをなぞって中身のない、
タッソー夫人の蝋人形みたいな感じ。

同じ場所に生える、同じ種類の木であっても、一本一本波動は異なり
魂の格のようなものが、全部違う。
でも、それを描き分けられる人はほとんどいない。
波動が見えないせいもあるだろうし、
見えたとしても、
描く人にそれなりの魂の深さや精神力がないと、
例え見えても、描くことができない。
ということが、起こる。
存在感に負けるのだ。

でも、この円山応挙の「松」は違う。
崇高に、生き生きと、自分の意志で世界を生きている。
それも、ライブで。

小さいころ、森のお気に入りの樹の前に座り
樹と一体化して遊ぶ。ということをよくやっていたのだが
応挙の松は、その頃のわたしのお気に入りの樹にそっくりだった。

でも、見ているうちに
徐々にそっくりさは薄らいで行き、
わたしが好きだった樹よりその松はずっと若く
水分も多く、波動も軽やかで
結局似ていたのは、「圧倒的な存在感」と言う部分だけだった。
いずれ強烈に惹かれたことには違いない。
久々に樹になって遊び、超健やかな気持ち(笑)

ちなみに、いまでも当時のお気に入り樹をわたしは覚えていて
会いに行けばすぐそれとわかるし、
その樹とほかの木が波動的にどう違うかも説明できるけど
その樹の名前も、どんな葉っぱを持っていたかも覚えていない(T_T)
わかるのは、それが松じゃなかった。ということくらい。
当時からかたちは全然認識していなかった(T_T)

それにしても、日本画や、日本人の感性と言うのは不思議である。
西洋の油絵などで、樹木が主役になるというのは
ちょっと考えられない。
西欧の人たちにとって自然と言うのは、あくまで人間の背景、環境、道具にすぎないんだと思う。

屏風に描かれた松島の風景だって
どう考えても、空中に浮かぶ巨人の視点から描かれたとしか思えないような構図で
描きたいものを、描きたいように描いているとしか思えない。
なんだかすごく自由。

昔々の日本ではたとえば村で、みんなが理解できないような珍奇な物事に熱中する人を
「奇人」と定義して、別枠で放っておいたり
(だから、宮澤賢治や南方熊楠みたいな、とんでもないひとが時々でたのだろう)
平安の貴族が落ち込んだとき、
部屋に「物忌み」と張り紙をして
おこもりをする。
ようなことが認められていたという記述を本の中に見つけるたびに
そういう、家の中の「縁側」的な逃げ場が、
集団になくなってきたことが
いまの全体の生きづらさの元になっているんじゃないだろうか。と
たまに思う。
日本人はもともとすごくおおらかで、自由なひとたちだったのではないだろうか。

それはともかく、応挙の松はすばらしい。
仙台市博物館のこの特別展は9日までですが
普段は東京日本橋の三井記念美術館というところにあるそうなので
興味のある方はぜひ見てね!



by terasumonnmoku | 2014-11-07 11:23 | アート | Comments(0)
先月から今月の27日まで、多賀城のJUGEMUと言うカフェで
ドリプラ仲間の羊ちゃん、パンダちゃん+ようこちゃんとわたし
と言うメンバーで開いている
空をテーマにした作品展(みんなの写真と私の絵)の
超すばらしい感想を頂いたので、こっそりと丸ごと転載。

(最近こういうのが多い。しあわせ☆彡
前回の朗読会の感想を頂いた時も感激だったけれども、
この超すばらしい感想をくださった方が
お二人とも男性だったことにあらためてびっくりしています。
世の中結構いいところのような気がしてきた!・笑)
念のため、おそらくいちばんがようこちゃん、二番が羊ちゃん、三番がパンダちゃんの
感想と思われます。
パンダちゃんの空には愛がある。とかねて思っていたのだけど
同じことを感じてくださる方がいて、
我が意を得たりとほくほくしちゃいました(^○^) 


以下本文。


主催者と思われる方のご説明書きにもかかれているのですが、

おそらく、みなさんまったくばらばらな感想をお持ちになると思います。

だから、以下は、個人的に、私の感想です。

お一人目の方は、一番、写真に共感してしまいました。

「そうだよね。」、「うんうん。」と思わせられるような雲の写真が

印象的でした。記憶の中のイメージとしてピッタリなのです。

小学生の低学年の頃に母の田舎の海で見た雲、

中学の文化祭が終わって虚脱状態で眺めた雲、昼寝の途中で

屋根の上で見た雲、キリがないのですが、見ていてホッとできる

あの時の雲だと思ってしまいました。どうして、空の写真を見て

そう思うかわかりません。一体これだけの、共感を呼べる雲を

撮影するために、どのくらいの時間がかかったのか、

お尋ねしたくなりました。

お二人目の方は、きちっとしているという印象の作品が多い方です。

そして、空を見上げる視点が感じられる作品だと思いました。

作者が、その場所で、確かに存在して生活している、その発見や感動を

追体験できるという形での不思議な共感を覚えました。この方の空は、

生活の中に登場する空です。作品を見ながら、思わず、あれこれと

ストーリーを組み立ててしまいます。作品を見ていると、活き活きした、

前向きな発想を持てるようにも思いました。おそらく、作者のお人柄が

滲み出ているのでしょう。

三人目の方が、おそらく、今回のイベントの主催者なのだと思うのですが、

「空と遊ぶ」という題にぴったりの作品群です。よくぞ、このようなシャッター

チャンスを逃さなかったなあという感心を、まず持ってしまいます。

空に愛されているようです。この人の作品は、空そのもだと感じました。

無限の空を小さな紙に切り取っているわけですが、狭さを感じさせません。

ここが不思議なところです。自分で空の写真を撮っても、露光やピント

以前に、どうしてもさらに小さな像になってしまって伝えられないのですが、

この方の写真はそれが無いようです。

四人目の方だけが写真ではない作品です。ジャンルとしては絵画という

ことなのですが、手描き以上に手描きの人間らしさ、生き物らしさを感じる

作品群です。西洋画の大作のような細かさ、手数の多さがないことが

成功しているのかもしれません。クレーの絵を突き詰めたような、

要するに、一本の線が繊細なのです。どちらかというと、日本の筆、

書道と親和するかもしれません。勝手に名前をつけた作品、「顔」は

傑作だと思います。

注文というか、希望というか

先ず、作品を識別できるように記号とか番号をふるべきだと思います。

本当は作品に名前があることがベストだと思います。

予算の問題はあるでしょうが、部屋を暗くして、モニターで作品を

鑑賞できたら、また違った感動があるのではないかと思われました。

会場のJUGEMUは、案内表示がないのでわかりにくいです。

多賀城駅を降りて、橋を渡って、45号線を渡りきったら左折して、

ホテルルートイン多賀城駅東の手前を右折して、ホテルの建物の

玄関の反対側に建っているトレーラーハウスです。



by terasumonnmoku | 2014-11-05 21:46 | アート | Comments(0)

真理セラピスト・らくがきすと・即興ピアニスト+社会活動家(過労自死遺族/東北希望の会代表)幼少時より、生と様々な死から多くのことを学んできました。11年のセラピスト経験があり、仕事ではいのちのすばらしさについての、エナジーーワーク的なセッションやワークをしています。頭を現実的に使いながらメルヘンな世界を実現させていきたい。社会問題、スピリチュアルな仕事や宇宙のこと、日常について書いています。


by terasumonnmoku