希望の会の例会の日でした。
今日も新しい参加者の方がいらっしゃいました。
最近仕事で鬱になってしまった方や、そのご家族の方の参加が増えています。
一度かなりのところまで追い込まれてしまうと
すぐに社会に戻るのはなかなか困難です。
10年選手も珍しくはありません。
ご家族だけだと、本当に大変です。
希望の会は労働問題を中心に様々な立場の方が集まって
それぞれの視点で意見が交わされているところが特徴です。
人生はそれぞれのもの。
どんな大きな問題も、どんなにつらくても
その人個人で解決していくしかない。
それは息の長い、自分との付き合いです。
社会的支援につなぐことのほかに希望の会が目指しているのは
それぞれが生きること。
苦しい人も、苦しくない人も
ありのままにともにあること。
誰も否定せず、被害者にも支援者にもならず
尊厳を持った一人の個人として互いに認め合うこと。
少しずつやりたいことがかなってきている例会ですが、
最近、藍の会にお借りしている部屋が狭くなってきたのだけが難点。
いろいろ考えて行かないといけないかもしれません。
これは今日顧問弁護士の土井先生からいただいた
シンポジウムの時の参考資料です。
「会社との関係を改めて検討したほうがいい人の11の特徴」
実際に仕事が原因で鬱を発症した人、
亡くなってしまった人などから先生が集めた資料だそうです。
今年も11月26日(土)に
わたしたちは「過労死防止対策推進シンポジウム」を開催しますが、
当日はこのほかに
具体的にどのような状況になってきたときに、危機が迫っているのか。
生還者はどうやってピンチを抜け出してきたか。
職場の問題が大きくなり始める各段階で
はたで支える人間にはどのような介入が可能か。
についての、討論が行われ、資料配布をする予定です。
関心のあるかたのご来場をお待ちしています!
(用意が整い次第、近日中に告知します)