2015年 05月 29日
5days ART challenge 5日目~家族
5日間にわたって、作品を見ていただきほんとうにありがとうございます。
皆様のお力で、年一度のペースをかかすことなく作品展を開き
たくさんの方に注文を頂き、作品を愛していただけたことに
心から感謝いたします。
怒涛のような月日のなかで、一人では立ち行かないたちゆかないわたしとともに
作品展を作ってくださったみなさま、
2012年3月のドイツ人のモニカさん。
2013年夏の、陶芸家のEiko Sato先生。
2014年のチーム前川のみんな。
ほんとうにありがとう。
特に2012年の3月は、ドイツーイスラエルという紛争の真っ只中で生き、
わたし以上に壮絶な人生体験を持ちながら、、
なおも、暖かな愛や夢に満ちた作品群を作ろうと意思するモニカさんなくしては、不可能でした。
というわけで、最終日となりましたこのチャレンジ、最後のテーマは、「家族」です。
よろこびも悲しみもぜんぶ、家族だったからこそ、ありえたこと。
愛する家族と創るかけがえのない時間のすべてを、ずっと、大切に生きていこう。
1.夫
この絵は、彼の死後3ヶ月くらいのときに、描きました。
涙を流しているのに、
「静かで穏やかなお顔ですね。まるでルオーの絵のようです。
ちかごろは、孫の寝顔の中でしか、こういう表情には出会えなくなりました」
という感想を、見ず知らずの方にいただきました。とても嬉しかったことを覚えています。
特に、慈しみに溢れた素朴なキリストの絵で有名な「ルオー」を引いてくださったところに、しびれました(涙)
10歳の時のとうもろこしです。この絵を10人の友達に見せて歩き、
10人が10人とも、誰の絵か当ててくれました。(親ばかなので、似てなくてもわかったのかもしれませんが!)
二度と描ける気がしないので、この絵は一生大事にしようと思います。
家族なので自分も入れますが、最後に描いたのは(2011年)最高に悲惨でお見苦しいので、
今回は、昔描いた特別美化バージョンをお届けします。
(といっても、顔に三本の線しかないというところは一緒です)
そのうちまた、ニューバージョンが描けることを祈りつつ。
つたないわたしの絵と同様に、これからもわたしたち三人家族を、どうぞよろしくお願い致します!